プロケーブルで初めて購入したのはモガミ2534だったと記憶しています。
モガミ2534の音は、それまで使っていたオーディオテクニカやオルトフォン、アクロテック等のポピュラーなケーブルとは全く異なるものでした。
ポピュラーなケーブルは総じてボヤけた音像とロールオフした高域、霧散するような音場の様に聴こえていました。一方のモガミ2534は締まった音像と落ち着いた雰囲気、そして“フラットな周波数特性に聴こえる”優れたバランスでした。
この優れたバランスが音楽の情熱と叙情を伝えてくれて、当時の僕はプロケーブルの主張に納得したのです。
そして、ケーブル類の次に購入したのがCROWN D45です。
D45の音は衝撃的でした。
今まで聴いたことがある様々なメーカーのアンプの何れとも違う、独特の音調。明るい印象は無く、むしろ暗く陰のある落ち着いた雰囲気と誇張の無い両エンド。理想的なバランスでした。
アンプを自作するようになっても、CROWN Dシリーズのバランスを模倣していますから、この時の衝撃は今も続いているような気がします。
以上の様に、モガミ2534やベルデン8412とD45でフルレンジスピーカーを鳴らしていましたが、スピーカーは飽くまで仮でしたので、メインスピーカーの購入を考えるようになったのです。
当時、プロケーブルのHPの“鬼門コーナー”においてはALTEC A5やA7、604Eなどが優れた機種であると紹介されていましたが、小型ブックシェルフしか使ったことの無い人間にはサイズや金額、ヴィンテージであるという事などから手が出せませんでした。
そんな、スピーカー選びに悩んでいる頃“鬼門コーナー”でJRX115の発表があったのです。
そうして、以下のような初期プロケーブル推奨仕様のオーディオシステムが完成しました。
SP:JBL JRX115
SPケーブル:ベルデン8470
パワーアンプ:CROWN D45
ラインケーブル:モガミ2534、ベルデン8412、ベルデン88760
音源:iPodクラシック
この後、音源がPCになり、チャンデバを使用したマルチアンプになったり、ネットワークを分割した上でマルチアンプ駆動したりしました。しかし、そうすると部分的に先鋭化してしまい、荒が目立ってきてしまいました。特にハイエンドが不足していることに対してスーパーツイーターを追加することや、他のプロケーブルユーザーがウーハーユニットの換装で好結果を出していることからも、大幅な改造の必要性を感じるようになっていました。
この時にNong-Khaiさんと出会い、ALTECフロントロードの音に感銘を受け、現在のシステムの原型が出来ました。
この辺りについては次回にもう少し詳しく語りたいと思っています。
JRX115は最終的に手放しましたが、このスピーカーにはとても感謝しています。
高能率スピーカーの魅力とセッティングの難しさ、そして何よりも経験と可能性を教えてくれました。JRX115で試行錯誤した経験が無かったなら、今のオーディオシステムは無いと思います。それはD45に関しても同じであることは先に述べたとおりです。
このように、僕にとってプロケーブルは古き良き時代のスピーカーとの出会いと、既存のオーディオの常識に囚われない姿勢と行動力を教えてくれた、まさに“先生”でした。お陰で、僕は“自分自身だけの最強”のオーディオに肉薄出来ていると思います。
プロケーブル殿は“最強”という語句を使われていることで誤解を招くことが多いのかもしれません。オーディオを定量的に判断する術は無く、誰にも判断が付かないもので、有るとすれば個人の主観しかありませんから、そういう意味では“最強”は人の数ほど存在すると考えています。
僕は“最強”という言葉をそのように理解しています。
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此れを敢えて音楽再生用として使うには徹底的な改造が必要な筈ですよ。
時間と金銭的な面を考慮に入れると…
でもそれが有ったからこそ15in.+Horn&Driverを知れたと考えれば良いでしょう。
素のAltec A5&7では中高音が強過ぎですし、612Aでは箱が小さ過ぎで低音が全く足りないです。
D-45や75もラック・モニターや館内アナウンス用途、150でやっと小規模PA用。
只、此の判断は飽く迄生楽器や人の声を再生する基準に於いてです。
次回以降でNong-Khaiさん宅の音も交えて書いていきたいと思っております。
ご気分を害すこともあろうかと思いますが、どうかご容赦ください。
>僕を騙し、洗脳し、喰いモノにした悪魔のような
>オーディオ業界を怨まずにはいられまん・・・!!
今でも怨んでいますか?
本当にそういう人たちが悪意であったと確認しましたか?
