10代目の家づくりと趣味のブログ

間取りについて

先日、アニメやマンガに出てくる家の間取り集

「名作マンガの間取り」という本を読みました。

有名なところではサザエさんの磯野家、

ドラえもんの野比家、

ちびまるこちゃんのさくら家などが載っているのですが、

マンガやアニメで出てこないところを著者である影山明仁さんが

想像して書いてあり楽しく読ませていただきました。


ここに出てくる間取りは、

建築として考えられてないものがほとんどである、

ということもあるのですが、実際に生活したら、

これはちょっと辛いなと思うものもあります。

例をあげると磯野家の浴室と洗面所は台所を経由しないと行けません。

また、客間を通らないと居間から廊下に出られず、

更に、家族の人数に対して収納が少ないかなと思います。

現代的な二世帯住宅としては、かなり物足りない感じがします。

ただし、平屋なので、将来的には2階を上げるのが良いかも、

なんて想像するのも間取りの醍醐味なのかもしれません。

間取りを考える上では、人それぞれライフスタイルは違いますから、

自由設計であればよほどでもない限り、

全く同じ間取りにはならないところが、

それを考える上で面白いところでもあります。


一般的には、新築時に考え抜いた間取りでも、

数年経つと「ここはこうすれば良かった」など色々と出ることがあります。

それはライフスタイルの変化によるものや、

設備機器が急に進化してしまう場合に起きることが多いと思います。

ライフスタイルは、子どもが生まれた、

大きくなって子どもが1人暮らしを始めたなど家族の増減や、

新しく趣味を始めたことによっても変化します。

又、設備機器に関しては、インターネット接続が無線になった。

携帯電話になったので固定電話が要らなくなった。

オール電化にしたので、不要になったモノがある。

(収納するところが必要なくなった)

など、暮らしが変わったことによって間取りが変わってしまうということなのです。


つまり、ライフスタイルによって常に

「満足した間取り」は変わってしまうということなのです。

それ故に、「家は3回建てると自分に合った間取りになる」

というのはそういうところからきていると思います。


将来的には、可変できる間仕切りや、

家具のようにキッチンやお風呂が移動できて、

簡単に変更できれば良いのかもしれませんが、

現状ではまだまだのようです。


例え、簡単に出来るようになったとしても、

希望するリフォームをしたあとの満足感とはほど遠いのでしょうけど・・・。

そんな時は、私どもがお役に立てれば良いと思います。


健康な暮らしとまじめな家づくり
http://www.ujiie.com/

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