新国立競技場の建設だけでは収まらず、
今度はエンブレムのデザインの盗作疑惑が話題となりました。
結局のところ、白紙撤回という、
良かったのか悪かったのかわからないような結末を迎えました。
デザインをした方は他の作品にも盗用疑惑があり、
それが本当ならばとても残念なことです。
競技場もそうですが、良いデザインになることをお祈りしています。
真似をするのは悪いことではありません。
「守・破・離」といって日本古来のもので、
茶道や剣道などの修行の段階を表したものがあるのです。
「守」は先生の教えや型を守り(模倣して)身につけ、
「破」は他の先生や流派についても考え、
その中の良いものを取り入れ、
発展させていく段階で、
「離」は1つの流派から離れ、
独自の新しいものをつくり出し、
確立していくとものです。
どんなアーティストでも初めから「離」のできる方は
いらっしゃらないと思いますので、
現在あるものの模倣から入っていると思います。
しかし、真似をするのは悪くないとはいっても、
「離」の段階のレベルを要求されているモノや事で、
「守」レベルのことをやってしまってはいけないと思います。
冒頭のオリンピックのエンブレムに限らず、
商標登録が必要なものでそれをするというのは、
論外だと思います。
実は建築のデザインには著作権がありません。
少しでも違っていれば大丈夫なようです。
とはいえ、家の外観から間取り、
外構まで模倣した場合に、
盗用が認められた判例がありますので、
全くないというわけではないようです。
しかし、本当に細部までマネしないと、
盗用と認められないようです。
昔は、大工さんが建てる家というのは、
建てた大工によってそれぞれ特徴があり、
「あの家は、○○の大工さんの建物だ」
と外から見た雰囲気や和室のつくり方等でわかったものでした。
しかし、今は、工法、メーカーによっては、
工場で加工したモノを現場で組み立て職人がつくるという家もあります。
それぞれメーカーの個性みたいなものもありますが、
それに地場工務店が追随するようなところもあり、
そういう意味では個性がなくなっているような気もします。
弊社でも、性能、仕様はもちろんのこと、
デザインや外装、内装に力をいれて皆様に提供できるように、
がんばりますのでよろしくお願い申し上げます。
健康な暮らしとまじめな家づくり
はんどめいどレンタルボックスりら
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