悪意というのは、故意と法律上の悪意です
つまり自分の売っているものがガラクタで、こいつを騙して金を巻き上げてやろうと思い、貴方が不幸になるのを承知の上で「これはいいものですよ」と売ったのだと確認されましたか?その点きちんとただしましたか?
そうでなければ、これは誹謗中傷ではないでしょうか?しかも業界全体に対するものです
また「最高」という言葉について、貴方なりの解釈をしているようですが、プロケーブル主宰者のいう「最高」は標高8000mの前人未踏の境地であり、F-1マシンです
シオーヤ様はプロケーブル機材で最高峰に登れましたか?プロケーブルオーディオはF-1マシンでしたか?
違うのならプロケーブルも貴方を騙したことになりませんか?貴方もその片棒を担いだのではありませんか?
言葉がこのようになったことは申し訳ありません
確かに貴方にとって、プロケーブルから得たこともあるのでしょう。また「五分の理」ぐらいはあるのは認めます。
ただし、私は「プロケーブルにこそ騙された」と感じております。D-45もForce-iも使いましたし、鎌倉試聴室にも行きました。
そこにあったのはステレオではなく、店内BGMや野外PAでした
ある人が「プロケーブル社長はミニコンポすらまともに聞いたことがないとしか思えない」といっていましたが、私も全く同意します
乱暴な言葉になってしまいましたが、貴方がオーディオ業界には悪意をぶつけ、プロケーブルには甘いのは、やっぱり得心がいきません
議論に応じていただければ幸いです
改造の続き気になっていたんですが。
プロケーブル様→プロケーブル殿
違和感ありありですw
伝わるのも説明するのも
続き、楽しみにしてます♪
ご指摘の文章は大袈裟で行き過ぎた表現だったと反省しております。
あらかじめ断らせていただきますが、以下の文章は僕個人の偏ったオーディオの好みと考え方で、決して正しいものとは思っておりません。
オーディオの指標は各人の内面にそれぞれ存在して千差万別、確かなものなど何も無いと考えるようになりました。
今でも怨んでいるのか?との問いですが、今は非常に残念な気持ちで見守っているような心境です。
プロケーブルの能率至上主義に同調する僕にとっては、低能率スピーカーが高額になればなるほど目を背けたくなります。
アンプを自作するようになってからは、特にアナログ機器に関しては“古き良き時代の物は除いて”二度とお世話になりたくない気持ちです。
ケーブルやアクセサリなどに至っては正気の沙汰とは思えません。
標高8000mとF-1という例えに関しては、誤っていたのではないかと思います。
JRX115が標高8000mであるとして、プロケーブル殿が使用されているメインスピーカーが8001mとか8010mとかの誤差の範囲内といえるような標高であるとは“僕の好みでは”到底思えません。恐らくは「現在市販されているものの中では最も優れているのではないか?」という意味で標高8000m、或いはF-1と例えたのでしょう。
ちなみに、僕もオーディオをF-1に例えたりしてきましたが、これは完全な間違いであると考えを改めております。オーディオのような定量的に判断出来ない、あやふやな、いい加減なものと、時間とポジションという絶対的な基準で争うレーシングは全く異なるものです。車を転がす官能と、レーシングという競技を混同してはいけないと考えるようになりました。
プロケーブルに騙されたと感じる麥谷さんのお気持ちも理解できます。
高能率スピーカーはセッティングが難しく、低能率スピーカーのセッティング方法では全く不可能だと感じますし、JRX115やForce-iもそうなのかも知れませんが、セッティングを進めれば進めるほどにアンバランスな箇所が気になるように鳴ってしまうのが高能率スピーカーの難しさと思います。
セッティングを進めても思うような音が出なかったのならば、怨まれるお気持ちは十分理解できます。
僕のプロケーブルでの経験は、全てを肯定できるものでしたので、麥谷さんと大きく意見が異なるのだと思います。
麥谷さんと思いを同じくする方々には、心よりお詫びを申し上げます。m(_ _)m
改造を完結出来なかった事は今も非常に残念に思っております。
409Eはカーオーディオ用として、ALTEC DIGを手本にした自作スピーカーにしようかと考えをめぐらせています。
個人の判別が出来ないと困るのでコテハン付けて下さいね。
>彷徨えるオランダ人さん
お気遣いありがとうございます。
文才の無い僕には不可能への挑戦です・・・。
特に芸術と工業がクロスオーバーする、オーディオについて語ることの難しさは先人も述べておられるのでしょうね。
泡盛さん、まだプロケーブルに私淑してるんじゃないかと思えますね
