超人類カウル

超人類カウル/ニール・アッシャー著
読了。

遺伝子操作や身体改変をするアンブラセインと、
それを母体にしたヘリオセインの二つの新人類種族。
（アンブラは影、ヘリオは太陽を意味する）
遺伝子改変でヘリオセインに産み出された、
究極の人間・カウル。
カウルは自分だけが生存する未来を希求するようになる。
それぞれの存亡をかけて熾烈な時間戦争を繰り広げていた。

２２世紀の少女娼婦ポリーと、
暗殺者としてプログラムされた政府の捜査官タックが、
時代を遡る時空を超える冒険に旅立つ。
多細胞生物の生体エネルギーが時間の超越を可能にするってアイデア。
タイムパラドックスを平行世界で説明しちゃうとこが、
スターゲイトにもあったネタだなぁ。
ガッツリ系のＳＦ。