泡盛レーシング
 




JBL JRX115の改造によるセッティングが煮詰まっていた頃、プロケーブルを共通とする友人の誘いを受け、Nong-Khaiさん宅にお邪魔することになりました。


「音響関係のプロが自作アンプでALTECを鳴らしていて、それはとても素晴らしい音だった。」
っと言ったような?ニュアンスの紹介を受けたと記憶しています。
当時の僕はJRX115のセッティングに行き詰っていて、現状を打開するインプットを捜し求めていたところでしたから“渡りに船”友人のお世話になってNong-Khaiさん宅に伺いました。

当時のNong-Khaiさんのシステムは、弊ブログのブックマークにある「ようこそ、自由の世界へ」内の「音楽大好き」項の「2.使用中の機器及び過去に使用した機器と其の調整方法」項の末尾の画像にあるスピーカーを、金田式GOAのAC駆動で鳴らしていらっしゃったと記憶しています。
Nong-Khaiさんのシステムには、当時のシステムに不足しているものが在りました。全体的なクウォリティも数段・・・っと言うよりも次元が異なるのではないかと感じられるほどで、極めて大きな衝撃を受けました。

JBL 2402に求めていた理想のシンバルを聴き、ALTEC 515Gがダブルで収められたフロントロードホーンは完璧なレスポンスと迫真のダイナミックレンジ、ALTEC 288Kは何もかもを歌っているようでした。
そして、これ等を駆動している金田式の自作アンプが銘機に相応しいクウォリティであることも、後々に実感することとなります。


この様な衝撃的な体験をした為に、JRX115を改造して改善する事に限界を感じ、次期メインスピーカーを新規に購入又は構築することを考え始めました。

Nong-Khaiさんが奨めてくれたのは、JBL 2426+2370に2226を180L程度?の自作バスレフ箱で鳴らす案でした。
僕も真剣に検討して、具体的に寸法なども考えはしましたが・・・ALTECの音の記憶が僕の決断を鈍らせました。実はNong-Khaiさん宅を訪れる以前にも、複数の友人宅でALTEC 604Eの音を聴いていたのです。この時、既に僕はALTECに魅了されていたのかも知れません。

そんな時に、藁にすがる思いでオークションを覗いたりすると、本当に出会ったりするんですw。
偶然にもALTEC 816Bを手に入れることが出来ました。さらに515-16Gも。
高域はNong-Khaiさんのおススメで511Bと902-8Bに落ち着きました。

この頃、Nong-Khaiさんにはとてもよくして頂きました。
素人がアパートにALTECのフロントロードを持ち込むという暴挙を実行できたのは信頼できる後ろ盾を感じれたからです。
氏に対しては言葉に尽くせぬ感謝の気持ちを感じております。

この後、中・高域のパフォーマンスに不満が出て288Kに手を出す事となり、311-60を加えました。
セッティングは主に自作のパッシブ・クロスオーバー・ネットワークにて行いましたが、限界を感じ、288Kから288Hに変更することになります。

こうしてバランスが取れましたが、すると今度は全体的なパフォーマンスに不満が出てきました。
この頃にNong-Khaiさんが金田式アンプを持参して拙宅に来訪してくださり、自作クロスオーバーの延長として自作アンプを考えるようになります。
この辺りで私事が忙しくなり、ALTECシステムを2年ほど封印するのですが、一昨年に自作アンプを完成させるのと同時に再び鳴らし始めました。

以上、非常に簡単過ぎるかも知れませんが、プロケーブルシステムから現在のシステムに至るまでの顛末です。



今、改めてプロケーブルを僕の主観と偏見を基準にして拝見すると、幾つか疑問に感じる部分があります。

これは以前、ALTECをセッティングする時に感じたことですが、電源トランスは肯定出来ません。
ノイズをカットする事で音質を改善する効果があることは理解できます。しかし、接点が増えたり、接点のメッキや配線が音に色を付けたり歪ませたりもし、何よりも挿入しないで済む筈の磁気回路が挿入されることに疑問を感じます。
ALTECに接続した場合、高域が歪んだ上に強調された様で、ボーカルを聴く上で一番敏感な5kHz前後の帯域が厳しくなり、一方でベースギターやドラムス、特にバスドラムのアタックが完全に奥に引っ込んでしまいました。

ミキサーをプリアンプとすることにも疑問を感じます。
音源とスピーカーの間にアンプを挿入するという事は、どんな優れたアンプであろうとも、色付けと歪みから音楽信号に損失を与えるものだと思います。ミキサーに置いては、最善を尽くしたとは全く言い難い集積回路を、しかも余計に複数通過してしまいます。
JRX115に接続されていたミキサーを勇気をもって外したなら、失われていたシンバルの質感とバスドラムの張り、そして自然なベースラインの音階に戻りました。

