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クルシャの天地

八月に振り返る路傍の薊




さすがに毎日毎晩伸び続けていると、クルシャ君の
放熱姿勢も慣れた風になってきましたね。








猫的には、仲良しに対して、こうしたつぶれ顔を見せる意味もあるんです
かね。「おまえのダレた、つぶれ顔など見たくない」と叱ってやるべきですか?


ローマ皇帝みたいに。誰だか忘れた。











姿勢を正して、綺麗な放熱姿勢。

末端まできれいに伸ばしながら、顔を傾けます。












仲良しに対しても、いつも綺麗な姿を見せる、猫的な礼儀だと思います。











飼主のヒトの姿をした仲良したちにしても、仲良しほど気の緩みや
姿に躊躇無く指摘を入れてくれますね。

髪の毛跳ねてるぞ、とかですね。





忠告はすぐ受け入れて直します。それは飼主が受け入れる個性だから
有り難いことを言って下さるわけで、「これが私なんだ。いじらないでくれ」
という御方もいるわけです。









いじって欲しくない個性の代表がこちら。

路傍で夏の初めに見かける薊ですね。
棘だらけであります。花言葉もノリメタンゲレみたいなこと書いてありましたね。









満開の咲き始め、最も美しい頃に出会えたようです。
もう10日もすれば、この薊も世界をふわふわにするために、種を作って
風を求めるようになるでしょう。

薊といえば、確か燕の都だったような。
薊だらけだったんですかね。

柳絮といい、薊といい、大陸もふわふわなんですな。









こちらはふわふわの親分。





 

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