今日、実家では
お店で使っていた器などを
譲って欲しいという方がいて
何人かが来られるそうです。
実家の亡くなった父は
豪快な買い物をする父でしたから
お店で使う器も気に入れば買うし
気に入らなければ買わない。
ですから、値段云々でなく
ほとんどが有田焼の器で
どれも、綺麗な器だったと思います。
器、それぞれに
この料理にはこれと・・といったぐわいに
お料理で器が決まっていまして
母と話していても
この料理の・・・と言えば
その器が浮かびます。
その日の料理の献立が決まると
その器を準備するのも
私の役目でもありました。
それも良い思い出です。
器を準備していても
父親の気分で
「やっぱりアレにしてくれ!!。」と
急遽変更なんてざらでした。
器も、2箇所もある倉庫に
山のようにあるのですから
それも未使用のまで
本当に無計画な人でもあったし
同業者の知り合いから
「○○ちゃんの器だったら欲しい!!。」と。
皆さんもよく知っている。
私もリキュールを入れて出していたグラスと
湯呑をもらうぐらいにして
後は、姉と母に任せて
・・・です。
こうやって手放して
寂しさもありますが
父も喜んでくれると思っています。