どうもお久しぶりです。
ブログを更新しませんのに大勢の方々に訪れていただいている弊ブログは幸せだな~~っと感じながら農耕に励んでおる今日この頃です。
しかし皆様に懺悔せねばならぬことがあります。
仕事とはいえ、大衆が口にする食物に劇物を散布してしまいました・・・しかも何度も。
それは殺虫剤でして、アグ□スリンという薬剤。
販売店では施錠された棚に保管する事が義務付けられており、購入するのにもチョットした書類が必要な劇物です。
葉物の野菜に幅広く効く便利な薬剤ですから、春先から晩秋まで多用されます。特別な減農薬、無農薬栽培でなければ葉物野菜には大体かかっていると思って間違いないんじゃないでしょうか。
本当にヤバイ薬剤のようなんですが、用法・用量を間違いさえしなければ消費者が購入する時点では残留しないそうなんです。
不思議ですね~。
でも、地球環境に確実に良くないというデータは薬剤に明記されています。
上の方の農村から流れてきた川の水を浄水して水道水にしているのは日本国においてポピュラーなシチュエーションですね。
現在の日本の浄水方法ではこの辺りの問題を解決できないそうなので、注意された方がよいかも知れません。特に女性、妊婦の方は。
僕の夢は上記の様なことのない「後世に優しい農業」ですが、現状では中々に難しい・・・・・・
でも!希望あるKEYを持っていますので、それと先達の技術を組み合わせることで「誠に安全な農業で食ってゆく。」ことが出来そうな気もしています。
コレは僕の努力だけでは実現出来ない事ですが、取り敢えず頑張っていこうと思っているところです。
以上、愚痴を書き連ねまして申し訳ありませんでした。
そんな風に葛藤しながら農夫一年生として日の明ける前から日の暮れるまで仕事をして、一日の終わりは音楽を聴きます。
色々な音楽を聴くわけですが、眠りに付く前に聴くのはゴルドベルグ変奏曲であることがほとんどなんです。
言い伝えの通りに華やかで明るく、でも僅かに滲む叙情性が深い慰めを与えてくれるような気もするような・・・。
一日の終わりに必ず聴くようになっています。
この曲との出会いは「チェンバロの代表曲は何ぞや?」っと思ってググッたら出てきた曲でしてw代表的な奏者のグスタフ・レオンハルトの盤を買ったんです。
そして一目惚れ!なんですが、僅かに足らない・・・その喪失感を感じさせない演奏があるんじゃないかと思い始めたんです。
次に購入したクリスチャン・ジャコレットの盤は現状で一番のお気に入りです。
女性ならではの気取らない華やかさが、そんな側面の美しさをストレートに伝えてくれます。
その次はヘルムート・ヴァルハ。
元F1ドライバーで現レッドブル・レーシングのアドバイザーだったか?同名のヘルムートさんも盲目でいらっしゃるのは不思議なことです。そんな彼の盤を僕が購入しないわけはありません。
華やかさの別側面を魅せてくれます。アンマー・チェンバロもイイですね~。
男性的な音の中に臭くない華やかさ。
でも、若干叙情性が足りないかなと。凛とした何か。
作曲者のそういう部分を演奏し切れていないのが悔やまれます・・・って言うか、この方の演奏の良い部分はそういう雰囲気とは違うところにありそうです。
他にも数名の方の盤を購入したんですが、あんまり聴いていないんです・・・。
でも諦めない?僕はこの方のCDを購入しようかと思っています。
バッハの心を汲んだゴルドベルグ変奏曲が聴きたいです。
何を隠そう、生でチェンバロを聴いたことがないです。
だからこそオーディオからも解き放たれて音楽に浸れるというのも大きいんでしょう。
自身の琴線に触れたスピーカーをセッティングして、琴線を爪弾く楽器の音を聴く・・・僕のLansingシステムは楽器に成るんですね~・・・
そして、酔いが感動を深めてくれるようです。
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ワーナー・テルデック(旧テレフンケン)の発売の古い録音のものの方が背筋の伸びた良い演奏だと思っております。
クリスティアン・ジャコテ(フランス語読み)これまた懐かしい響きです。
でもなあ「ゴルトベルク」ならグールド以外に考えられないけど。(笑)
1964年のヤツですか?イイのは。次の機会で購入してみます。
でもこのヒト、背筋が伸び過ぎのような気もするし、ジャコテは背筋が丸まり過ぎだしw中々コレ!っといったモノに出会えませんね。
グ-ルドもイイんですけど、端折った旋律とピアノの太さがどうも違うんですよね。
チェンバロのゴルドベルグならScott Rossのライブ版もいいですよ。
良いんですが、グールド同様アーティスティック過ぎる様に感じるんですよね。
バッハの心を気位の高い華やかさでもって演奏してくれる奏者はいないんでしょうか・・・。