“音響の結界”に関しては、コメントすることが難しいです。
現在のシステムでは物理的に不可能なセッティングです。JRX115での使用感で評価するのは不十分でしょうし、使用可能なスピーカーは15インチを搭載する物でも比較的コンパクトなALTEC 612等になってしまいますし、試聴距離もニアフィールドに限定されます。極めて特異な音場を形成する方式で、今なら幾つかの改善策を思い付きますが、その策を試す機会をつくる余裕がありません。




グレート・プレインズ・オーディオで604Eのレプリカが発表されました。
http://www.greatplainsaudio.com/

グレート・プレインズ・オーディオ(以下、GPA)は元ALTECの工場で元ALTECの社員が今も嘗ての銘機やそれらの補修部品を生産しています。
これまで、604シリーズはフェライトのモデルを改良したものを発表していましたが、今回はアルニコ!モデルです。しかも、名称は604E Series II !!個人的にアルニコとフェライトに音質の大きな違いを感じていて、604にはアルニコでこそ真価が発揮されるだろうと考えておりました。しかもホーンはマルチセルラ!です。

冷静になってみますと、604Eよりは604G相当のように見えます。
604Eと604Gにはウーハー部分に大きな差を感じまして、Eは兎に角レスポンシブルな乾いた軽快な音。一方、Gはレスポンスで一歩劣るものの、Eよりも周波数特性がよりフラットなバランスです。
604E Series II は周波数特性から想像するに、高域ドライバーが802G相当のタンジェリン・フェイズプラグです。この点を考慮すると604Eでも無ければ、604Gでも無いんですがwむしろ、604Hのホーンをマンタレイからマルチセルラに変えただけ?みたいなw“604E Series II”のネーミングの意図がよく分からんところではあります。
懸念されるのは、タンジェリン・フェイズプラグにより周波数特性は伸びるものの、高域の厳しさからくるセッティングの難易度が高まるかも知れないという事です。高域でワイドレンジになったので、低域が604G相当であったとしても、むしろ好都合であり、新しい604シリーズにおけるバランスを実現しているのかも?知れません。
或いは、本家604Eと比較した時に最大の美点である中域に置いて差を感じるのかも・・・?


っと、604のアルニコモデル再発売に嬉しくなって駄文を重ねてしまい申し訳ありません。m(_ _)m
前回の投稿では、ALTEC 604Hを搭載した620が良いのではないか?っと書きましたが、上記の604E Series IIを620のレプリカに搭載して“適正価格で!”販売するガレージメーカーが出てきたなら“現代最強のスピーカー”という表現が使用されても僕は納得するでしょう。

非常に難しいこととは思いますが、プロケーブル社にこそ!604E Series IIを使用した素晴らしいスピーカーを生み出して頂きたいと願っております。

この願いをプロケーブルへの最後の想いとして、締めくくらせていただきます。






コメント ( 115 )
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コメント
 
 
 
Unknown (d4studio)
2013-05-05 02:45:41
お疲れさまでした。
 
 
 
604-8G (Nong-Khai)
2013-05-05 10:22:33
個人的に604同軸ユニットは8Gが完成形だと思います。
一度604-8Gを612C箱へ納めた物を聴くと良いでしょう。
8Gの中身は515Bに802Dを組み込んだ近接モニター用の物ですよ。
此の構成で荒れた中域を改善するには511Bホーンを用いれば優れたバランスが完成します。
難点はホーン鳴きなので511Eや311へスロートアダプターを付ければ更に下との繋がりが良いでしょう。
何度も言いますが288の場合、下は515二本使用で無いと288の音が勝りアンバランスな音色表現になります。
 
 
 
515 (GON)
2013-05-05 10:37:59
ダブルにしちゃいますか???
 
 
 
皆様、おはようございます (シオーヤ)
2013-05-05 11:19:59
>d4studioさん
どうもありがとうございます!



>Nong-Khaiさん
前回のコメントでは612を否定されていませんでしたっけw?
僕が聴いた604Gは620箱入りでしたので、仰るとおり612箱入りを聴いてみたいと思うような鳴り方でした。しかし、604を語るのにホーン追加を前提にするのはちょっと・・・。
ちなみに604のウーハーを515という方が多いですが、どちらかと言えば416A相当じゃないですか?あるいは中間の専用モデルでしょう。

ALTEC本来の声の良さを出すのなら2WAYのA5構成。
低域をダブルにするとツイーターが欲しくなりますし、適切なツイーターが無いですし、ツイーターとウーハーでバランスさせると288が引っ込んでしまってALTECで組む意味が無くなるような気がします。



>GONさん
声のALTECはシングルです~w。
 
 
 