ひとつだけ言わせていただきますと
プロケーブル社長は「良い」「悪い」と言い切るだけで、何がどう良いのか、何がどう悪いのかについては一切語ってくれません
良い例が「スピーカーの能率」です
あの文章を読む限りでは「高能率スピーカーは爆音だ」と言うだけであって、「高能率は良く低能率は悪い」それだけです
あの文章では「爆音であれば優秀である」としかとれません。例えば高能率スピーカーは感度の店でアドバンテージがあるとか、同じ音量で情報量が多いとか書かれていますでしょうか
実は1行も書かれておりません、つまり理由もなしに「低能率スピーカーは低能率だからダメだ」というだけです。つまり、ミスリーディングであり、単なる刷り込みです
もう一度「鬼門」を読み返されてはいかがでしょうか
ちなみにプロケーブルサイトでは、私が指摘するまでデシベルを「db」と表記していました
これが何を意味するのか・・・
これらを踏まえての続きを期待しております
「私の思うこと」については、このような形で小出しにして参ります。また次回ということで、お待ちしております
お詫びいたします
P.S
泡盛さん、「麥谷」氏へのコメントですけど
リアルの会話なら喧嘩です
いや、喧嘩を売りたいのならお止めしませんが
私が読んでも「ろくにスピーカーのセッティングもできない奴が一人前に批判なんかするな」って読めます
“鬼門コーナー”の文章に置ける「スピーカーの能率」に関してですが、能率がスピーカーの感度を表す値と、僕は読み取りました。
後になって、英語表記ではセンシヴィティ(感度)と表記されているのを見て、得心した記憶があります。
デシベルの表記は、僕も当初から気になっておりましたw。
プロケーブル殿はアーティスト側の人間でいらっしゃるという情報を得てからは、その他疑問に思っていたことに納得できた記憶があります。
次回以降もご意見よろしくお願いします。
先のコメントに関して米山さんから失礼な内容であるとのご指摘を頂きました。
読み返してみてはじめて、思慮が足らぬ乱文であると気付き、大変申し訳なく思っております。失礼いたしました。m(_ _)m
僕が伝えたかったことは、荒々しい高能率スピーカーに万策尽くしても自身の好みに合わないことは大いに有り得る事態で、その様な事態にしか成り得ない好みを持った方にとっては、プロケーブルを怨む結果となるのは理解出来ますし、僕がその片棒を担いだと思われていることに申し訳なく思います。
>米山さん
ご指摘ありがとうございます。
それにしても影響力があるんですね。
私はまったく意識していなかったので驚いています。
人それぞれアプローチが異なりますし、
結果的に反面教師になったとしてもそれはそれで面白いと思います。
オーディオは対峙するより寄り添った方が心豊かで楽しいと信じています。
ただ、泡盛さんは頑固な方だなあとは思いました
ただし、英語では「感度」はセンシティヴィティですね。ただ、日本語で感度ではなく能率という言葉が使われているということは、ニュアンス的意味で測定限界を表すのでなく、入力に対する出力の大きさを表していると思われます
正確には1Wの(あるいは2.83Vの)入力をしたとき1m離れたところで測定した音の大きさ(音圧レベル)です。デシベルは人の耳にかろうじて聞こえる音を0として対数で表現したものです。ちなみに100dBは地下鉄の音に匹敵します
私の立場は「室内で使うスピーカー能率は大きくもなく小さくもなく中庸がいい」というものです
あまりにも低いのは、高域にかけてる抵抗が強すぎ、それに見合うだけの低域しかでないということですので
能率が高すぎるものも不可というのは、こういう経験をしているからです
Force-iをD-45とつないで、Frieveで音だしをしていたときですが、キンキンするばかりで(これはプラスチックホーンの癖だと聞きました)骨と皮のやせ細った音しかしなかったんですね、そこでB&Wの685(89dB)とつないで、同じ音量を出したら見違えるように存在感のある音になりました。
何が違ったのかといえば、ボリュームの開度です
EVの時は1目盛りしか開けられませんでした。それ以上開けたらうるさいからです。B&Wのときは11時です
さて、ボリュームとは煎じ詰めていえば「抵抗」ですよね
つまり、ボリュームを下げるという行為は、スピーカーの感度なり、能率なり以前のアンプの段階で、微弱な信号を殺してしまうことを意味します。どんなスピーカーであれ、伝わらない信号を再生することはできません。
これこそが「高能率過ぎる」スピーカーを室内で使うことができない理由足りえると私は考えます。アンプのボリュームが0すれすれでは、すかすかのおとになります
