◆30日(金) 最終日
目が覚めると朝の8時。ありえない。
やる気出してなんとかぎりぎりに間に合う。
最後までこれかと思うとなんというか情けない。
午前中に最終の引継ぎをして、昼飯は同期と。
一番よくいった中華へ。
2年分の思い出とかで盛り上がる。
といっても、次の職場、部署は違うけど同じビルらしいw
腐れ縁だなw
まぁ、コミケ会場でばったり出くわすくらいだからなw
午後は、先日取材を受けた
情報セキュリティEXPOのブースへ挨拶へ。
最後のお仕事だったんです、すいませんと。
すげーこっぱずかしかった。。。
まぁ、DBのセキュリティに関しては、だいぶ頑張った感があるので自信になった。
今後もなんらかの形でお世話になるかもしれない。
で、帰ってきて荷物整理とPCの片付け。
要らないメールとかデータとか捨てまくって、最終的にRに焼いて消去。
無理に明るく振舞ってたが、正直キツかった。
送別会に用があってこれない人達に挨拶して、送別会へ。
あー、もう無理。
結構キテたんだろうな。笑ってても涙止まらなかったよw
ボスにもホント頭があがらない。ほんと、この人の下で働けてよかった。
プロパー社員なので、スキルも超えてきた修羅場の数も半端ないし、なにより考え方が深く広い。アンテナも高い。顔も広い。
めったに怒らないから、怒ると怖すぎるくせに、人をよくみているから物まねがうまいw
まぁ、すごい人だ。
僕も一通り仕事はこなせるようにはなったとはいえ、お世辞にもスペシャリストとまではなれなかった。
その理由のひとつに、まったくのゼロからのスタートだったからという点もあった。
とはいえ、それを盾に甘えて努力を怠った部分も確かにあった。
でも、スキルや経験が足りないとはいえ、ボスが同じDBAとしてある程度認めてくれたことは本当にうれしかったし、自信としてこれからに繋がっていけると思う。
あと、わかっていながらも色々やらかしてしまう自分の不器用な生き方にも的確なアドバイスをくれた。
あの一言は一生忘れない。
この2年間は、これまでのどの2年間よりも濃密だった。
軽く人生舐めてた自分がここまで更正しつつ成長できたのも、
あの会社、あの職場、あの担当だったからだし。
まぁ、結構自分は人との出会いは高確率で良い引きをみせているのですが、
今回はさらに特別な感じでしたね。
周りの人も基本的にいい人が多かった上に、これまでいなかった、「将来この人みたいになりたい」と思える人に出会えて、本当に良かった。
次の仕事は何をするかわからないけど、仕事での絡みがなくなっても、これからもいい関係でいられたらいいなと思っています。
あぁ、もちろん全員じゃないんですけどね。悲しいけど。
最後の一言で何一つ言いたいことを喋れなかったのが残念。
世話になった人達へのお礼や、できれば後輩へ励ましとか。
が、まぁ仕方ないな。完璧超人じゃないってことだ。
なぜか最後はもみくちゃにされて、一次会終了。
買出しして、会社で二次会。
この2年間は出向だったので、7月からは帰還するかたちになるんだけど、
是非この会社の文化を持ち帰って欲しいと力説された。
確かに本体の文化を知らない自分にとっては、かなり戸惑うことが多いと思う。
自分がした仕事が、会社にどんなインパクトを与えているかがダイレクトにわかったし、自分の声が会社の上層部にも通ることがある。
でも、今度は違うんだよな。
文化を持ち帰るって、どういうことか考えた。
とりあえず自分の仕事が、何のため、誰のため、会社全体でどんなポジションにあって、それが社会に与えるインパクトってなんなのか、まず疑問に持つことにしようと思う。
でも、それって本当は当たり前。でも、すぐ忘れがち、見失いがち。
頑張っていきたい。
何人かの脱落者を出しつつも、気づけば朝の7時くらいまで。
解散して、仮眠とって、会社とお別れ。
本当に苦しい時期もあったけど、楽しかったし、いろいろ考えさせられる会社だった。
こんな会社は、まぁ今後なかなかないと思うけど、この経験を活かして、これからも頑張っていきたいと思う。
志は高く、モチベは低くw