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クルシャの天地

外猫の気配




とある有名料亭の店先にて、丁寧に梅が干してある。







収穫から随分と経た後に干すものなんだなと思いながら
通り過ぎます。


猫にとって、窓から入る情報には、外で梅を干しているかもしれない
なんてことも推測できるような要素もあったりするんでしょうか。







飼主よりずっと取り入れられる情報の幅も種類も多そうです。
いつもはぼんやりしているクルシャ君がこうして窓の外に
興味を持っていると、彼にとって何か意味の変化が外で起きて
いるんだろうと思えてしまいます。








たとえば、外猫の気配がする、とか。









小さな手で窓に取り付きながら、集中しているクルシャ君です。











毎回、何に集中しているのか知りたくて仕方ないのですが、
いつも分かりません。飼主の五感より外の情報を捉えている
みたいです。









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