Mementoさん宅再訪

音楽とオーディオ / 2019-12-29

約10年前、hidetarouさんとご一緒に訪問させていただいた、Mementoさん宅にお邪魔させていただきました。

10年前、広島県のhidetarouさんと一緒に福岡県のMementoさん宅に伺いました。
今現在、私は福岡県久留米市に住んでいて、非常に近いこともあり、年末の忙しい時期ですが久しぶりにお邪魔させてもらいました。

TOP画像のとおり、エベレストをFMアコースティックのパワーアンプで鳴らされています。
10年前のパワーアンプはアキュフェーズで、その他のコンポーネントもアキュフェーズが多かった様に記憶しております。

FMアコースティックはオーディオファイルの方々の中でも評価が高く、様々な方の評価を読んだ上で勝手に作り上げていたイメージはアキュやデンオン的なピラミッドバランスではない、ニュートラルな方向のアンプだろうと想像していました。
実際はバランス的にニュートラルなのですが、Mementoさん曰く「真空管的な艶やかさ」に魅力を感じる素晴らしいアンプでした。
しかし、高価(;^_^A

Mementoさんのシステムは大まかにNASやCD等のデジタルとアナログの2系統から構成されていますが、フォノイコがADCになっているようで、最終的にｄｃｓのDACに入力されて、タイムアライメントやチャンネルディバイディングをするDSPで再度AD/DAされてパワーアンプに入力される流れのようです。
このDSPが素晴らしい様で、音場は正確に左右対称な広がりでした。我が家では周波数によって左右にぶれます(^^;)

そして、なんと言っても最終的な出音が素晴らしかったです！
エベレストが「これぞJBLのフラッグシップ！」といったサウンドでした。ロックやJAZZのパルシブな音の再現性は勿論、ボーカルの表現にまで懐があり、感動しました。
その時の音源がアナログLPでして、他にも何枚もLPを聴かせてもらいましたが、ハイエンドアナログから再生される音質は全体的にデジタルに対して不足がなく、プレゼンスでデジタルを上回るものでした。
私も製作途中で寝かしてある金田式ターンテーブル制御アンプを形にしたくなってきました！

これまでハイエンドオーディオの印象は、覇気のない音像が整然と並んだ冷たい音場が多かったですが、Mementoさんのシステムにその固定観念を完全に破壊していただきました！
どうもありがとうございましたm(_ _)m

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