ウェネトさまの館

ようこそいらっしゃいました。
ビスうさ・ウェネトと申します。
どうぞごゆるりとおくつろぎ下さいまし。

Spring Nap 上渕翔×西谷直子 2人展(ドラードギャラリー)

2025年03月08日 21時00分00秒 | 展覧会・美術関連

昨日は、2つのギャラリーの2人展を観たのでございます。

まずは、ドラードギャラリー「Spring Nap 上渕翔×西谷直子 2人展」
https://doradogallery.art/archives/39718
(写真撮影は許可を得ておりまする)

「春のうたた寝」がテーマの2人展、おふたりとも大好きな作家で、初日にまいりましたのじゃ。

会場はこんな感じ。

それぞれ観た順に数点ずつ載せまする。

★上渕翔
ご本人が、作品の持つ意味などを色々説明してくださり、ありがたいのじゃった。

《Spring Nap》180×140㎜ 古板にアクリルガッシュ

《貝は夜空の夢を見る》180×140㎜ 古板にアクリルガッシュ

《静かなる決意》273×200㎜ 板にアクリルガッシュ、金箔

《祈り》305×252㎜ 板にアクリルガッシュ、金箔

《夢の光》480×315×110㎜ 板にアクリルガッシュ、古時計

《いざなう》333×455㎜ パネルにアクリルガッシュ、金箔

夜光貝の蓋に描かれた作品は、購入したら即お持ち帰りも可。
《貝の夢》夜光貝蓋にアクリルガッシュ、金箔

こちらの貝の夢をお迎えし、連れ帰ったのでございます。

蓋の裏側。夜光貝の蓋を見たのは初めてじゃが、見た目よりずっしり重うござります。


 
★西谷直子
今まで観た事なかった日本画めいた作品や、妖怪もたくさんいてビックリ。
妖怪、お好きなんだそうな。

《マウスバレエ団》37×47

左から《短冊 滝登り》《短冊 芍薬とカナリア》

左右共に《短冊 九十九神》

《秘密の泉》SM

《雨あがりの天使》アクリル 7×10

《メビウスの羽》

《house?》26×32

日本の妖怪がずら~り。珍しい宮崎の妖怪も何人かおったが、撮影失敗で載せられぬゆえ、お気に入りのからす天狗をば。

西谷直子はドローイングもたくさんございました。 

観応えある2人展で、おふたりにお話もお伺いでき、たいそう楽しゅうござりました。
会期は3月11日まで。

この後に観たギャラリーの話は、また後日。

さて、ギャラリーを回る前にランチを食べるべく、タイ屋台 999 新宿店に初潜入。
お店は裏道の路面店で、タイの屋台そのものじゃ。

メニューとお値段は、やはり店舗によって違うのじゃな。

新宿店は、サラダとスープが食べ放題。

日比谷店で先日食べたカオカームーを食べ比べようと思うたら、開店直後じゃが品切れで、カオマンガイをば。

写真ではちっこく見えるが、量がしっかりあるのが嬉しゅうござります。
サラダもしっかりおかわりしたぞよ。

そしてココスで、いちごのしぼりたてモンブランじゃ。

イチゴ餡の中は、バニラアイスとホイップとパイ生地。
美味しいのじゃが、イチゴとイチゴソースがけっこう酸っぱいのぅ。
おかわりは、イタリア栗のしぼりたてモンブランをお願いいたしまする~。


散歩家の見る夢(月光荘 画室2)

2025年03月07日 20時29分00秒 | 展覧会・美術関連

月光荘 画室2「散歩家の見る夢」を観たのでございます。
https://gekkoso.jp/exhibition/gallery-2
(写真撮影は許可を得ておりまする)