もしこれを、セッティングで改善できるというのでしたら、その方法を(私が可能か不可能かにかかわらず)お教えいただきたいと思います
ぶしつけな長文で申し訳ありませんが、応じていただければ幸いに思います
失礼いたしました
以前はオーディオと対峙するような姿勢でいましたが、最近はようやく寄り添うように接する余裕が出てきたように思います。
やっとオーディオを、オーディオとして使えているような?印象です。
仰るとおり、僕はオーディオに関して相当に頑固になっていると思いますw。
他人が絶賛しようと、自分自身で確かめるまでは、むしろ疑ってかかります。自分の耳が全てです。
スピーカーの能率、感度に関しても同じで、僕にとってはスピーカーを選ぶ上での最大重要事項と考えています。
スピーカーは増幅するものではなく、受動的なエネルギー変換装置です。入力された電気信号を音波に変換することが仕事であり、電気信号を熱に変換するのはスピーカーではなく抵抗器です。
スピーカーのセッティングは人それぞれに感じ方の違いもあり、参考となるか自信がありませんが、僕であったなら以下のように対処すると思います。
①プリアンプを導入する。
仰るように、パワーアンプに入力する信号が小さくなるために、高能率スピーカーにとってプリアンプが非常に重要になってきますが、プロケーブルが推奨するミキサーはお勧めできません。電源トランスとともにミキサーはプロケーブルの商品の中で最も問題があるのではないかと“個人的に”感じております。
一般やプロ用で市販されている機器に良いものがあるのかもしれませんが、残念ながら僕は知りません。
僕は以前、音源とパワーアンプを接続するケーブルの、パワーアンプ側のコネクター内に820kΩの固定抵抗器を内蔵したパッシブプリを使用して好結果を得ていました。
弊ブログのブックマークにある、オーディオケーブル市場で販売されているパッシブプリも良いかも知れません。
あるいは、セイデン社等の23接点セレクターと好みの音の金属皮膜抵抗器を使用してパッシブプリを自作するのも良いかと思います。ググレば、その様な物を販売するガレージメーカーに行き当たります。
個人的には、高品質であればボリュームが一ヶ所入る程度の損失が、スピーカーの能率のアドバンテージを覆すものになるとは思いません。
②スピーカーケーブルで調整する。
キンキンしたりやせ細って聴こえるのは、恐らく周波数特性ではありません。
周波数特性に原因があった場合は、スピーカーの位置を壁に近づけたり、床に近づけたりして低域を出すようにする。あと、部屋がライブな状態であれば一次反射面に吸音材になる厚手のカーテンやカーペットを配置する方法が考えられます。
以上で改善されないのであれば、合わせてスピーカーケーブルで調整されたら良いかと思います。
鬼門コーナーに書いてあるように、ケーブルは太くすると柔らかい音になります。言い換えると高域がロールオフして、低域がファットになります。メッキ線は短くすると同様の変化が起き、長くすると逆の変化が起きます。非メッキ線は太さによる変化はメッキ線と同じですが、長さ方向の変化は逆です。
ですので、麥谷さんが使用されていたケーブルより太いものを使ってみるか、安いところではVFFの1.25sqか2sq辺りを試してみると良いかも?知れません。非メッキ線は単線よりもより線の方が優しい印象で、ロールオフがより低域からスムーズに落ちていく印象です。
③スピーカーの内臓ネットワークを改造する。
Force-iはCDホーンなので、恐らくはローパスフィルターとイコライジングを一つの1~3μF程度のコンデンサで行っているはずです。
これをキンキンするのであればムンドルフM-Cap630VやオウリCap等にすれば改善する可能性が大きいですし、好みのコンデンサでセッティングもできます。
以上、パッと思い付いた事を書いてみました。
そして、繰り返しになりますが、能率に対する考え方やセッティング方法など、僕のオーディオに対する考え方は正しいものだとは思っておりません。オーディオの正解は人それぞれの心の中に存在するものだと思っています。
しかし、僕の考えが何かのお役に立てれば幸いです。
私自身は全く文系なので、電気関係は異次元の世界です
ただ逆に、ここまで精進されている方が、なぜプロケーブルにはまったのか?という新たな疑問が出てきました
私は真実が知りたいだけで、プロケーブル社長にも、ライダーさんにもメールして、いろいろなことを聞きました
また、アンテナを張って、プロケーブルの主張の裏を取るということもしてみました
本当は氷壁クライマーさんにも、お話を聞きたいところです
シルキーのマスターには、残念ながら現時点で連絡を取ることはできません
