こんにちは、足場荷揚げ高速ウインチのユニパー株式会社営業部二藤です。
「安全はユニパーの願い」。これを合言葉にして、日々モノづくりに励んでおります。
今回は、足場用ウインチ「UP787A疾風(はやて)」の安全設計をご紹介させて頂きます。
弊社はウインチ専門メーカーとして57年になります。
瓦揚げ機に始まり、太陽光パネル、住宅建材の荷揚げ機。店舗・工場仮設リフト、大型ダム仮設リフト、鉄道会社の法面工事など、各種リフトやウインチを⾧年開発しておりました。
数年程前より足場関係者様から、「足場にも適したウインチの開発を」との要望が高まり、「UP787A疾風(はやて)」の開発に至りました。
「疾風」には特許取得の安全機能を含む、4つのこだわりの安全機能が搭載されています。
今回はその中の1つ、特許取得の「過巻防止スリップ機能」をご紹介します。
今、大変注目頂いてる安全機能で、全国何処かの現場で事故が起こるたびにお問合せ頂く機能です。
当然のことですが、建設現場でのコンプライアンスは年々厳しくなり、安全への意識や取り組みもより一層高まっています。
まず、足場部材の吊り揚げ時の注意事項として、次の3つの項目が挙げられます。
①吊荷の巻揚げ過ぎ (衝突事故、吊荷落下、ワイヤーロープ切断 等)
※見えにくい現場、注意意識の低下時に最上部のブラケットアームの滑車に吊荷を衝突させてしまう。
②吊荷の引掛り (吊荷落下、ワイヤーロープ切断、建物・足場部材の損傷 等)
※人身事故、損害賠償責任にも繋がる可能性があります。
③吊荷のオーバーロード(ワイヤーロープ切断、ウインチ故障 等)
※オーバーロード=ウインチ規定重量以上の吊り揚げ行為です。
※天候など様々な理由で工期日程が押し、つい無理をして規定以上の部材を吊ってしまう。
この3つの項目を未然に防止するのが、昨年12月に特許取得した「過巻防止スリップ機能」です。ウインチ巻揚げ時に①~③の理由で、定格150%以上の負荷が掛かるとウインチのギア/クラッチが滑り、空回りをしてドラムの回転停止。これ以上の巻揚げ動作をストップさせます。
例えるなら、皆様ご存じのインパクトレンチでボルトを締め過ぎた時に、「カリカリカリ」と音を立ててクラッチが滑り、空回りしてこれ以上締まらない。あの原理と同様の機能です。
過巻防止スリップ機能が発動したら速やかに運転を止め、巻き下げ方向にて簡単に解除出来るのも特徴です。解除後は即座に操作再開が可能となります。但し、万が一の安全装置ですので、常時使用は出来ません。
2020年7月の大阪建設資材展でも、「過巻防止スリップ機能」は大変評価いただきました。
「業界最速35m/分以上は求めない」「吊荷重量も130㎏あれば十分」との声もありました。
「常に安全に特化したメーカーであり続けて欲しい」との声が多数寄せられました。
「安全はユニパーの願い」
この言葉を胸に、これからも社員一同モノづくりに励みます。
次回は、「UP787A疾風(はやて)」の安全機能の残りの3つについてお話しします。
「安全はユニパーの願い」。これを合言葉にして、日々モノづくりに励んでおります。
今回は、足場用ウインチ「UP787A疾風(はやて)」の安全設計をご紹介させて頂きます。
弊社はウインチ専門メーカーとして57年になります。
瓦揚げ機に始まり、太陽光パネル、住宅建材の荷揚げ機。店舗・工場仮設リフト、大型ダム仮設リフト、鉄道会社の法面工事など、各種リフトやウインチを⾧年開発しておりました。
数年程前より足場関係者様から、「足場にも適したウインチの開発を」との要望が高まり、「UP787A疾風(はやて)」の開発に至りました。
「疾風」には特許取得の安全機能を含む、4つのこだわりの安全機能が搭載されています。
今回はその中の1つ、特許取得の「過巻防止スリップ機能」をご紹介します。
今、大変注目頂いてる安全機能で、全国何処かの現場で事故が起こるたびにお問合せ頂く機能です。
▲UP787A疾風(はやて)の過巻防止スリップ機能動画
当然のことですが、建設現場でのコンプライアンスは年々厳しくなり、安全への意識や取り組みもより一層高まっています。
まず、足場部材の吊り揚げ時の注意事項として、次の3つの項目が挙げられます。
①吊荷の巻揚げ過ぎ (衝突事故、吊荷落下、ワイヤーロープ切断 等)
※見えにくい現場、注意意識の低下時に最上部のブラケットアームの滑車に吊荷を衝突させてしまう。
②吊荷の引掛り (吊荷落下、ワイヤーロープ切断、建物・足場部材の損傷 等)
※人身事故、損害賠償責任にも繋がる可能性があります。
③吊荷のオーバーロード(ワイヤーロープ切断、ウインチ故障 等)
※オーバーロード=ウインチ規定重量以上の吊り揚げ行為です。
※天候など様々な理由で工期日程が押し、つい無理をして規定以上の部材を吊ってしまう。
この3つの項目を未然に防止するのが、昨年12月に特許取得した「過巻防止スリップ機能」です。ウインチ巻揚げ時に①~③の理由で、定格150%以上の負荷が掛かるとウインチのギア/クラッチが滑り、空回りをしてドラムの回転停止。これ以上の巻揚げ動作をストップさせます。
例えるなら、皆様ご存じのインパクトレンチでボルトを締め過ぎた時に、「カリカリカリ」と音を立ててクラッチが滑り、空回りしてこれ以上締まらない。あの原理と同様の機能です。
過巻防止スリップ機能が発動したら速やかに運転を止め、巻き下げ方向にて簡単に解除出来るのも特徴です。解除後は即座に操作再開が可能となります。但し、万が一の安全装置ですので、常時使用は出来ません。
2020年7月の大阪建設資材展でも、「過巻防止スリップ機能」は大変評価いただきました。
「業界最速35m/分以上は求めない」「吊荷重量も130㎏あれば十分」との声もありました。
「常に安全に特化したメーカーであり続けて欲しい」との声が多数寄せられました。
「安全はユニパーの願い」
この言葉を胸に、これからも社員一同モノづくりに励みます。
次回は、「UP787A疾風(はやて)」の安全機能の残りの3つについてお話しします。
〒224-0044 神奈川県横浜市都筑区川向町957-31
足場用高速ウインチ・荷揚機・瓦揚機(瓦上機)・簡易リフトの企画製造 ユニパー株式会社
HP https://www.uniper.co.jp/
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TEL 045-471-0015
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