建石修志の門下生「箱舟派」有志の、油彩とテンペラ混合技法を中心としたグループ展。
参加作家20名の殆どが複数点出展で、会場はこんな感じじゃ。

特別参加の建石修志は3点出展。

全作家1点ずつ載せたいのじゃが、額の映り込みなど撮影失敗で載せられぬ作品もあるからのぅ、14点だけ載せまする。

★建石修志《手紙のある匣》板に油彩+テムペラによる混合技法


 
★浅野勝美《Meduse》油彩の混合技法


 
★石澤晶子《Ray Of Hope》


 
★磯部久美子《予感》油彩混合技法/パネル F4


 
★雲母りほ《漂う薔薇》モデリングキャスト・スワロフスキー 他 220ミリ


 
★篠塚はるみ《雪原の夕陽》板にジェッソ下地 アルキド樹脂絵具と油絵具の混合技法 F6


 
★杉浦律子《草原のオカピ》混合技法


 
★高野健二《秘めやかな黙示録》


 
★髙橋千裕《恋人に林檎をあげよう》ミクストメディア・和紙 F6号変 400㎜×300㎜
(右はオリジナルデザインのCDジャケット)


 
★髙橋素子《鳥で遊んでみる -けっこうつまらない-》


 
★樋上公実子《ヨル》


 
★ヒカワユタカ《Toy 01》テンペラ・油彩の混合技法 S3


 
★ホシノリコ《天のとびら》石塑粘土、胡粉、油彩、アルキド樹脂絵具 31×24×17センチ


 
★真木環《Home party》油彩、アルキド樹脂/板 6号変(410×318ミリ)/2024


 
一部しか載せられんかったが、たいそう観応えござりました。
会期は3月9日まで。

来月の「鉛筆派展」(コート・ギャラリー国立)も楽しみでござります。

さて、ココスでスイーツじゃ。
いちごのまるごとプリンパフェをお願いいたしまする~。

パフェ+プリンは最強の組み合わせじゃの。
バニラアイス、いちごシャーベット、いちごゼリー、ミルクプリンも入っておる。
おかわりを持ってまいれ~!

★ちょっと長いおまけ話
今日から結弦くん座長のアイスショー『notte stellata 2025』が始まったのでございます。
わたくしは千秋楽のライブビューイングしか行けぬゆえ、まだ観る事ができぬのじゃ(涙)

が!一昨日の夜、YouTubeで公開された米津玄師のMV『BOW AND ARROW』(TVアニメ『メダリスト』主題歌)に、結弦くんが出ているではありませぬかーーー!

結弦くんが先日のメンシプらじおで、
「Echoesツアーが終わってからずっと、大きいお仕事をこなす為メチャメチャ練習して満身創痍ですが、きっと良いものになっているので楽しみにしていてください。」
と言っていたのは、この事じゃったか~。

振り付けも結弦くんご本人で、ショートプログラムでそのまま使える構成じゃが、オリンピックレベルの超高難度を完璧に滑ってて凄すぎる!

4ルッツ、3アクセル、4サルコウ+3トゥループ、足替えキャメルスピン、ステップシークエンス、足替えコンビネーションスピン。

4回転の中で1番難しい4ルッツは飛べる人も限られ、結弦くんが競技時代に怪我をした因縁のジャンプじゃが、こんなに美しく飛んでるーーー!(号泣)

テンポの早い曲でも完璧な音ハメ。
アニメで主人公いのりちゃんがやってたフライングシットスピンからのブロークンレッグなど、原作リスペクトもありあり。
最後にはビールマンスピンも披露。

これは結弦くんの演技だけの映像も観たい~!
メイキング映像も観たい~!
米津さんと結弦くんの対談も観たい~!
結弦くん、次回のメンシプらじおで、MVの裏話を1時間くらい語って下さいまし~!


空想絵画博覧会(銀座中央ギャラリー 第2)

2025年03月06日 20時28分40秒 | 展覧会・美術関連

前回のブログの続きでございます。

奥野ビルではもうひとつ、銀座中央ギャラリー 第2(315号室)「枯葉庭園主催グループ展 空想絵画博覧会」を観ましたのじゃ。
https://chuogallery.com/events/2025/315/20250303kareha/index.html
(写真撮影は許可を得ておりまする)

