ウェネトさまの館

ようこそいらっしゃいました。
ビスうさ・ウェネトと申します。
どうぞごゆるりとおくつろぎ下さいまし。

花器のある風景(泉屋博古館)

2025年02月13日 22時30分02秒 | 展覧会・美術関連

泉屋博古館東京「花器のある風景」を観たのでございます。
https://sen-oku.or.jp/program/t_20250125_flowercontainers/
(ホールのみ写真撮影可)

住友コレクションから、花器と花器が描かれた絵画の展示で、前・後期合わせて105点+参考出品12点。
華道家・大郷理明から寄贈された花器コレクションのみ一部展示替えあり。

構成は以下の通り。気になった作品もリスト順に。

★ホール
この2点のみ写真撮影OKじゃよ。

《菊花形藤花図壺》初代宮川香山

《青華紅彩桃樹文耳付花瓶》初代宮川香山

【第1章:描かれた花器】展示室1

《花卉・文房花果図巻》村田香谷
四季の花々や果物、文房四宝、青銅器や陶磁器、2匹の金魚が泳ぐガラスの器など、様々なものが描かれて楽しい。

《春花図》原在中・原在明 画/冷泉為泰・冷泉為章 賛
本展のメインビジュアル。父と息子の合作で、父・在中は牡丹満載の水盤を、息子・在明は数種類の花を生けた手籠を描いておるのじゃ。

《玉堂富貴図(三幅対のうち)》椿椿山
竹を編んだ吊り籠から、緻密に描かれた花々があふれて華やか。

【第2章:茶の湯の花器】展示室2

《青磁浮牡丹不遊環花入》
頸部に不遊環をくわえた龍の頭。胴部に蓮の花。

《青磁筍花入》
筍のような弦文。青磁の色が綺麗。

《古銅象耳花入 銘 キネナリ》
古代の青銅器チック。両側の象形の耳と、饕餮風の怪獣文がツボ。

《砂張舟形釣花入 銘 松本船》
吊り下げられた船のような形。室町時代の茶人・松本珠報が所持していたそうな。

《高取花入 銘 出山》
斜めに大きく交差させた篦目がダイナミック。

【第3章:受贈記念「大郷理明コレクションの花器」】展示室3

《龍文壺》秦蔵六
一対の鐶耳が付いた、まるっとした壺形花器。緻密な文様帯がネックレスをつけているようで可愛い。

《芙蓉龍流足薄端》栄清
大きく開いた花弁の器を、クネクネくねった龍が持ち上げておりまする。

《龍文太鼓胴鐶耳唐子足薄端》
3人の唐子が平太鼓を持ち上げており、太鼓の正面に旋回する龍、裏面に鳳、周囲に様々な文様。
独立ケースに入っておるゆえ、全面観られまする。

《木目地杵形兎耳薄端》光齋
両側の持ち手が、杵に飛びつくウサギさんじゃ。

《紫銅牛形薄端》横河九左衛門
薪を背負って運ぶ牛の形。牛も、枯れ枝の束もたいそうリアル。
独立ケースで、ぐるっと観られまする。

【第4章:花入から花瓶へ -近代の花器-】展示室4

《色絵花鳥模様花瓶》幹山伝七
胴に花々、口縁と下部に亀甲文と金彩の雲唐草、両側に環を咥えた獅子もおる。

《色絵金彩花鳥模様耳付花瓶 1対》幹山伝七
目に飛び込む鮮やかピンク。当時のヨーロッパで好まれそうな華やか和洋折衷。

《餅花手瓶薔薇図》梅原龍三郎
耳付きの青い花器に、ピンクと薄緑のバラが生けられた絵画。

様々な花器、興味深うござりました。
実際に花は生けられてはおらぬが、自分ならどんな花をどう行けるか想像したり。
一部の作品には花を生けた写真が添えられており、その変化に驚いたり。

