ミッション１・「下半身を鍛えよ！」

うりつが散歩デビューした頃から訓練するまでは、走っての散歩だった。
ガンガン引っ張られ、時には転がり、体はアザだらけ。

いい大人が転がるのでみっともない。

うりつときたら、転がった事をいいことに、道路まで引っ張り続けた事もあった。

突然スイッチが入ると、引っ張りぐせは今も健在だ。

油断していた昨日の朝もやられました。
散歩中、落ち着きがなくなったので、
「お座り」「お手」「おかわり」ここまでは良かったのですが、、、

ご褒美あげた途端、反対方向へダッシュ！
どこでスイッチが切り替わるのか・・・

しゃがんで居た私は右ひざを強打、
その瞬間くるりと半回転、ほぼ仰向け状態で引っ張られました。

「やめなさい！あ～～～～！」

自分で写真は撮れないので、こんな感じです。
母の汚いイラストですいません。。。

この日の朝に限って町中コースの散歩。
アスファルトの凸凹の駐車場付近だった。
右肩を痛め、膝は擦りむけて痛い、痛い・・・
老体にムチ打って帰宅。

おかげさまで、私の肩まわりの筋肉は父と同等クラス？？
手もごつく、指もワンサイズ大きくなってしまった。
けれど、なぜダッシュしたうりつを制止出来なかったのか！？
悔しいです。。。

「母、下半身を鍛えよ」

うりつの大きなおもちゃ・「掃除機、撃退します」

ボール遊びに飽きると、決まって２階に行けと指示が出ます。
私が１日家に居る時などは、夕方の散歩まで何回も続きます・・・

「早く、行かないと！」とうりつは焦り気味。

「早くしないと～」

何ですか！？、この激しい吠えっぷりは・・・
と、すでに物置と化している部屋に突撃しています。

回り込んで様子を伺い、

「ヒャンヒャン、ハグゥ～～～！」

「うるさいコイツを！ヒャンヒャン、黙らせてやる！」

あなたの方がうるさいですよ。

何度も何度も挑みます。

うりつは小さい頃から、私が掃除機かけると追いかけ回していました。
うりつが、挑み闘い続け壊れてしまった掃除機。

「撃退しました、下行くよ」

１代目の掃除機はボロボロで、今やうりつのおもちゃです。

日曜日の夕方の出来事

この間の日曜日の夕方の出来事。
いつものように走りまくる、うりつ。
円を描いて走る。
父は内側を省エネランニング。

あれ、良く見るとうりつの顔の右側が赤い。
「どうした？」と聞いて近寄ると警戒するうりつ。

ヤバい、母に気づかれたって顔をして後ずさり。。。

口の中に、入れてはいけない物を入れた時に、逃げようとするポーズだ。

「何でもないです・・・」

良く見ると、長い舌から血が出てる。
父の・・・？
いや、父のせいでもない。

どうやら走ってる途中で、くわえたリードが離れたので、
再びくわえようと急ブレーキかけた時に歯で切ったようだ。
これで３度目の流血。
１度目はとっても驚き、大騒ぎ！
２度目はどこを切った！？と少し冷静。
３度目、また！

口を開けて舌をダラ～んとたらしながら走るから、危ない、危ない。。。
「痛かったね」って聞いたけど、

うりつは、「あ～楽しかった！」
流血しても楽しいようです。

取れるものなら・・・

夜になるとグッタリしてしまう母。
うりつは散歩から戻って夕寝？しているので夜も元気いっぱいだ。
相手にしてもらえず不満が爆発。
口に力が入り、ワンワン吠える。

「遊んで」

疲れているから、明日遊んであげるよ。

「やだ、やだ、今遊んで」

お口に力が入っていますよ。

そのうち、私のスリッパをくわえて困らせます。
得意そうな顔で見ています。

父の部屋と、私の部屋をスリッパくわえて行ったり来たり。

「取れるものなら、取ってごらん」

随分と上から目線だ。

手で押さえています。
自信タップリな目です。

結局、スリッパに飽きて、靴下取られました。
もう寝ますよ～。

父的な遊び？

以前、うりつが訓練している時に言われたこと。
「お父さん的な遊びや愛情もたまには必要ですよ」と言い、
「例えばこんな感じで」と、うりつ相手にやってみせてくれた。
「よ～し、よし！」撫で方などちょっと乱暴な感じ。
うりつの体をブンブン振ってあやす？？
ボール遊びもうりつの読みも外れるほど激しい。
だが、うりつは大喜びだった。
飛び跳ねて、訓練士さんとじゃれ合う。

なので、うりつも父の乱暴な愛？が、
無理矢理な行動も好きなのかな～～と思う。

怒られても、

こんな事されても、

こんな事されても、

「うわっ、臭いよ～」

こんな事されても、

「これ以上、背伸び出来ないよ～」

うりつは笑ってる。

楽しそうだ。

「満足です！」