水彩画家・枯葉庭園 主催で、「空想とファンタジー」をテーマにした12名のグループ展。
初日に行きたかったが都合つかず、会期2日目でございます。

会場はこんな感じ。来廊者も多く、手前の左側は撮れんかった。

それぞれ1点ずつ載せまする。

★枯葉庭園《あの空をまとって》透明水彩,ランプライト水彩紙 160㎜×220㎜


 
★黒猫のら《Goodbye,good night.》透明水彩、水彩色鉛筆、コットマン水彩紙細目 2024年


 
★sana《The Ambient》透明水彩/シャープペンシル/ファブリアーノ紙 350㎜×250㎜ 2024年


 
★しいにゃん《PURE・001》245×295×15㎜ 色鉛筆3色


 
★白崎レン《羊達は寝ている時間》透明水彩/アルシュ細目 2025年2月


 
★独楽子《うつわ》鉛筆、透明水彩、アクリルガッシュ、アルシュ水彩紙細目 2024年 297×420㎜


 
★トヨダイズミ《ごめんね》2025年 アルシュ紙、透明水彩、顔彩 240㎜×180㎜


 
★飛尽《静謐の誓い》透明水彩,ホワイトワトソン紙


 
★藤平ナオ《開花の瞬間》透明水彩・アルシュ紙 2024年(33.8×20.5㎝)


 
★めきょ《予感》透明水彩 ホワイトインク / 2025年


 
★山川空《お先にドウモ!》アルシュ水彩紙 14×18㎝ ペン、水彩紙 2025.


 
★Yuna《Waltz of the Flowers》透明水彩、カラーインク、アクリルガッシュ


 
購入したら即お持ち帰りの作品は、既に半数ほども旅立っておりました。
全作品観たかった・・・

12名の空想とファンタジーの世界、観応えござりました。
枯葉庭園主催のグループ展、今後も楽しみでございます。
会期は3月8日まで。

第1(411号室)のグループ展も観たかったのじゃが、残念ながら時間切れ。
会期中に行け・・・そうもない(涙)

さて、奥野ビルに行く前に、タイ屋台 999(カオカオカオ)日比谷店でランチしましたのじゃ。
先日の都内プチ旅行の際、二子玉川店で食べたら美味しく、都内に数店舗ある事を知ったからの。

日比谷店はガード下じゃ。

店内はタイの大衆食堂そのもの。(と、タイに何度も行ったお供のEが言うておる)

ランチセットが二子玉川店と全然違う~。

5種類のお茶(コーン茶、ルイボス茶、ジャスミン茶、ウーロン茶、ハス茶)は、セルフサービスで飲み放題。
ハス茶があるのが嬉しい。ハス茶は好きで、家ではホットで飲んでおるのじゃ。

豚足煮込みご飯をお願いいたしまする~。

おお~、スープ、サラダ、生春巻、ミニおかず2皿、ミニデザートまで付いておる。
これで1000円ポッキリとは驚きじゃ。
(二子玉川店は、パッタイとサラダとスープだけで1400円くらいじゃったからのぅ)

全体的にやや薄味じゃが、調味料セットが置かれておるゆえ問題ナシ。
豚足は、これ豚足・・・?てな感じじゃが、美味しかったゆえ問題ナシ。

更にお会計時に、ランチ3回食べると4回目は無料になるポイントカードも頂きました~。
ランチ全種類制覇せねば。


コルメキッサ企画展「うたかた人形店」(Galerie Lã)

2025年03月05日 19時55分05秒 | 展覧会・美術関連

昨日は、奥野ビルで2つのグループ展を観たのでございます。
会期の短いほう、というか昨日が最終日だった展示から書きまする。

Galerie Lã(ギャルリーラー)「コルメキッサ企画展 うたかた人形店」
https://salondela.com/ja/schedule/exhibition/6819
(写真撮影は許可を得ておりまする)

横浜市青葉区にある隠れ家ギャラリーのコルメキッサ、ず~っと行きたいと思いつつ、未だに行けておらぬのじゃ。

今回、よく行く奥野ビルの一室で、幻のような人形店をイメージしたグループ展をなさると知り、もっと早く観に行きたかったのじゃが、都内でプチ旅行したり帰宅後お供のEの仕事が立て込んだりで、最終日になってしもうた。

会場はこんな感じ。参加作家も多く(30~40名くらいかの?)、数え切れないほどの作品や、アンティークの小物もございます。

載せたい作品色々ございますが、例によって撮影失敗した作品もあるからのぅ、20点ほどだけ載せまする。

★青の羊(無題)