会期は3月16日までじゃが、一部展示替えがございます。
前期は2月16日まで、後期は2月18日からじゃよ。

さて昨日は、まちかんさんとデニーズへ。
わたくしは2日続けてのキャラメルハニーパンケーキで、今回はバニラアイスを追加したのじゃ。おほほ

まちかんさんから、今年も手作りの美味しいお味噌とゆず茶の他、チョコレート菓子と、録画(!)を頂きました!
Echoesロス、Novaくんロスゆえ嬉しいぞよ~!うるうる

そして昨日の夜は、2月の満月スノームーンでありました。

★おまけ画像
松屋でモーニング。ツユだく、ご飯は大盛りじゃ~。


千葉プチ旅行★ホテルシュランザ幕張ベイ

2025年02月11日 20時33分00秒 | 展覧会・美術関連

前回のブログの続きでございます。
羽生結弦アイスストーリー第3弾『Echoes of Life』千葉公演を観たブログはこちら↓)
https://blog.goo.ne.jp/unut/e/d49c6fb977c2e857936f003cb945e18a

千葉公演の初日チケットが取れてすぐさま、公演の前日から2連泊すべく、LaLa arena TOKYO-BAYのある南船橋駅近辺のホテルを探したのじゃ。

南船橋、ららアリや大きなショッピングセンターがあるにもかかわらず、ホテルは全く見つからんかった。なにゆえじゃ~。

で、ちょっと先の海浜幕張で探したらば、駅から1番近くて、大浴場があって(これ重要)、お手頃価格の、まだ新しいホテル発見!

ホテルシュランザ幕張ベイ

★場所
海浜幕張駅から徒歩2分。1階にはコンビニのローソンもあって便利じゃよ。

道路を隔てたお向かいは、三井アウトレットパーク幕張

★ロビー
こじんまりしたロビー。この右手に、こじんまりしたフロントがございます。

★お部屋
シングルルームも17㎡とこじんまりじゃが、明るくて綺麗じゃよ。

枕は2種類あり、低くて柔らかい枕があるのが助かりまする。
浴室にバスタブはなくシャワーのみじゃが、大浴場があるゆえ問題なし。

窓からの眺め。左に線路が見えまする。

朝日も見えまする。

アメニティのお飲み物は、コーヒー、緑茶、お水。

おねまきは紺色の半袖パジャマ。これを着て大浴場へ行ってよいのじゃ。

お部屋は狭いが椅子とテーブルもあり、色々買ってきて食べたのじゃ。

美味しくて買い足したシーラカンスチョコモナカを持参し、Novaくんと食べたりも。

★大浴場
最上階の9階にございます。
アメニティはボディタオルとヘアゴムの他、シートマスクがあるのが嬉しい。

大浴場は男女入替制で、午前中は檜の和風風呂、午後は大理石の洋風風呂じゃった。
どちらも露天風呂があり、夜は月や星が見えたぞよ。

湯上り処では、アイスキャンデーやお茶も無料で頂けるのじゃ。

バニラアイス、滞在中に何本食べたかは聞かないでくださいまし。

★レストラン
1階に2店あり、館内にも路面にも入口がございます。
モーニングは、どちらか選べるのじゃ。

・かつ波奈
とんかつのお店。

モーニングは、揚げもの食べ放題+和洋バイキングじゃ。

揚げ物は注文してから揚げてくださるので、揚げたてを好きなだけ食べられまする。
朝の6時半から揚げ物をたらふく食べられて嬉しいのぅ。
お供のEは、家で揚げ物は作らぬからのぅ。(E:ひとりなのに揚げ物作るのは面倒なんですっ!)

