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クルシャの天地

もはや他愛ない子猫ではないクルシャ君




ついに、来るべき時がやってきました。
この時の到来をずっと飼主は恐れていました。








クルシャ君は仔猫時代の、何にでも興味を示して全身でもって
驚いたり楽しんだりする時期があって、そのうち工夫して楽しみ出しました。
彼のやりたいように付き合っていたら、次第に感動が無くなってくるのです。






猫が成長して賢い子になっていく過程で、必ずやってくるなんだか醒めた期間。


ウルタ君にも、この冷たい期間が相当ありました。









子猫の時のように、おもちゃを見ただけで飛び上がって跳ね回る、もしくは
何も無いのに勝手に毛を逆立てて、つま先立ちしながら体を斜めにして寄ったり
離れたりする、あの意味の分からない興奮とアドレナリンに浸る時期は過ぎたのです。

それだけならいいが、醒めた賢い猫にとって、子猫を扱うようにじゃらしてくる飼主
は、面白みの無い愚か者に見えるわけです。その見方にちょっとばかり堪えられない。







挑発しても手を出さない猫に、撮影者が手を出す




子猫だと、物陰から出たり消えたりするモノに対しては、ほぼ無条件に
手を出してくるものですが、すっかり賢くなってきて成熟への道を進んでらっしゃる
クルシャ君にとっては、わくわくさせるものではあるけれども手を出すほどでもない
正体の知れた何か、になってしまいました。目だけわくわくしているのが若干の救いかな。











いつものように子供を楽しませようとしてバカやってたら

なにそれ、おとーさんバカっぽい。私の前でやめて


なんて、娘に言われてしまう寂しいおとーさんの気分なんでありますよ。








バカっぽいならまだいいが、こいつバカだなと思われてしまうのはかなわないので、
しばらく子猫扱いは見送りですよ。







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