ウェネトさまの館

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お供のE日記★オカメインコ先輩が24歳で虹の橋へ旅立ちました。【追記3つ・作品お迎え話あり】

2019年02月07日 06時15分44秒 | オカメインコのこと

ウェネトさまが日記の更新を滞らせておりますが、本日は私、お供のEめが日記書きます。
暗い話となりますゆえ、ご興味ない方はここでUターンしてね。

先月、1月30日未明、最愛のオカメインコ先輩が、24歳4ヶ月で虹の橋へと旅立ってしまいました。
(ちゃんとした名前もあるのですが、ここでは「オカメ先輩」と呼びます。)

24歳はオカメインコではたいそう高齢で(人間にしたら100歳くらいやも)、天寿をまっとうしての大往生だと頭ではわかっていても、あまりの悲しさと寂しさで何も手に付かず、パソコンを開く気にもならなかったのです。

昨年末から夜中に目が覚めると、オカメ先輩のケージをそっと覗いて様子をうかがったりしておりました。
が、その日に限って爆睡してしまい、朝5時に見たら既に冷たくなっていて、最後を見守る事もできず独りっきりで旅立たせてしまった事を激しく悔やんで涙が止まらず。

24年前、母とお出かけの最中にたまたま通りかかったホームセンターで、まだ羽も生えていない肉色トカゲ状態のオカメインコの雛が数羽、小さなアクリルケースの中でうごめいていたのです。

母は「こんなに小さいうちに親から離して生きられるのかしら。」と心配したのですが、目が合った1羽を衝動的に連れ帰ったのでした。

家に帰ってよく見たら、右脚の指の1本があらぬ方向に曲がっていたのでお店に連絡すると、「他のヒナとお取り替えします。」と言われたのですが、ここで取り替えてしまっては、売り物にならないこの子は処分されてしまうやも・・・と思い、そのまま育てる事にしたのでした。

すぐさま鳥の病院に連れて行ったらば、脚弱症と判明。
3時間おきにさし餌をし、薬を飲ませても指は治らなかったけれど、世界一可愛く美男なオカメインコに成長したのです。

オカメ先輩はたいそう頭も良く、教えた言葉や口笛の歌も憶えて真似し、ウグイスや雄鶏の鳴き声もそっくり真似し、私の話す事も理解するようになったのでした。

私の留守中は母が遊び相手になっていたので、ベタベタの甘えっ子になり、特に頭をなでられるのが大好きで、私が帰宅すると猛ダッシュで走って来て、「なでて~」と頭を下げるのも超絶可愛いのでした。

20歳頃までは「若作りオカメ」と呼ばれるほど見た目も若々しく、猫又ならぬオカメ又になるまで長生きすると思われたのですが、綺麗な赤い目が白内障で濁り始め、目の回りの羽毛が白髪っぽくなり、フサフサだった冠羽も少なくなり、お喋りも少なくなり、時々無意味に徘徊するようになり、まるで人間が老いていく様を見るようでありました。

そして昨年11月、日記にも書きましたが、右の翼の一カ所を流血するまで囓るようになってエリザベスカラーをつける事態となり、この頃から足腰も弱って止まり木にも止まれなくなり、餌を食べてはうずくまってウトウトするように。
それでも名前を呼ぶと、よろよろしながら寄ってきて頭を下げるのが健気なのでした。

亡くなる2週間ほど前から、頭をなでると、それまで聞いたこともない細く小さくたいそう美しい声で「ぴるるるる~、ぴるるるる~」と鳴くようになり、まるで天使の歌声のようで、何やら予感がしていたのです。

冷たくなったオカメ先輩をペットの葬儀場へ連れて行き、たくさんの花で囲み、好きだった食べ物も入れて火葬したら、体長30㎝近く(その半分は尾っぽですが)あったとは思えぬほど小さな骨になっていて号泣。
小さな骨壺に入った先輩を、泣きながら家に連れ帰ったのでした。

オカメ先輩はカメラをたいそう怖がったので、ストレスを与えないよう写真は殆ど撮ってなかったけれど、可愛い姿をもっと撮っておけばよかったとまたも後悔。
これは15年以上前に撮ったもの。

ウェネトさまとのツーショも2枚だけ。
オカメ先輩の爪を切る為、手ぬぐいで簀巻きにした時に撮ったもの。

そして、私とのツーショ写真が1枚もない事に気づき、また涙。
昨年、深瀬優子さんがバブーシュカで描いてくださったこちらが唯一のツーショとなりました。感謝。
24年前の私(髪型は今も同じ)とオカメ先輩。

