本日、ヘッドフォンの試着・試聴を行ってきました。
隣県の福岡まで足を伸ばし、博多駅前のヨドバシへ。
目指すはヘッドフォンコーナー。
ここのヘッドフォンコーナーは素晴らしい品揃えでした!
オーテクやSONYは勿論、ゼンハイザーやAKGにKOSS、ベイヤーからSHUREやモンスターケーブルに至るまで様々なメーカーの様々な価格帯のヘッドフォンが置いてあり、それ等の試聴機が数十台用意されているんです。
本当に素晴らしいです!
そんな状況で先ずは目に留まったゼンハイザーHD25-1Ⅱを試聴。
予想外に良い装着感です。ドライバーは耳乗せタイプですが、取り付けに三次元的な遊びがあるお陰で耳にフィットします。
でも音はピラミッド型、かつ中域が引込んでいるので僕のヘッドフォンアンプには相性が悪そうです。金田式純正機種なのに・・・。
僕が作ったヘッドフォンアンプはどうやらオリジナルから大幅に改悪してしまっているようですw。
ちなみに今回の試聴は全てiPod nano単体で行っていて、ヘッドフォンアンプは使用していません。色々な意味で勇気が足りませんでしたw。
ですので、脳内で補正を掛けて判断しました。
重ねて、一部高級機種は店員さんにお願いしてショーケースから出して貰った上での試聴なので短時間しか行えません。そこで選んだ曲は以下の二曲。
この曲でボーカルのハイトーンとシンセを判断。
この曲でドラムスやベースの低音部分とシンバル、ボーカルのエフェクトを判断しました。
そして、お次はSONYのMDR-7506。
密閉型にしてはタイトで素直な低域が好印象。高域のSONYサウンドも許容範囲。
好印象です。
そしてNo.1候補のオーテク ATH-A2000Xを試聴。
・・・音以前に側圧が緩すぎます。頭がデカイ僕でも緩いとは・・・。
ショウガナイのでNo.2候補、ATH-W1000Xを試聴。
これも結構緩いですが、ギリギリ許容範囲内。
しかし低域は量感が有り、腰高。ヘッドフォンアンプで強力に駆動したら低域ばっかり前に出て来そうです。
隣に置いてあったデノン AH-D5000も聴いてみました。
完全なピラミッド。The DENON Sound。アンプをデノンからクラウンに変えた時のことを思い出しました。
意外と良かったのがベイヤー。
DT660か770?880だったかも知れませんが、密閉型のです。低域がタイト。
でも高域のレスポンス?ピーク感がiPodでは良いですが、ヘッドフォンアンプと組み合わせた時に問題になりそうです。
あと抵抗値が32Ωと250Ω以上しかないのが困ります。ヘッドフォンアンプ的に40~70Ωが欲しいです。
AKGはやっぱり僕の頭には小さくてダメでした。
僕の頭は長いんですよね~。F1ドライバーで例えたら{(シューマッハ+ウェバー)×日本人係数}/2ってカンジです。(注:日本人係数は鼻が低く掘りが浅いということ)
上下方向に長さが足りず、耳たぶの下辺りに隙間が出来るんです。
っと、他にもKOSSやSHURE、Rolandも聴きましたが、それ等も含めて密閉型は低域の量感とレスポンスに問題を感じました。
デノンのAH-D5000等の中域が魅力的な機種は幾つかあったものの、全域でのバランスが最も好印象だったのはSONY MDR-7506でしたね。フェイバリットカラーの青色のラインが入っていますし、これに決めました。
しかしSONY MDR-7506はここ数年で仕様が大きく変わっているようです。
生産国が日本→中国→タイと変っていて、磁気回路もサマリウム・コバルト→ネオジムと変っています。出音は当然違うというのが巷の噂です。
個人的にはサマリウム・コバルトの磁気回路を聞いてみたかったです。同じコバルトを混ぜるアルニコとキャラクターが似ているのかも?なんて素人考えから来る興味なんですよね。
でも、もう手元にやってくるMDR-7506はタイ王国製のネオジム磁気回路と決まっていますので、精一杯愛でてやることにします~~。
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そしてiPodでHD 25-1 II試聴は酷過ぎです。
取り敢えず聴けるレベルにしか鳴りませんよ…
HD 414X(32Ω)ですら鳴りませんから。
因みにオリジナル系金田式ならばHD 800(300Ω)もしっかり鳴ってます。
危なかったです。
>取り敢えず聴けるレベルにしか鳴りませんよ…
本音を言うと仰る通りで酷過ぎました。
人気機種だから若者に酷使されて壊れているのだろうと思いましたら、別のコーナーにももう一台置いてあるのを発見。しかし音は同じでした。
以前、聴かせて頂いたHD 414Xが同じ様な環境でも素直に鳴っていたのをよく覚えています。
やっぱり開放型の方が良いですね~。
ご自分で作れてしまう知識と技量が羨ましいです・・
いつか自分で金田式が組めればと・・夢だけにしておきます(笑)
シオーヤさんもついにヘッドフォンを使われるのですね。
周波数特性も計れず、耳も自信がないのでスピーカーのバランス合わせにはAKGのK701の世話になってきました。自分の場合はすぐにヘッドフォンがずり下がってきます・・
でも最近ようやくヘッドフォンの表現力をスピーカーが超えてくれて、感動してました(笑)
オーディオレーシングが再開されるのを楽しみにしています
高校で電子回路勉強していただけで、知識や技量なんて初歩と基礎だけしか持っていませんが何とか作れました~。
Nong-Khaiさんやネットの先立の方々のお陰です。
しかしAKGがデカイとは小顔ですね!羨ましい~。
じつは僕、セッティングにヘッドフォンを使用するのは否定的な考えでいたんですが、若干考えを改めておりますw。
メインシステムをハードにプッシュしてくれそうです。
>オーディオレーシングが再開されるのを楽しみにしています
ありがとうございます!
秋口辺りからパワーアンプの下ごしらえを始めようかと思います。