こんにちは、足場荷揚げ
高速ウインチの
ユニパー株式会社村野です。
足場荷揚げ用高速ウインチUP787「
疾風ウインチ」に相棒が誕生しました。
▲疾風ウインチ シルバーユニアーム 足場荷揚げ革命
高層階の改修工事時に足場を荷揚げする、高速無線ウインチUP787「
疾風」を販売して1年が経ちました。
ご使用頂いているお客様より、ホイスト用のブラケットアームが上手く使えないとお話しをお聞きし問題点を解消する為に専用ブラケットアームUP303「
シルバーユニアーム」を発売しました。
ホイスト用のブラケットアームの問題点
・下置きウインチを使用するとアーム先端に滑車(金車)を付け、下からワイヤーロープを滑車に通して使用しますがアーム先端に下からの力がかかり、軽く旋回ができなかった。アーム間近での荷取りは、大変であった。
・下置きウインチを使用する際に、ワイヤーロープをアーム先端の滑車(金車)通して使用すると下からのワイヤーロープと滑車でターンさせたワイヤーロープが絡んでしまいます。その為に補助滑車を付けて使用しなければいけなかった。
・吊荷を吊った場合、ワイヤーロープによりがある為、吊荷が回転してしまった。
これらを全て解決し、新たな機能をプラスして誕生したのが、「
シルバーユニアーム」です。
▲UP303 シルバーユニアーム
シルバーユニアームの特長
・旋回軸に特殊ベアリングを内蔵しておりアームが軽く振れ、アーム間近でも安全に荷取りができます。
・介錯ロープをガイド代わりにし、吊荷を揚げる事ができます。
・介錯ロープに沿って吊荷が上がるので、吊荷の回転を防ぐ事ができます。
▲疾風ウインチ・シルバーユニアーム設置説明
▲シルバーユニアーム 介錯ロープガイドシステム
▲介錯ロープをガイド代わり使用できます。ピンクのラインが介錯ロープです
▲介錯アーム取り付け
シルバーユニアーム本体(一側足場・次世代足場にも取付可能)
UP787疾風足場ウインチ・UP303シルバーユニアーム 足場荷揚げ 介錯ロープ荷揚げシステム
▲介錯ロープをガイドにした動画
UP303
シルバーユニアームの9つのこだわり
▲シルバーユニアーム 9つのこだわり
① シルバーユニアーム旋回軸
旋回軸に特殊ベアリングを内蔵、アームの旋回が軽く振れ、アーム間近での荷取りも安全にできます。
② 下部滑車装備
回転軸の真下からワイヤーロープを侵入させる事でアームの振れがかたよらない構造になっています。ウインチをアームの真下に設置した場合は、補助滑車は不要です。
③ 介錯アーム
アーム本体に簡単取付、取外しは安全のためロックピン解除をして取外し、細かいボルトナットを使用していませんので取付、取外しに部品を落下させない安全設計。アーム先端に介錯ロープを取付て使用します。
④ 介錯ロープ
介錯アームに取付けて、介錯ロープをガイド代わりにし、吊荷を揚げる事ができます。
⑤ 補助ロープ
吊りフックと介錯ロープを補助ロープで繋ぐ事で、フックが介錯ロープに沿って上下します。
⑥ 固定クランプ
一側足場、次世代足場のポケットをかわして設置できます。クランプの交換も簡単にできます。
⑦ ラッチロックフック(大)
介錯ロープをガイド代わりする場合、フックと介錯ロープを繋ぐ⑤補助ロープの外れ防止のためにラッチロックフックを使用します。吊荷は直接このラッチロックフックには吊りません。
⑧ ラッチロックフック(小)
⑦ラッチロックフック(大)の下にラッチロックフック(小)をリング等を用いて入れ、それに吊荷を吊ります。
⑨ シャックル式の滑車(金車)
吊荷を巻揚げ過ぎた際の安全の為、シャックルのシーブ径100mm以上の滑車を推奨します。
※フック式の滑車は巻揚げ過ぎた際に外れる可能性があるのでお勧めできません。
安全と効率を考えて作られたシルバーユニアームの使い心地を是非体験してみて下さい。
▲疾風ウインチ シルバーユニアーム使用現場
▲疾風ウインチ シルバーユニアーム使用現場
足場荷揚げ用疾風ウインチと
シルバーユニアームの詳細は
ユニパーホームページをご覧下さい。