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クルシャの天地

警戒と興味



春のアリアンです。








この広くて、雄渾な背中に惚れ惚れします。










クルシャ君の背中が細くて頼りないということでもありますが。










足の裏の長い、内股気味の後ろ足も立派です。











アリアンに誘われて、見えないところまでやって来ると
こうして振り向いて、ようやく挨拶を返してくれます。

いつものことですね。











話しかけてる内に、こうして寄りすぎるのもいつものこと。

そして、内気なアリアンらしい表情も。










以前、ウルタ君もたまに見せていた、この表情。

警戒と興味が入り交じった、相手を不審がるときの表情です。

斜に構えて、片耳を下げて、相手側に向けた片耳は上げている状態。

このあと、どうなるのかしらと思っているのかも知れないが












なにもないのですよ。









いつも、何も無いじゃありませんか。






ウルタールのうる: 巻二十八 (うるたやBOOKS)
東寺 真生
うるたや

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