大きなロースカツも、

海老フライもバンバンおかわり。海老、何本食べたかは聞かないでくださいまし。

デザートがヨーグルトとナタデココだけなのが寂しい。
ウェネト的には、ヨーグルトはデザートではないのじゃ。

ドリンクは、紙コップでお部屋にも持って行けまする。
Novaくん、ブラックコーヒーをどうぞ。

・鮨 波奈本店別邸
江戸前寿司のお店。

ランチで利用。旬のおまかせにぎり御膳は、クロムツの南蛮や茶碗蒸しも付いておった。

どちらのお店もデザートはないので、近くで食べたのじゃ。
三井アウトレットパークで、クレープが美味しいジェラートピケカフェ発見。

水色ソフトは、あっさりさっぱり。

クレープも食べたのに、その時はコンデジをホテルの部屋に置き忘れて、写真は撮れず(涙)

駅の反対側のココスでは、パフェの他に、キャラメルプリンワッフルも食べたのじゃ。

ワッフルにプリンとバニラアイスとキャラメルソースとホイップクリーム、最強じゃの。
わたくしが行く都内のココスにはワッフルはありませぬが、全店で出して欲しいのぅ。

いちごのトリプルアイスパフェはこちら。

そんなこんなで、結弦くんの公演を堪能し、ホテルの大浴場を何度も利用してリラックスし、楽しい2泊3日でありました。
ららアリでまた公演を観る機会あらば、このホテルを利用しようかの。

ちなみにホテル内で、結弦くんグッズを身に着けたお方を何人もお見かけいたしました。
ここに泊った方も多かったんじゃのぅ。


「Echoes of Life」千葉公演 初日(ららアリーナ)& 大千秋楽(ライブビューイング)【追記あり】

2025年02月10日 21時00分00秒 | 羽生結弦くん

2月7日、羽生結弦アイスストーリー第3弾『Echoes of Life』千葉公演(LaLa arena TOKYO-BAY)初日を観たのでございます。
https://echoesoflife.jp/

昨年12月に埼玉公演の最終日を、たまアリの最前列で観て、素晴らしさに記憶も飛んだゆえ、今回どうしても会場で観たかったのじゃ。
(ちなみに埼玉楽日のブログはこちら↓)
https://blog.goo.ne.jp/unut/e/13dfc57866cbcea8c6f89ddbae5f135c

熾烈なチケット争奪戦、9日の大楽は落選続きじゃったが、7日の初日は第4希望のスタンドSS席2(ロングサイド)で何とか当選!

日帰りもできる距離なれど、公演の前日から2泊、海浜幕張のホテルを確保し、前日はホテルの大浴場でダラダラしたりなど体力気力を充電し、当日に備えたのでございます。
(ホテルのレポは次回書きまする)

ららアリは初めてじゃが、Echoesグッズを身に着けた方々が続々と向かっておるゆえ、方向音痴のわたくしでも迷う事なく到着。

まずは物販会場のサブアリーナで、本公演で追加発売されるグッズ購入じゃ。

購入時間も事前に抽選で決められており、今回は最終から2番目の15時。
メインビジュアルTシャツは既に売切れじゃったが、フラッグは買えた!

TELASAのブースでは、見放題プラン加入者限定のメモリアルステッカー頂いたのじゃ。
公演日と会場名が入っており、良き記念になりまする。

15:30、続々と入場。
入口で頂いた東和薬品のクリアファイル(下段左)や、ファイテンのチラシなど。
クリファは埼玉公演で頂いたものとは別バージョンで、嬉しゅうござります。

今回のお席は2階。205扉から入場じゃ。

ロングサイドのほぼ中央、観やすいお席で良かった~。ホッ
埼玉は最前列で結弦くんがはっきり見えたし、今回は素晴らしいプロジェクションマッピングや照明がはっきり見えそうじゃ。

席から見た正面。

ステージ側。

ショートサイド側。

雪肌精のCFで映し出された結弦くん。美肌じゃ。

中国からいらしたファンの方に、お手製の素敵なお土産いただきました。謝謝!

