心がヒリヒリしながらも、一気に読めた。
舞台は東京
地方から上京した(多くは)高学歴な若者達の独白
分からない用語がたくさん出てきて、ググりながら読んだ😅
私は東京に住んだこともなく、住みたいと思ったこともないので、
新鮮というか何というか、知らない世界だった。
登場人物たちに共感するには歳を取りすぎていて、現代を生きる若者って大変だなぁと、親目線になっていた。
『博報堂』というワードが何回か出て来て思い出した。
20年くらい前、高校の同窓会に東京から来ていた同じクラスだったK君が博報堂の名刺をくれて
博報堂を知らなかった私は、文房具の会社っぽい名前だなと思った(すみません💦すみません💦)
同じく上京組の女子がその名刺を見て、
「わぁ!K君、博報堂のチーフなんて凄い!」と言っていたのを聞いて、
へー、なんか知らんけど凄いんだと思った。
(ほんと恥ずかしい)
この小説を読んだら、『慶應出て就活で第一希望の博報堂に落ちて…』というエピソードが2回ほど出て来て、東京で若者が憧れる難関の就職先なんだと知った。
ごめんよ、K君
もしまた同窓会で会うことがあったら
「えー、博報堂なんて、すご〜い!芸能人にも会えるのよね〜」と驚いてあげようと思った(今更遅いし、いかにも田舎者で、鼻で笑われそうw)
本の内容と関係のないくだらない感想ですみません。
冗談はさておき
とても心に響く本でした。
ニイト君の近況
この前は世界遺産検定を受けに行き
今度は宅建を受けると言って
毎日図書館に通って勉強しているようだ。
相変わらず働く気はない