goo blog サービス終了のお知らせ 

ウェネトさまの館

ようこそいらっしゃいました。
ビスうさ・ウェネトと申します。
どうぞごゆるりとおくつろぎ下さいまし。

丁子紅子・高橋祐次 惑星展(八犬堂)& アートチャリティ“Seimei no Tamago”生命の卵(西武池袋本店)

2022年12月22日 20時54分35秒 | 展覧会・美術関連

昨日は、2つのギャラリーを観たのでございます。

まずは、 八犬堂ギャラリー「丁子紅子・高橋祐次 二人展 惑星展」
https://www.hakkendo.net/exhibitions.html
(写真撮影は許可を得ておりまする)

「惑星」、ツボなお題にワクワクでございます。
丁子紅子の星の作品は月しか観た事なかったが、どれも美しい月じゃったし(以前わたくしがお迎えした小さな青い三日月の作品もめちゃめちゃ美しい)、高橋祐次の星の作品は観た事ないからのぅ。

会場はこんな感じで、意外な展示方法にビックリ。
作品は全て額なしで、ギャラリーが宇宙空間のように展示されておるのじゃ。

おふたりそれぞれ10点ずつ+合作1点の出展。
それぞれ観た順に5点ずつ載せまする。

★丁子紅子
写真では岩絵具や箔のキラキラ感が全く分からぬが、いずれも美しゅうござります。

《Venus》雲肌麻紙に岩絵具、金箔 S3号

《Earth》雲肌麻紙に岩絵具 S3号

《Mars》雲肌麻紙に岩絵具、銅箔 S3号

《Jupiter》雲肌麻紙に岩絵具 S10号

《Saturn》日本画 65.6×27.3㎝


 
★高橋祐次
いずれも楽しい作品ばかりじゃ。

《宇宙飛行士》アクリル、砂 21×16㎝

《隕石》アクリル、砂 5×40㎝

《ブラックホール》アクリル、砂 19×33㎝

《犬》アクリル、砂 8×13㎝

《スペースシャトル》アクリル、砂 15×31㎝


 
そしておふたりの合作。
《太陽系に関する記述》岩絵具、アクリル、砂 40×60㎝


 
会場をぐるぐるして、宇宙旅行を楽しんだのでございます。
会期は12月25日まで。

もうひとつは、西武池袋本店 美術画廊「アートチャリティ“Seimei no Tamago”生命の卵」
https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/topics/page/1653973.html

上記の丁子紅子も参加しているグループ展で、参加作家は以下33名。
松田重仁、阿部観水、阿部穣、磯部光太郎、イヂチアキコ、猪熊佳子、岩波昭彦、大河原典子、大竹寛子、岡村智晴、加来万周、狩俣公介、川﨑麻央、河嶋淳司、AITO KITAZAKI、北澤龍、坂本藍子、阪本トクロウ、鹿間麻衣、楚里勇己、平良志季、丁子紅子、出口雄樹、轟友宏、中島千波、西岡悠妃、平岡良、平松礼二、福井江太郎、藤城正晴、繭山桃子、森田りえ子、山﨑鈴子

各作家が、平面作品と、卵形のオブジェ(彫刻家・松田重仁 制作)に絵付けを施した立体作品を合わせて展示。

この写真の卵形オブジェに絵付けをするのじゃが、同じ形でも33点全く違った世界で、たいそう楽しゅうござります。

お気に入り作品色々あれど、8名だけ作家名50音順で。
作品名は、《オブジェ》/《平面作品》の順じゃよ。

★阿部穣
《雲に蛙》/《月に梟》4号P
フクロウがとにかく可愛い。ちっちゃなカエルも可愛いし、背景も素敵。

北澤龍
《霊亀図》/《光へ》0号
オブジェは金色の亀、日本画は金と黒の地に金のトンボ。

★鹿間麻衣
《NON TITLE》/《anemone》4号F
青紫のアネモネと、戯れるシャム猫。

★楚里勇己
《イロノツラナリ》/《イロノツラナリ》8号P
交互に並ふ赤と白のアネモネと、細く曲線を描く無数の茎が、どこまでも続くの図。

★丁子紅子
《祈りの根》/《わたしの冠。》6号P
オブジェは、黒の地に青い蝶と無数のキラキラ。たいそう繊細で美しい。
日本画は、金の冠と白い羽根の衣装の黒髪の美女。ポイントの赤も効いておりまする。

★平岡良
《由芽》/《静夜》10号M
グリーンからブルーのグラデーションの夜の森がとても綺麗。 

★藤城正晴
《散華》/《真妄想》6号P
糸のように細い三日月の夜の森の下に満開の桜。静寂で美しい。 

★森田りえ子
《早熟な西瓜》/《花》3号
ポップなスイカのオブジェと端正な桜の日本画、同じ作家と思えぬほどの振り幅じゃ。 

写真撮影不可なのがまことに残念じゃが、観応えあって楽しい企画展でありました。
売上金の一部は公益財団法人日本チャリティ協会に寄付されるそうな。

会期は1月5日まで。

そして、1階の「ミネラルホリック!Vol.4」を再訪した後、西武池袋店の前の広い道路を渡ってジュンク堂書店に行こうとしたらば、ぽんでCOFFEEなるお店発見。

「ぽんで」とな?変わった名前じゃが、「ポンデケージョ」をもじったのかの。

入ってみると、「ぽんで」なるタピオカ粉を使ったパンとコーヒーの販売、1階奥と2階がセルフサービスのカフェじゃ。

せっかくじゃから、1階でおやつにいたしますぞ。

バジルポークのぽんでサンドをお願いいたしまする~。(パンのお味は2種類から選べる)

チーズ味のモチモチのパンに、バジル味の薄切りローストポークがどっさり入って嬉しいのぅ。
パンは、ポンデケージョよりもモチモチみっちりした食感で、クセになりまする。

てな訳で、ぽんでをお持ち帰りじゃ。
ぽんではお味の種類がたくさんあり、日替わりで12種類出ておりまする。
ドリップバッグコーヒーもいろんな絵柄があるぞよ。

購入~。

帰宅してレンジで温めたら、モチモチみっちりでどれも美味しく、ハマってしもうた。

また買いに行かねば。
今度はカフェで、海老アボカドサンドを食べてみようかの。

★おまけ話:12月24日
24日も25日も、お供のEの仕事が忙しく、クリスマス感は皆無でございます。
通りがかったパン屋さんで目に入ったサンタさんのパンが、どことなくオカメ先輩に似ていて購入。
中身はチョコクリームじゃった。