4階までみっしり満員御礼の中、いよいよ開演じゃ。
セットリストは埼玉公演のブログに書いたものと同じなので省略。

結論から申しますると、ノーミスパーフェクトで、今までの公演を更に超える素晴らしさに感動の嵐じゃった。

埼玉公演も最高だと思うたが、結弦くんはMIKIKO先生に表現面でダメ出しされ(MIKIKO先生に出会えて本当に良かったのぅ)、広島公演では表現や身体の使い方など格段に進化したものの、ジャンプが決まらず相当悔しい思いをしたのか、とんでもなく過酷なトレーニングを積み重ねたのじゃ。

埼玉公演からわずか2ヶ月で、30歳の人間(本当に人間?)が技術も表現も体力もここまで進化できるんじゃろかと、驚愕したぞよ。
千葉はこれまでよりリンクも狭く、ジャンプなど大変だったに相違ないが、最初から失敗する気配が全くなく、全て成功。

《Utai》の美しさはますます人間離れし、《Mass Destruction》(通称マスディス)はダンスの進化が一目瞭然、ピアノコレクションでは各音楽との同調も最高じゃった。

スカルラッティの始まりの無音の中での4Tと《バラ1》は手に汗握ったが、見事じゃった。
《バラ1》が始まる前、暗闇で4T-eu-3Sを決めたのがはっきり見え、思わず叫びそうになったぞよ。

朗読で舞う《Eclipse/blue》は、可動域を生かし切ったしなやかさと緩急に目が釘付けじゃったし、《Danny Boy》は今まで観た中で一番美しくて涙。
その他も全て進化しておった。

観客であるわたくしも、ちょっとだけ進化したのじゃ。
埼玉公演の時は、予備知識はストーリーブックのみじゃったが、使われている数曲が、結弦くんが夢中になったゲームの曲と知り、ゲームの大まかな内容などを把握。

例えば《マスディス》の、自分の頭を銃で撃つ振りが、ゲーム「ペルソナ3」でペルソナを召喚する動作という事や、衣装もゲームのキャラクターに寄せている事を知ったり。

聴いた事ないが美しい曲じゃと思うた《全ての人の魂の詩》も「ペルソナ3」の曲で、ベルベットルームの事を知ったりなどなど。

衣装についても同様じゃ。
『装苑』2025年3月号の特集「衣装と個性 特別な一着」で、今回の衣装の素晴らしさを最認識。
Echoes of Life衣装展、ぜひ開催して欲しいものよのぅ。

そそ、アンコールという名の第3部、素に戻って登場した結弦くんのお顔がぽやぽやで、Novaくんと全く別人でビックリ。

力を振り絞ったアンコール3曲も、周回の《私は最強》も良かった。
わたくしもフラッグ振りつつ「結弦くん、ありがとう~!!」と叫んだのでございます。

感動の公演の後、とてもシラフでは戻れぬゆえ、ココスで糖分補給じゃ。
いちごのトリプルアイスパフェをお願いいたしまする~。

アイスはベルギーチョコアイス、ストロベリーシャーベット、バニラアイス。
ガトーショコラやチョコプリンなども入っておる。
結弦くんがお菓子断ちをしておるのに、すまぬのぅ。エヘ

ホテルに戻り、大浴場で湯船に浸かり、無料のアイスを食べ、素晴らしかった公演の余韻に浸ったのでございます。

となると、やはり落選した9日の大千秋楽も、どうしても観たい!
昨日の朝まで、機材解放席の先着チケットが出るやも・・・と待っていて(結局出なかった・涙)、ライブビューイングのチケットは申込んでおらんかったのじゃ。

が、都心でもまだ席のある映画館を見つけ、観に行ったのでございます。

行って本当に良かった!
7日がパーフェクトで疲労困憊だった結弦くん、中一日で回復できるか危惧したが、何と7日を更に越えてきて、全てが完璧じゃった。

最初から最後までずっとゾーンに入ってて、全ての曲が素晴らしく、魂の滑りに号泣じゃった。
この日も暗闇で4T-eu-3S飛んだのがバッチリ映ってて、カメラさんグッジョブ。