Atecのツイーター (Nong-Khai)
2013-05-05 14:36:12
604-8G+612C箱のバランスは極めて良好です。難点は中域ですね。
ツイーターに関しては802Dには3000Hが有りましたし、288にはMR902-16HFが有りました。
実際当時我家の515B+816A+802-8G+511B+2403構成に対し288-16Gと311-60を持ち込んだ者達は私の所有機材を把握してたので箱入替えで済む816Aを817Aへ換えさせる罠だった筈。
私はその様な使用実績で言ってるんですよ。
 
 
 
お疲れ様でした (米山ともき)
2013-05-05 15:13:51
「プロケーブル社にこそ!604E Series IIを使用した素晴らしいスピーカー生み出して頂きたい」

完全に無理だと思います

まず、井上氏のポリシーである「安いPA用機材こそ最高の音がする」が邪魔します。
またアルテックは入手性に難がありますし
それにプロケーブルサイトを読んだ限りでは、彼にはアルテックをどうこうできるスキルはないように思います
「プロケーブルのイモハンダ」は一部で有名ですし(笑)
(私も確認しました)
そもそもCD-DAのレッドブックに書かれている内容さえご存じありません
また「音圧レベル」は力であって20の対数なので、3dBごとに2のべき乗にはなりません
6dbで2倍、20dBで10倍、40dBで100倍です
仮に仕事量としても10の対数なので、3dbでは2倍ですがそれ以降3dBごとに4倍、8倍、16倍・・・というのは間違いです

どうも泡盛様はプロケーブル社長のことを買いかぶってるように見受けられます
たぶんあの人は工業高校電気科で教えるようなことは、全く知らないのではないでしょうか
正直な話、レトリックもそうですが、あのサイトから真実を捜す方が大変です

ただ、泡盛様のプロケーブルに対する結論は、ずっと前に出てますね
100人いれば100通りの答えがある。これが泡盛様の価値観なら「プロケーブルという価値観があっても良い。ただ自分はもう与することはないが」と言うことなんだろうと思います。

どうもお疲れ様でした
私のわがままに真摯に取り組んで下さり、本当にありがとうございました
これからも貴ブログを楽しみにしています
 
 
 
どうもお疲れ様です (シオーヤ)
2013-05-05 16:14:10
>Nong-Khaiさん
MR902-16HFはJBLでの2402~2405の様な使用を想定したものだったんでしょうか?
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/c9/6c1de4814297c310d2e11008c3558407.jpg?random=c59e0b933668107bf5fc9506e69460dc
288とのクロスには問題があるような気がします。

515Cまでと515-16Gは若干違うんじゃないかとも思っています。ウーハーの違いが意外と大きいのではないかと想像しているのですが、どうでしょうか。
完全なホーン用途の設計である515Gの方がエナジーが大きいような気がしてます。能率も2dB大きいですし。

後はやっぱり好みじゃないですか?
僕は515G+816B+902-8B+511Bでは低域勝ち過ぎでアンバランスに感じました。



>米山さん
ALTECのエンクロージャーの設計図面は簡単に手に入りますから、分からない部分はオリジナルを手に入れて解決し、専門業者に外注するのは意外と簡単だと思うんですが、無理でしょうか。

この度は良い機会を作っていただきまして、どうもありがとうございました。
また、至らない点ばかりの投稿になってしまい申し訳ありませんでした。
 
 
 
MR902 (Nong-Khai)
2013-05-05 19:16:32
MR902はJBL 2402と同様な使われ方でEV HPT64等も同様です。
そして288と繋がらないってどう云う理由ですか?まさか12kHzから上がだら下がりって言うのですか?
515C迄とそれ以後ではコーン紙差の影響が殆どで能率的には変わりません。此れで低域が勝ち過ぎるならば部屋の特性やセッティングと上流側の問題でしょう。
 
 
 
Unknown (シオーヤ)
2013-05-05 21:55:34
12kHzから上がだら下がりですので、288をハイカットせずに被せることは出来ませんよね。普通に5~8kHzでクロスさせることは個人的に288の美点を損なうように感じます。
515Cと515GはT/Sパラメーターや磁束密度等の諸特性に大きな違いがありますが、Nong-Khaiさんはこの特性の違いはコーン紙差によるものだと仰るんですか?
部屋の特性やセッティング、接続された機器の問題と仰いますが、Nong-Khaiさんの当時の環境と現在の環境のキャリブレーションは取れているんですか?

