大概の猫はお気に入りのおもちゃがあると思います。
クルシャ君は専用のおもちゃ箱を持っていて、中に
いくつもおもちゃがあります。
放っておくと、遊んで欲しいおもちゃを咥えてきて、遊びを
要求します。
毎回持ってくるおもちゃが違うこともありましたが、最近はずっと
これです。
栗鼠だか山鼠だかを象ったふわふわに飼主が紐を結わえ付けた
代物です。
之をよく飼主が放り投げて、クルシャ君を走り回らせていたのです。
あるいは、他のおもちゃを飼主が
選んで遊ばせることもありますが、その直後には当のおもちゃを
運んできます。
遊んで貰ったおもちゃを好きになるようです。
というわけで、クルシャ君は一日にこのおもちゃを七回くらい階上
まで運んできます。