アンコールもキリッとしたお顔で登場し、疲れを全く感じさせんかった。
《Let Me Entertain You》で観客に振りをご指導する時だけ、お手振り何回目か分からなくなって、ペルソナ召喚ポーズしちゃう結弦くんにクスッとなったが、演技はノーミス完璧。

アンコール3曲のうち2曲目は日替わりで、観に行った埼玉も千葉の初日も《阿修羅ちゃん》じゃったが、大楽は過酷な《MEGALOVANIA》をキレキレでノーミス完璧。

《SEIMEI》も気迫に溢れ、《私は最強》もキレキレで、7日にはなかった高速スピンやY字スパイラルなども披露し、屋根が吹き飛ぶ大歓声。

結弦くんが公演後の取材で「もう、これ以上ないなって言う出来で締めることができた。」と語った通り、努力が報われて満足できる演技ができ、怪我もなく完走できて本当に良かった。

でも結弦くんの事じゃから、これからも努力を重ねて進化して、次回これを越えるアイスストーリーを見せてくれるに相違ない。

Novaくんが大好きになったわたくし、既にNovaくんロスじゃが、『Echoes of Life』は規模も大きいし、追加公演は無理かのぅ(涙)
大楽の円盤化、ぜひぜひお願いいたしまする~!

そして明日11日は、全国の映画館で大楽のディレイビューイングがございます。
大画面で観られる最後のチャンス、本当にお勧めですぞ!
わたくしもチケットはまだ購入しておらぬが、何とか都合をつけて観に行く所存。

★おまけ画像
大好きなNovaくんのアクスタを、大好きな灯り作家・金井一郎の灯りに置いてみたらば、とっても合う~♪
金井氏は以前から「自分の作品で遊んでほしい。」と仰っていたからの。
次回の個展で、電柱の灯りシリーズでNovaくんにピッタリサイズがあれば、絶対買いますぞ。

★【追記】2月11日
大千秋楽のライブビューイングがあまりにも素晴らしかったゆえ、本日ディレイビューイングも観に行ったのでございます。

技術的にも芸術的にも全てが最高で、フィギュアスケートの歴史に残る傑作なれど、映画館の大画面で観られる機会はもうないであろうからの。

ディレイビュではまた新たな発見もあり、観れば観るほど素晴らしい公演じゃ。
《Danny Boy》では涙をこらえきれず、むせび泣いてしもうた。

映画館はほぼ満席で、皆さまノリが良く、アンコールで結弦くんが「フラッグ」と言ったと同時にフラッグ出して振り振りしたり(もちろんわたくしも)、《Let Me Entertain You》ではコーレス&振り付けも完璧で、本当に楽しゅうござりました。

切望した追加公演もないようじゃし、これが最後なんて本当に寂し過ぎる~!Novaくんにまた会いたい~!

感動と寂しさに心の中で号泣しつつ、デニーズでキャラメルハニーパンケーキを貪り食べたのでございます。


へびの憩う空き地(慶應義塾ミュージアム・コモンズ)& カフェ八角塔

2025年02月05日 20時20分20秒 | 展覧会・美術関連

慶應義塾ミュージアム・コモンズ「へびの憩う空き地 KeMCo新春展2025」を観たのでございます。
https://kemco.keio.ac.jp/all-post/20250109/
(一部を除き写真撮影可)

慶應義塾大学三田キャンパス、かようなミュージアムがあるとは、今まで全く知らなんだ。

本展は、2025年の干支である「巳」がテーマ。
展示数は47点と小規模なれど、「へび」にまつわる様々な作品や資料がございます。

展示室は3階じゃよ。まずは会場1。へびの矢印が可愛いのぅ。

会場はこんな感じ。

構成は以下の通り。気になった作品などもリスト順に載せまする。

【動物界のへび】
『動物誌(四足動物)』コンラート・ゲスナー 1606年

《アオダイショウの骨格標本》


 
【うたとへび】
《虫の歌合》[居初つな] [江戸前期]写
一部分のアップも載せるぞよ。


 
【恐ろしげなへび】
『へび女』楳図かずお 2005年
写真撮影は不可。お供のEは、昔読んだ楳図かずおのホラー漫画は本当に怖かったと申しておる。

《児雷也豪傑譚語》歌川国貞(三代目豊国) 嘉永5(1852)年


 
【象徴するへび】
《しん板おもちゃ十二支》佐次郎

《へびの装飾品》

《マランガン儀礼用装飾板》20 世紀初頭(収集)