ただ、シルキーのマスターはブログの中で「JRX115はどうやってもならすことのできないスピーカー」と評しています
これはPA業者の方々も同様の意見で、「とにかく音が汚いので、よほど予算をケチられないかぎり使わない」と仰る方もいます
さて、私から見た泡盛様ですけど
プロケーブルに私淑、というのはまだ遠慮した表現です
根本的な部分でプロケーブル的価値観を依然堅持されてると見ております
今は異なるアプローチでオーディオを構築されてますが、せっかくの努力にもかかわらず、できあがったものはプロケーブルのクローンだった、と言うこともあり得るのではないかと危惧しております
私のような小ずるい人間ならともかく、素直で頑固な人ほど、プロケーブルの刷り込みというのは強固に染みつきます
まず最初に「お前たちの信じていた常識はすべてデタラメだ、真相はこうだ」とかまします
私なら「ああ、WGIPの焼き直しだな(笑)」ですが、真面目でしかも問題意識を持った方は、これで引き込まれてしまいます。それがデシベルを「db」と書いてしまう無勉強な人間の言うことであったとしてもです
そのあとはとにかく断言を繰り返します
ときどき、たとえ話であったはずのものがいきなり「定理」に昇格します
で、根拠は?と捜すとないのです
そして結論は「私の言うことだけを信じて下さい」です
私のように神も悪魔も信じない拝金主義者なら、ここで「はん、決めぜりふ出たな」と一笑に付しますが。きまじめで純粋な人はそうはいきません
文系の立場で言わせていただきますと、あの「論文」には「可」もあげられません。でっかく赤でバツを書いて返します
でも、私はプロケーブルを信じてしまう人こそ信頼に値すると思っております
そういう意味で私は貴ブログを読み始めました
正直言ってしまうと、私は、私のような人間は嫌いなのです
でも、井上氏にとってあなたは裏切り者なんでしょうね。私はさしずめコウモリと鵺を足して2で割った卑劣漢でしょうか(もっともそう思われても、何ら良心は痛みません)
最も氷壁さんは、まだプロケーブルサイトに名を残しています。別な意味で尊敬に値します
では、次回を期待しております
自分のブログでも誤字脱字は勿論、誤解を与える表現や表現自体を間違って使用している箇所も多いでしょうから、ネット上の文章を読む場合もその点を考慮して読みます。
文系の方は文章に対して、正確性を要求されるのだろうと想像しますが、門外漢の中には僕のように大雑把に読んで自己責任で行動するという考え方の人間もそれなりにいるのではないかと思います。
米山さんのように文章に対して真摯に向き合われる方に、僕のような人間の駄文を読んで頂いていると思うと大変恐縮です・・・。
プロケーブル殿やライダーさんとも連絡を取られていたんですね。
シルキーさんのブログは僕も以前よりROMらせて貰っていました。一日も早いご回復をお祈りしております。
氷壁さんは今も変わらぬシステムで音楽を楽しまれていらっしゃるんでしょうね。僕もその様な付き合い方を今のシステムでしていければと考えています。
次回ではJRX115からALTEC等に変更された方々の参考になればという思いも加えて書いてみたいと思います。
>スピーカーは増幅するものではなく、
>受動的なエネルギー変換装置です。
>入力された電気信号を音波に変換する
>ことが仕事であり、
とは、まさしくそのとおりでしょう。
アンプからやってくる信号を微細なものまでできるだけもらさず音に変換する高音質スピーカーを設計したならば、それは自然と高効率のスピーカーになるのだろうと考えます。
言い直すと
「高音質スピーカーは高効率である」
となります。これが正しいとして、
その逆である
「高効率スピーカーは高音質である」
は正しいのか?といえば、それは違うと考えます。
音質を犠牲にして高効率を追求することもできるからです。
と、思います。
能率を犠牲にして得る音質があるのか?疑問な部分です。
高能率なスピーカーから厳しい音が出るのは、スピーカー自体に問題がある事も多いでしょうが、それと同じぐらいに接続された機器やそれを含めたセッティングの不備が、その高能率ゆえに音に変換されてしまうのだろうと“個人的な経験”からそう思います。
商品というパッケージ単体で判断するならば、プロケーブル殿の推奨するPAスピーカーはよんまるさんの仰る“音質を犠牲にして高効率を追求”していると言えるかも知れません。ALTECのVOTTなどにしてもそうでしょう。
そういう意味で、高能率スピーカーを家庭で使用する場合は特別なセッティングが必須になり、一般に市販されている商品と直接比較することは難しいのだと思います。