四半世紀も傍にいて心を支えてくれて、楽しい思い出を数えきれぬほど残してくれたオカメ先輩。

初七日が過ぎても寂しくて寂しくて、まだ何をする気にもなれませぬが、働かねば生きていけぬし、ガックリ落ち込んでいる母の事も心配だし、何とか日常生活に戻らねばと思い、気持ちの整理をつけるべく日記書きました。

私にとってブログやSNSは、ちょっと非日常な楽しい世界でストレス解消の場でもあるので、日常の辛い事は書かないと決めていたのに、誓いを破ってしまった。

オカメ先輩にもう一度会いたくてたまりませんが、私の寿命が尽きた時、虹の橋で待っていてくれると信じ、また頑張って日々を過ごす事にいたします。

ここまで読んでくださった方いらっしゃいましたら、暗い話でごめんなさい~。
次回からまたウェネトさまが日記書くと申しておりますゆえ、よろしくお願いいたします。

★【追記:其の壱】2月14日(ここからはウェネトさまが書いてます)
オカメ先輩の羽根を入れられるガラスのペンダントを探すも、かような小さなものしか見つからず。
もっと大きな羽根が入れられるものはないかのぅ・・・

★【追記:其の弐】3月6日
オカメ先輩の羽根を入れるペンダント、お友達のまちかんさんから7㎝の長さのものがあると教えて頂き、早速購入したのじゃ♪

先日買った物と比べると、羽根がはっきりわかって嬉しいぞよ~。
ちなみにどちらも蓋はネジ式で、簡単に開け閉めできまする。

生前、羽根が抜けると大きいものばかりとっておいたけど、小さな羽根ももっととっておけばよかったのぅ。
この3本は、比較的大きい羽根じゃ。 

★【追記:其の参 お迎え画像】
オカメインコ作品を、お迎え順に。

★ヨシオミドリ ハーティクレイ作品
2019年2月、美術愛好家でコレクター・K氏からのプレゼント。感涙うるうる。


 
赤綿
2019年8~9月の個展の「行き当たりばったりイラスト」で、オカメ先輩を描いて頂いたのじゃ。


 
久野悠《オカメインコの帽子》180×140㎜ 日本画
2019年9月、オーダーでお迎え。


 
深瀬優子《永遠》
2019年11月、個展でお迎え。

ハガキサイズのイラストも一緒に届いたぞよ。うるうる


 
★タニガワマリコ《終わらない物語》紙、アキーラ
2020年6月「第10回 手のひらサイズのアート展」でお迎え。


 
★金井一郎
2020年10月、個展でお迎え。オカメインコの影が映る灯り。


 
★萩原亜美 30×20㎝ 板にアクリル絵具
2020年12月、オーダーでお迎え。

作品を包装したラメの不織布に描かれたドローイングと、同封されたハガキサイズのドローイングも嬉しいのじゃ。


 
★北原裕子《オカメインコ皿》
2021年10月、「nostalgicなpottery」でお迎え。

北原作品では他にも《オカメインコブローチ》も2つお迎えしておるのじゃ。


 
★risa《インコたん》津軽金山焼
2021年10月、オーダーでお迎え。


 
★足立絵美《sing on the rainbow》SM(22.7×15.8㎝)雲肌麻紙に岩絵具、顔彩、金泥 2021年
2021年12月「トロワノエル~夢見る日」でお迎え(オーダー作品)

作家ご本人のインスタに載せてくださってます♪
https://www.instagram.com/p/CXqMuoCv6UW/

★NORISAN
2022年1月、オーダーでお迎え。

 

ご自身のブログ「のりさんのブログ」に肖像画の制作話を書いて下さってます♪
https://ameblo.jp/norisan20120101/entry-12725108216.html 
 
★Sotaro Oka《謎の使用人 ブローチⅲ Butler“okame senpai”Special Edition》2022
(直径27㎜ シャープペンシル、水彩、アルシュ紙、ガラスカボション、金属ミール皿)
2022年9月、オーダーでお迎え。

以前お迎えした《謎の使用人 ブローチⅱ》と並べても素敵なのじゃ♪ 


 
★五福香菜子 オカメインコの帯留
2022年12月、美術愛好家でコレクター・N氏からのプレゼント。感謝感謝!


 
★熊谷陽奈子《The Cockatiel》アクリル絵具、クレヨン、画用紙
2023年4月、オーダーでお迎え。

★ochai(reina ochiai)点描画、ペン
2023年8月、オーダーでお迎え。

★Otti Ouri《インコ②》148×100㎜
2024年7月、「Otti Ouri 個展Ⅳ」でお迎え。

★谷山由樹子《青色オカメインコ》
2024年8月、「谷山由樹子 陶芸作品展」でお迎え。