 
★atelier subaco《ユニコーンの木馬》


 
★石井範子《クロワッサン》


 
★空木架子《メリーゴーランドの灰兎》《メリーゴーランドの白兎》石塑粘土、グラスアイ・モヘア・油彩仕上げ 20㎝


 
★おぐらとうこ《ウリートカ(ロイコクロリディウムver)》モデリングキャスト、石塑粘土、綿別珍、ビスクハンド、カタツムリの殻、他


 
★鐘江銘浩《エメラルド》モデリングキャスト、ガラス、シルク、羊皮、63㎝


 
★金田アツ子《近きまぼろし》oil/シナベニヤ


 
★くるはらきみ《夢へのいざない》油彩 2015


 
★黒木こずゑ《あの子の歌》水彩紙 鉛筆 透明水彩 2022年


 
★富樫尚美《妖精たちのお出迎え》


 
★鳥居椿《Luna~秘し隠す》2014年 鉛筆・水彩 178×278㎜


 
★to.ri.co《パティスリー オルガン》30×22×8㎝


 
★永見由子《スイーツの時間》日本画


 
★Noe/高橋野枝《たまも(鳥)》


 
★haruhi《桃の獣》2024年、32㎝、石塑粘土、岩絵具、真鍮、スタンド付き


 
★vt_tomomari《La paix/贈り物》2023年 色鉛筆画 15×21㎝


 
★まな《エコール(男の子)》オールビスク、34㎝


 
★Miss Moppet《エフェメラ》オールビスク 62㎝


 
★森村ひとみ《役者 パンタローネ》


 
★山吉由利子《いたずらアリス》


 
ほんの一部しか載せられんかったが、様々な作品楽しゅうござりました。
久々にお会いしたコルメキッサのオーナーさんや、ドール作家の方々と色々お話できたのも嬉しかったしの。

ドール作家のおひとりが、ドールをポケットに入れて連れていらして、たいそう可愛くて写真撮らせていただいたのじゃが、またもピンボケで載せられず(涙)

最初に書いた通り、会期は昨日3月4日までじゃったが、滑り込みで観る事ができて良うござりました。
青葉区のコルメキッサにも行ってみねば。

奥野ビルのもうひとつのギャラリー話とランチ話は、また後日。


舟越桂 版画展(Bunkamura Gallery 8/)

2025年03月03日 20時23分00秒 | 展覧会・美術関連

Bunkamura Gallery 8/(渋谷ヒカリエ8F)「舟越桂 版画展」を観たのでございます。
https://www.bunkamura.co.jp/gallery/exhibition/250215funakoshi.html
(写真撮影可)

2024年3月にお亡くなりになった舟越桂の、Bunkamura Galleryで10回目となる版画展。
90年代発表の版画や、スフィンクスシリーズなど中心に、版画作品20余点が展示されておりまする。

会場は、他にも来廊者がいらしたゆえ一部しか撮れんかったが、こんな感じ。

10点載せまする。

《水の下の小石》1993年 リトグラフ ED.50
本展のメインビジュアル。

《砂の部屋》1993年 リトグラフ ED.50

《長い曲》1993年 リトグラフ ED.50

《高い木の上で》1994年 リトグラフ ED.30

《あいまいな鏡》1994年 リトグラフ ED.30

《冬の言葉》1997 木版画 ED.50

《砂漠のスフィンクス》2005年 エッチング ED.25

《青い森で》2013年 メゾチント ED.25

《荒地の夜》2013年 メゾチント ED.25

《海への言葉》2017年 メゾチント ED.25

これまで舟越作品は木彫を主に観ておったゆえ、特に90年代の版画作品は興味深うござりました。
会期は3月9日まで。

★おまけ話
ミスタードーナツで、クールココロ フランボワーズと、しっとりマフィン バター風味をお持ち帰り。

ミスドのマフィン初めて食べたが、意外にも(失礼)とても美味しいではありませぬか。
なんならドーナツより美味しいやも知れぬ(こらこら)
今までマフィンはあまり美味しそうに見えず避けておったが(重ね重ね失礼つかまつる)、他の種類も食べてみねばの。

★本の話
石沢麻依『貝に続く場所にて』

ドイツに留学中の主人公の元に、東日本大震災で亡くなった友人が訪ねてまいります。
現実と幻想と様々な要素がごく自然に入り混じり、不思議な読後感よのぅ。