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クルシャの天地

知恩院の猫





確かずっと以前、テレビの年越し番組か何かを見ていると、各地の越年行事の中継
があれこれ切り替わる中、
大晦日の夜に僧侶が大勢で鐘衝きをしている光景を見たことがあります。
ご存じの方も多いのではないかと思います。






あの大きな鐘がこの知恩院にあります。






近くによって見ますと、鐘の厚さは30センチくらいあります。
成形炸薬弾使えば抜けるほどですかね。

鐘には数次に亘って型に湯を流し入れた形跡が、筋になって残って
います。






こういう重厚で立派なものがすぐ近くにあったのに、なかなか拝見する
機会がなかったのが残念。門前は今年の春先にも通ったのですが、余りに
立派な門を前にして、その際には気圧されてしまいました。






かと思えば、優美でかわいらしいものもあります。

むしろ、こちらのような優しげなものの佇まいこそが、こちらのありように近い
のだろうと思います。







だが、これは何だろう?







象が三葉葵を背負ってるみたいなんですが、ドアストッパーではあるまい。








同じ品物を販売していたような覚えもありますので、次回以降の課題にします。



優美といいますと、知恩院では狩野派の猫の絵が「七不思議」のひとつとして
愛されています。本物は障壁画で、そのパネルを写真にしたのですが、後から
撮影禁止であったことを想い出して、ここではその写真の掲載を控えます。
知恩院のサイトに伺いますと、見ることが出来ます。






祇園の蕎麦屋にて。


知恩院の猫だが、これ、ソマリのレッドですよね。
江戸時代にソマリのレッドが日本にいたのだろうか。
大阪の木村蒹葭堂あたりが手に入れた珍しい猫でも画家に写生させたりしたんでしょうか。






18世紀には日本に長毛猫がいたらしい。






カレー蕎麦食べながら思うことは、知恩院の猫のことばかり。







どこで何に出会うか分からないものです。





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