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サツマイモから芽を出させて、
アサガオの蔓を着けて、セロテープで固定しているとやがて細胞同士がくっついていく。
いかにも、サツマイモからアサガオが咲いているように見えるのだ。
●サツマイモ、薩摩芋、Ipomoea batatas
ヒルガオ科サツマイモ属の多年生植物。
●アサガオ、朝顔、 Ipomoea nil
ヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物。
日本で最も発達した園芸植物。江戸時代に育種された変化朝顔が有名。
古典園芸植物のひとつ。
同じイポメア属(サツマイモ属)同士だから、種が異なっていても近縁には違わない。
単子葉植物は維管束の位置がバラバラなので、くっつかないが、
双子葉植物の維管束は規則正しく配列しているから、茎の太さが同じなら、
セロテープで固定しているだけで細胞同士が融合していくのだからほんとうに不思議だ。
24年前の旧会館だったはず。
いまのような高層ビルのNHKではなく、
べたっとした大阪NHKの旧スタジオで公開生放送をしてきた。
8月頃かな?
接ぎ木したサツマイモを客席に持参してくださるお客様がいて、2年連続で持ってきてくださっていた記憶がある。
あるとき、プロデューサーが紹介してといわれ、
番組で紹介させて頂いたことがある。
接ぎ木という技術は、新しい生命の創造。
無菌環境下で細胞同士をくっつける細胞融合技術に力を入れていた時代でもある。
なかなか人類に貢献してくれる細胞融合由来の有益な雑種を作出できなかったけど、
サツマイモとアサガオを観る度に
接ぎ木技術 VS 細胞融合技術を思い出してしまう。
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お伝えしてることは、園芸の芸。
バイオテクノロジーだって、同じ。
ピンセットとメスの芸を伝えてる。
そのために自然へのアプローチから始まり、
自然現象をどう捉えるかを考え見抜く力がいる。
細胞が親株から切り離されても、
切り離されたということを気付かせない環境作りが大切。
なぜ花が咲くのか、そんなことばかり考えている。
本職は『芸』を伝える仕事だと認識している。
園芸番組などでは、少なからず観てもらわないと何も伝えられない。
チャンネルをそのままにして頂けるよう
様々な表現をチャレンジしてみる。
しかしキャラ立ちさせるごとに自分が消えていく。
パフォーマンスってわかっていても、消えていく。
すると自分が消えない文章を書き残す仕事に従事してしまう。
さらに物事の本質を表現したくて、究極的な幼児教育にも興味を抱いてしまう。
植物に関する絵本をずっと収集してきた。
限られたページ、限られた文字数、
インパクトある絵、
映画監督のようなすごい職種だと思う。
なにか作り上げたいものがあることは幸せなこと。
ずっと考えてる。
とりあえす、子どもたち向けに秋植え球根の育て方の資料を
この2、3日で仕上げてみようと思う。