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クルシャの天地

絶滅動物(ネコ科)たちの魅力



最近、遊んでくれませんが、何してるんですか?


暇を盗むようにして、食肉目の絶滅動物の記事を探して読んでます。
こういうのは、はっきり言う。
他のことは、わざと逸らしたり、ぼかしたりしますけどね。

年に一度くらい、今まで虫の話なんかしてたんで、今年も秋の
どこかで、今年見た虫の話でもまとめて記事にしようとは思っていた
のです。







見たこと無い虫、いましたよね。


いましたね。
それを話題にしようと思ってましたよ。
それがね、面白いのだが、美しくないやつでね。

なんとでも書けてはしまうのですが、記事にするのを
逡巡してる間に秋が来て、虫よりもスミロドンのことが
好きになってしまいました。








スミロドンとは、セイバートゥース先輩のことですよね。


X-MENじゃない方のやつね。
セイバートゥースタイガーって何のことかと思って見ていたら、言うところの
サーベルタイガーのことらしい。タイガーじゃないんですけどね。

食肉目ネコ科のマカイロドゥス亜科にスミロドンが分類されていて、
マカイロドゥス亜科自体絶滅。スミロドンは三種存在していて、
最大のポブレーターっていうのが、絶滅したのが一万年前。
ほんの最近です。









ホラアナライオンと同じ頃ですかね。

ホラアナライオンの子供の凍結ミイラは良好な状態で発見されていて
ニュースになってましたが、スミロドンは新大陸にいたんで、凍結保存
されなかった。サンフランシスコのタールピットの中で見つかってますけどね。


とにかくこの数年で分類も変わるわ、絶滅哺乳類のこと
も随分情報が増えてくるわで、ゲームに出てくるファンタジー生物やポケモン
なんかより、よほど面白いことになっている。主に分子生物学の手法が
根本的にこの世界を描き変えている。









分類って、ややこしいですよね。


ややこしい上に、紛らわしいですよね。

上顎の一対の歯が刃物みたいな形状になって伸びている、猫っぽい
生き物のことを、一般的にセイバートゥースと言うならば、実のところ
ネコ科以外のセイバートゥースが結構存在していました。

セイバートゥースの出現の繰り返し、それが肉食哺乳類の5000万年の
歴史なのです。

スミロドンが属するマカイロドゥス自体の意味がギリシア語で、
マケイラ(短剣)+オドゥス(歯)の合成語なんですが、マカイロドゥスという
名前の種が、肉歯目という別系統の絶滅グループにいました。
こっちのマカイロドゥスもセイバートゥースの特徴をした頭骨を
持っています。







えーと。



食肉目と肉歯目と、随分離れた系統でも、セイバートゥースがいた
わけですね。

食肉目に属する絶滅したニムラブス科のホプロフォネウスというのも
セイバートゥースです。こうして、近縁でネコ科ではないセイバートゥース
もいたわけですが、時代が全く違います。
ホプロフォネウスは3500万年くらい前の生き物。








聞くんじゃ無かった、かな。


リンク張ったり、画像入れたりしてるときりが無いんで、敢えて
やりませんでした。
この、面倒くさいところが面白いんだが、多分これからもっと
面倒くさいことになっていくでしょう。


そして、彼ら肉食哺乳類の歴史の最先端こそ、君だ。

クルシャ君。


ああそうだ。「Google 創立者」云々に答えさせて、個人情報を抜く詐欺の報告
をよく聞きます。気をつけてください。

創設メンバーとか創設者って言うもんな通常。
創立者でも間違ってないんだろうけど、創立は起点となる日時に
使われてるんじゃないかな、慣例として。詐欺メールや詐欺サイト
もこうした微妙な日本語の用法でバレたりしますね。

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