《普賢菩薩像》13世紀


 
【明治のへび】
《巳日記》松平(深溝)家 明治2(1869)年


 
【物語のへび】
《近江八景図柄鏡》松岡豊前守藤原政重 18 世紀

《七夕の本地》朝倉重賢 [江戸前期]写
一部分のアップも載せまする。


 
【想起させるへび】
「政海の産物」『東京パック』2巻14号より 北沢楽天 1906年
面白過ぎるお顔のアップもどうぞ。


 
【舞踏とへび】
ここは写真撮影不可じゃが、記録映像や記録写真など。

お次は会場2じゃ。こちらは体験コーナーがございます。

「空地の御朱印2025」は、用意されたポストカードに、御朱印風の特製スタンプを押して持ち帰れるのじゃ。

「デジタルへびみくじ2025」は、お気に入りのへびを選んでクリック。
大吉が出た~♪

他にも、願い事を書いてパブリックアートを作るコーナーなどもあり。

へびをテーマにした展覧会を観るのは初めてで、楽しゅうござりました。
ここでは毎年かような干支の新春展を開催しておるそうじゃが、観逃しておったのが残念じゃ。

会期は2月7日まで。入場無料じゃよ。

階段を下りた踊り場スペースでは、「ふとした点景 —— 岡崎和郎」同時開催。
https://kemco.keio.ac.jp/all-post/20241219/

吹き抜けの空間に、オブジェ1点の展示。

こちらも2月7日まで。

さて、展覧会の前に、慶應義塾大学 図書館旧館の、カフェ八角塔へ初潜入でございます。
展覧会が10時からだと思うたら、11時オープンじゃったからの。

ゴシック様式の建物が素敵でテンション上がる~。
国の重要文化財にも指定されておるそうな。

カフェはこの八角塔の1階じゃな。

おじゃまいたしまする~。

おお~!素敵なカフェじゃ。手前のお部屋。

奥のお部屋。へびの如き階段は、見るだけで上には行かれませぬ。

展覧会コラボメニュー「歌合う巳 苺のシュークリーム」と、ホットコーヒーをお願いいたしまする~。

求肥の衣を着たヘビ、可愛いのぅ。

可哀想じゃが一刀両断。お腹の中には苺がまるまる1個とカスタードクリーム。

コーヒーはポットサービスで、スイーツに合う好みのお味でございます。
ミルクはコーヒーフレッシュではなく温めた牛乳で、2杯目はカフェオレで飲めて嬉しいのぅ。
紅茶は、わたくしの好きなマリアージュフレールのマルコ・ポーロなどがございました。

グッズの販売もございます。

大倉陶園のティーカップセット。

和光の図書館旧館レリーフクロック。

クッキー気になる。今度買ってみようかの。

階段ホールも見ますぞ。
北村四海の大理石像《手古奈》

階段を上がると、

ステンドグラスじゃ~。

階段の上に常設展示室がございますが、この事まで書くとブログが終わらぬゆえ、このへんで。


画廊散策の愉しみ Ⅰ・Ⅱ(ギャラリー枝香庵)

2025年02月04日 20時23分20秒 | 展覧会・美術関連

昨日は、ギャラリー枝香庵「御子柴大三 出版記念展 画廊散策の愉しみ Ⅰ・Ⅱ」を観たのでございます。
https://echo-ann.jp/
(写真撮影は許可を得ておりまする)

