トミーのブログ 2

園芸研究家 トミーです。

2021年4月22日 16:12AFP時事

2021年04月22日 20時36分08秒 | トミーのひとりごと

火星で「二酸化炭素→酸素」=有人探査へ大きな成果―NASA

2021年4月22日 16:12AFP時事

 【ワシントン時事】米航空宇宙局(NASA)は21日、無人火星探査車「パーシビアランス」が搭載する機器を使い、火星大気中の二酸化炭素を酸素に変換する実験に成功したと発表した。地球以外の天体での人工による酸素生成は初めてで、将来の有人火星探査に向け大きな成果となった。

 NASAによると、探査車が搭載する変換器「MOXIE」はトースターほどの大きさ。20日に行われた実験では、約1時間をかけて5.4グラムほどの酸素を生成した。これは宇宙飛行士1人が10分間呼吸できる量という。MOXIEは、1時間当たり最大10グラムの酸素を生成できるよう設計されている。

 NASA技術ミッション部門の幹部は声明で、実験結果について「いつの日か人類が火星に降り立つのを目にするという目標に向け、大きな確信をもたらすものだ」と強調。「現地調達」した酸素が宇宙飛行士の生命維持だけでなく、将来は地球帰還用のロケット燃料生産にも役立つと説明した。

 火星の大気密度は地球の100分の1程度。その95%以上は二酸化炭素で、酸素はほとんど含まれていない。

 2月に火星地表へ着陸したパーシビアランスは、火星にかつて生命が存在した痕跡を探るのが最大のミッションだが、それ以外にもさまざまな機器を搭載。今月19日には、地球以外の天体で初となるヘリコプターの飛行実験に成功している。 
〔写真〕米航空宇宙局(NASA)の探査機「インサイト」から送られてきた火星の風景(NASA提供)

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