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クルシャの天地

小皿につんもりという理想の実現



こんばんは。たまに出てくる秘密の酒場紹介です。
キャパがない店や、店主おひとりで良い物出して下さる
店は、極力紹介したくない。本当は栄えてもらいたい
のですが、いいものはいいと発信してしまうと、自分が
行けなくなってしまって、また流離うことになる。









というジレンマは克服しておりますけれども、具体的な
情報は伏せた形で、どこが好きなのか、何が気に入ったのか
くらいはこうして、書き残すことにしているのです。

是非見つけて頂きたい、この場所。









営業時間は常に満席ですよ。


天狗舞を頂いております。










気に入ったのがこちら。



ありそうで無かった、里芋のポテサラ。
里芋のねっとりした食感と、クリーミーな味が
濃い目の日本酒にぴったり。

味はもちろんですが、この盛り方が気に入ってます。


小皿につんもり

中央を高くして、小皿とはいえ、皿の地の彩色と紋様を
愉しませるために中に寄せ、かつ量的にも満足させる。









はい、つんもりしてみました。


まあ、高坏といいましても、仏飯のお供えの方ではなくて、節会なんかの
お供え料理の盛り方の方なんですけどね。

土師器の高坏なんかが出土している、もしくは神社の蔵の中に残っている
ことからして、相当昔からつんもりしてたんだろう。



この盛り方の淵源は、高坏に食べ物盛ったお供えか何かなんだろう。
あっちはみっちり整形されていて、なんだか美味しそうには見えない
ところが微妙。



ウルタールのうる: 巻二十九 (うるたやBOOKS)
東寺 真生
うるたや

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