足場ウインチ・無線高速ウインチ・荷揚機・瓦揚機・ボード揚げ機・簡易リフト小荷物用昇降機 ブログ

足場ウインチ・無線高速ウインチ・荷揚機・簡易リフト・小荷物昇降機を企画製造するユニパー株式会社社長のブログ

新型足場ウインチ「疾風(はやて)」UP788


▲UP788疾風ウインチの製品説明の動画

安全はユニパーの願い ~UP787A疾風 安全その2~

2020-10-26 16:12:39 | 安全機能
こんにちは、足場荷揚げ高速ウインチユニパー株式会社営業部二藤です。
「安全はユニパーの願い」。これを合言葉にして、日々モノづくりに励んでおります。

前回に引き続き、「UP787A疾風(はやて)」の安全機能の残りの3つについてお話しします。
安全な現場作業を考えた上で、前回の特許取得の「過巻防止スリップ機能」と同様に、非常に重要な機能となります。現場事故をひとつでも減らす為に、是非とも皆様には知っておいて頂きたい安全機能です。

1つ目は無線リモコンの「緊急停止機能」になります。こちらは無線タイプのみの装備となります。
万が一、ウインチの異常を感じたらすぐさま緊急停止が可能な停止ボタンを装備してます。電装ボックス内のブレーカーが落ち、完全に電気の流れを遮断出来ます。緊急停止後は電装ボックス内のブレーカーを上げるだけで、速やかに運転開始が可能となります。

2つ目は「手動降下機能」です。
現場地域や施工建物での急な停電やウインチ故障などの時、吊荷が止まったままの状態で非常に危険です。ウインチ本体側面にあるキャップを外し、六角レンチでひとまず安全な場所まで下ろし、取り込むことが可能です。

3つ目は電装ボックス内に「漏電ブレーカー」を内蔵しております。
ウインチ使用中に発生した電気事故でも未然にブレーカーが落ち、事故を未然に防ぎます。また、ある一定の時間に20A以上(定格15A)の電流が流れた場合でも、自動にブレーカーが落ちます。ウインチが原因の電気事故扱いや、工事停止による工期の遅れ等を未然に防いでくれます。

【ユニパー】UP787A疾風ウインチ 取扱説明動画

UP787A疾風(はやて)の安全機能はこちらをご覧ください


元請工事会社様より「過巻防止スリップ機能」を含めた4つの安全機能は大変評価頂いております。
当たり前の話しですが、「安全」が当たり前の時代が来ました。どんなに機能スペックが優れていても、今は「安全」>「機能」が優先の時代です。



「安全はユニパーの願い」
この言葉を胸に、これからも社員一同モノづくりに励みます。

次回は、「UP787A疾風(はやて)」と組み合わせて使用する事により、より一層の作業効率アップを図る、特許取得の専用ブラケットアーム「シルバーユニアーム」についてお話します。


〒224-0044 神奈川県横浜市都筑区川向町957-31
足場用高速ウインチ・荷揚機・瓦揚機(瓦上機)・簡易リフトの企画製造 ユニパー株式会社
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安全はユニパーの願い ~UP787A疾風 安全その1~

2020-10-13 18:30:18 | 安全機能
こんにちは、足場荷揚げ高速ウインチユニパー株式会社営業部二藤です。
「安全はユニパーの願い」。これを合言葉にして、日々モノづくりに励んでおります。

今回は、足場用ウインチ「UP787A疾風(はやて)」の安全設計をご紹介させて頂きます。
弊社はウインチ専門メーカーとして57年になります。
瓦揚げ機に始まり、太陽光パネル、住宅建材の荷揚げ機。店舗・工場仮設リフト、大型ダム仮設リフト、鉄道会社の法面工事など、各種リフトやウインチを⾧年開発しておりました。
数年程前より足場関係者様から、「足場にも適したウインチの開発を」との要望が高まり、「UP787A疾風(はやて)」の開発に至りました。

疾風」には特許取得の安全機能を含む、4つのこだわりの安全機能が搭載されています。
今回はその中の1つ、特許取得の「過巻防止スリップ機能」をご紹介します。
今、大変注目頂いてる安全機能で、全国何処かの現場で事故が起こるたびにお問合せ頂く機能です。


UP787A疾風(はやて)の過巻防止スリップ機能動画


当然のことですが、建設現場でのコンプライアンスは年々厳しくなり、安全への意識や取り組みもより一層高まっています。
まず、足場部材の吊り揚げ時の注意事項として、次の3つの項目が挙げられます。

①吊荷の巻揚げ過ぎ (衝突事故、吊荷落下、ワイヤーロープ切断 等)
※見えにくい現場、注意意識の低下時に最上部のブラケットアームの滑車に吊荷を衝突させてしまう。
②吊荷の引掛り (吊荷落下、ワイヤーロープ切断、建物・足場部材の損傷 等)
※人身事故、損害賠償責任にも繋がる可能性があります。
③吊荷のオーバーロード(ワイヤーロープ切断、ウインチ故障 等)
※オーバーロード=ウインチ規定重量以上の吊り揚げ行為です。
※天候など様々な理由で工期日程が押し、つい無理をして規定以上の部材を吊ってしまう。

この3つの項目を未然に防止するのが、昨年12月に特許取得した「過巻防止スリップ機能」です。ウインチ巻揚げ時に①~③の理由で、定格150%以上の負荷が掛かるとウインチのギア/クラッチが滑り、空回りをしてドラムの回転停止。これ以上の巻揚げ動作をストップさせます。
例えるなら、皆様ご存じのインパクトレンチでボルトを締め過ぎた時に、「カリカリカリ」と音を立ててクラッチが滑り、空回りしてこれ以上締まらない。あの原理と同様の機能です。
過巻防止スリップ機能が発動したら速やかに運転を止め、巻き下げ方向にて簡単に解除出来るのも特徴です。解除後は即座に操作再開が可能となります。但し、万が一の安全装置ですので、常時使用は出来ません。

2020年7月の大阪建設資材展でも、「過巻防止スリップ機能」は大変評価いただきました。
「業界最速35m/分以上は求めない」「吊荷重量も130㎏あれば十分」との声もありました。
「常に安全に特化したメーカーであり続けて欲しい」との声が多数寄せられました。


「安全はユニパーの願い」
この言葉を胸に、これからも社員一同モノづくりに励みます。

次回は、「UP787A疾風(はやて)」の安全機能の残りの3つについてお話しします。


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PV EXPO 2015 荷揚げ機展示の様子


ユニパーの荷揚げ機の詳細はこちらをご覧下さい。

荷揚げ機のユニパー プロモーションムービー


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