ウェネトさまの館

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「少女たちの領域 ephemeral 2019」(みうらじろうギャラリー)

2019年09月17日 05時50分55秒 | 展覧会・美術関連

一昨日は、みうらじろうギャラリー「少女たちの領域 ephemeral 2019」を観たのでございます。
http://jiromiuragallery.com/
(写真撮影は許可を得ておりまする)

好きな作家が多数参加で、本当は初日に行きたかったのじゃが、2日目になってしもうた。
2年前の「少女たちの領域」もツボでありましたが、今回も観応えありますぞ。
前回より多い36名の作家が参加で、64点の作品がずら~り展示。


 

お気に入りや気になった作品も多数あり、その中の一部を作家名ABC順で。
額の反射などで撮影失敗し、載せられぬ作品も多いのじゃ。しくしく(載せた作品は全て2019年作)

・青木香織《そよめき》日本画技法 33.3×33.3㎝(S4)
壁の上のほうに展示でちと観辛いのじゃが、柔らかで優しい雰囲気が素敵。


 

・深瀬優子《のばら》板に油彩、アルキド樹脂絵具 41.0×27.3㎝(P6)
少女がたいそう可愛く、裾に鍵盤、襟にト音記号とヘ音記号のドレスもお気に入り。
五線譜にはウェルナーの「のばら」のメロディー。イタズラな小鳥もかわゆいのじゃ。


 

・濵口真央《慈雨》木製パネル、綿布にアクリル 51.5×24.0㎝
気品あるお顔も衣装のレースも美しく、特に手の美しさに見とれたぞよ。
作家ご本人が在廊なさっており、色々お話をお伺いできたのも嬉しゅうござりました。


 

・くるはらきみ《雨の日の人形店》キャンバスに油彩 41.0×41.0㎝(S6)
外を見つめる人形と、外から人形を興味深げに見つめる子、ちょっと不思議な可愛い世界じゃ。


 

・桑原聖美《ミランダの想い「テンペスト」より》絹本彩色 28.5×21.7㎝
憂いを帯びた表情と透明感が綺麗。軸装の《エアリエル-空気の精-》は撮影大失敗(涙)


 

・松本潮里《薔薇の呪文》キャンバスに油彩、アクリル 33.3×24.2㎝(F4)
目ヂカラありありな女性も背景もたいそう美しく、見とれましたぞ。


 

・永見由子《あこがれ》麻紙に岩絵具、水干絵具、胡粉、墨、膠 27.3×16.0㎝(M3)
ちょっとレトロな雰囲気や、少女や動物がラブリー。


 

・小川香織《幻夢 Ⅱ》紙に色鉛筆・鉛筆・水彩 24.2×33.3(F4)
この写真では全くわからぬが、繊細な色彩の幻想的な世界なのじゃ。鳥ちゃん可愛い。


 

・Amy Sol(エイミー・ソル)《Windfall》パネルに油彩 30.4×22.8
2年前の「少女たちの領域」で初めて知った作家で、観るのはそれ以来やも。


 

・高田美苗《月の瞼》混合技法(油絵具、アルキド樹脂絵具/板)60.6×41.0(M12)
この大きさの高田作品を観るのは久々(ひょっとして初めてかも)で、嬉しゅうござります。
深い青の世界と、ヒトデや星も印象的じゃ。


 

・豊永侑希《Portrait of Ophelia》キャンバスに油彩 41.0×31.8㎝(F6)
透明感ある可憐な少女も、深い森の描写も美しい。


 

・山本真澄《white lace》紙本着彩 31.8×40.9㎝(F6)
この少女のお顔がとても好き。レースが綺麗な帽子もお似合いじゃ。


 

ほんの一部しか挙げませんでしたが、他にも素敵な作品多数ございました。
会期は9月29日まで。ご興味ある方はぜひ。