御子柴大三(著)『画廊散策の愉しみ 巡り合った作品、作家達』の出版記念展.
参加作家は約60名で、出展作品は数えてはおらぬが100点以上あるやも知れぬ。

テーマは2つ。フロアごとに展示風景と一部の作品を載せまする。

【画廊散策の愉しみⅠ 巡り会った作品、作家達】
・7階

菅野由貴子《Dear my country》キャンバス、アクリル樹脂絵具


 
★クラミサヨ《今日も鳥さんが来た》ケント紙・ペン・カラーペン・色鉛筆


 
★佐々木誠《蛇王》
この作家の作品を数年ぶりに観る事ができ、嬉しい驚きじゃった。
こちらは小さな作品なれど、心惹かれたぞよ。


 
★田村幸帆《Breath》


 
★林千絵《空ばかり見上げて》木口木版・手彩色


 
★南澤りえ《おやすみなさいロマナの小鳥》キャンバスに油彩


 
【画廊散策の愉しみⅡ 私の中の少年、少女像】
・小さい展示室

★オーガベン《星雲》キャンバス・アキーラ


 
・階段の踊り場

★しんよんひ《夜の庭》


 
・8階

★足立絵美《花園》雲肌麻紙に岩絵具、顔彩、金銀泥、ガッシュ
大好きな作家なのじゃ。


 
★上野明美《少女と猫》油彩、キャンバス


 
★蟹江杏《鳥を呼ぶピアノ曲》ドライポイント・手彩色・コラージュ


 
★近藤克美《夏の少女》ボード


 
★そめやまゆみ《私たちの世界》銅版画


 
★ツリタニユリコ《あなたの歌声からすべて始まる》アクリルガッシュ・ペン


 
★寺坂安里《休日ノ猫》透明水彩・顔彩・アルシュ紙


 
ほんの一部しか載せられんかったが、観応えござりました。

こちらがご著書じゃよ。

会期は2月10日まで。

さて、オー・メルベイユ・ドゥ・フレッドで糖分補給でございます。

1階に並んだメレンゲ菓子。

カフェは2階と3階。この螺旋階段を上るのじゃ。

2階から1階を見下ろすと、綺麗なシャンデリアが見えまする。

前回、メレンゲ菓子メルベイユのエキセントリックとメレンゲを食べたら、どちらも美味しかったからのぅ、今回は・・・

レーズンのクラミックとメレンゲとマシュマロ入り自家製ホットチョコレートをお願いいたしまする~。

マシュマロ入りホットチョコレートは、ソースがチョコかキャラメルか選べまして、キャラメルソースにしたのじゃ。

このお店のメレンゲは、ウェネト的メレンゲランキングで上位に入るのじゃ。

ちなみにNo.1は、ブロンディールかの。
ちと場所が不便で、もう5年ほど食べておらぬがの(涙)

そそ、ギャラリー枝香庵へ行く前に、銀座三越7階 催事事会場へ寄ったらば、4日前に日本橋三越で売り切れていたシーラカンスチョコモナカも、普通のシーラカンスモナカもたくさんあるし、行列も皆無ではありませぬか。

チョコのは食べた事なく、お味見に1箱だけ買ったらば、チョコとあんこと塩っぱいバターが合う合う~。

会期中にまた行って、もっと買っておかねば!

★本の話
白澤卓二『「お菓子中毒」を抜け出す方法』

結弦くんがメンシプらじお第5回で、ずっとお菓子断ちをしてる話をしてて、「僕はね、こういうとこ頑固なんで、ひとくちも食べないって決めたら絶対食べない。」「一緒に、お菓子、断ちますか?」と言っていたのじゃ。

で、わたくしも一日くらい見習ってみようかと、この本を読んでみたのじゃが・・・

無理!!スナック菓子は断てるやも知れぬが、スイーツを断つのは絶対無理!!
てな訳で、これからもスイーツ食べまくる所存にござります。エヘ