やっぱり、好みや主観と偏見じゃないですか?オーディオのバランスは。
 
 
 
お疲れ様です (麥谷昌彦)
2013-05-05 23:10:05
更新、お疲れ様でした
アルテックについては、できるできないではなく
社長自らが「アルテックは手に負えない」と白旗を揚げている状態なので、論外ですね

私は、シオーヤさんは、プロケーブル否定者におなりだったのでは、と考えていたんですが、私の誤解だったようですね。申し訳ありません

私の考える「プロケーブルの教義」は
1.市販品オーディオはすべて「うんこ」であり、オーディオ業者とは、「うんこ」を「もち」と偽って高値で売る犯罪的な連中である
2.真の「至高の音」は、プロ仕様であるPAにしか出すことはできない
3.オーディオにおいては私(社長)の言うことだけが真実である
というものです

>私はオーディオマニア、音マニアではありませんので

>これです、これ。ネット上のオーディオゾンビなど、業者の回し者であり・・・、
>ボロいものを高額に売りたい連中(ぼったくり野郎ども)の集団、もしくはその子分であり・・・、
>あんな者どもは、警察に逮捕されるべき連中ばかりなのであり・・・、
>オーディオ業界から永久に追放されるべき連中ばかりです!!

シオーヤさんも、このようにお考えですか?

私は先に掲げたプロケーブルの教義3本柱を、どなたか技術に詳しく、経験も豊富な方に打破してもらいたかったんでしょうね
それをシオーヤさんに期待してしまったのです。申し訳ありません

ですが、ある方のブログを見て、溜飲が下がりました
このブログです
http://blog.goo.ne.jp/chandos/e/7bfad72424297b53a22372554ab2caef

この方は、信者でもなければアンチでもなかったかたのようです
そういうかたがそういう評価をされていたので、自分が鎌倉試聴室で感じたことは間違いではなかったのだと、少しは信じられるようになりました

最後に一つ、質問させてください
プロケーブル社長は、EVのPAスピーカーはアルテックをしのぐと公言していますが
お信じになりますか?

では、長文失礼いたしました
 
 
 
一つ言い忘れました (麥谷昌彦)
2013-05-05 23:17:18
長文を気にして言い忘れましたが
プロケーブル社長の主張の根幹をなす「オーディオ・カニバリズム」ですが

私はあれは
1.昔のたとえばアンプと、今のアンプが全く同じものであり
2.昔の物価と、今の物価が全く同じであり
3.購買層の縮小によって量産効果が失われ、それによって製造原価か高騰したということが決してない
の、3つの条件がそろわない限り、あり得ない話だと思います
この3つを勘案した場合、全く違った結論にさえなるかもしれません

ここにおいて「市販品オーディオはウンコである」という主張そのものが崩壊するのではないかと思うのですが、いかがでしょうか
 
 
 
キャリブレーション (Nong-Khai)
2013-05-05 23:28:03
現場がキャリブレーションに依る調整だけで済むならば私の様な感覚に依る調整は無用ですよ。
スペックは飽く迄参考値に過ぎないのが現場での現実です。
結局個人の好みと言われようとも聴覚が現場での必須能力なんですよ。
古い技術者の名言で『音の良い機器でスペックの優れた物は無い』と言う言葉があります。
因みに私は288-16Kへ902-8Bを被せて普通に使ってますよ。
自分で出来るか出来ないか、長年の経験が出来る引出しを増やすんです。
スペック重視ならば敢えてAltecや金田式を使う必要は無いでしょう。どれもスペックでは現行機器に劣ってますよ。
 
 
 
こんばんは、麥谷さん (シオーヤ)
2013-05-06 00:17:55
麥谷さんも米山さんと同じ意見でいらっしゃいますか・・・。604E Series IIは素晴らしい素材のように思われるので残念です。

麥谷さんの考える「プロケーブルの教義」の1と3は個人的に誤っていると思います。
2に関しては、ALTECやJBLからWE等の超高能率スピーカーに可能性を感じるので、部分的に賛同します。

市販品に対する考え方は前回お話したとおりで、技術や経験に裏付けされた回答が出来ないことは申し訳なく思います。
繰り返しになりますが、業界の事情は理解出来るように思えます。原因はむしろ購買層にあって、時代の流れと共に音楽鑑賞が庶民の娯楽の中心の一つでは無くなった事が原因なのだろうと想像しています。
「オーディオ・カニバリズム」に関しても言わずもがな、麥谷さんと同じ意見です。

>EVのPAスピーカーはアルテックをしのぐ
音響出力以外で劣っている部分は無いと感じます。自身の価値観を確かなものという前提であれば、投稿記事の内容もかなり否定的なものにはなると思います。

長期に渡ってのお付き合い、どうもありがとうございました。
 
 
 
こんばんは、Nong-Khaiさん (シオーヤ)
2013-05-06 00:34:32
Nong-Khaiさんの感覚が経験と実績に裏打ちされたものだという事は、僕の様な素人にも窺い知れます。
僕のような特異な感覚を持つオーディオマニアは鼻持ちならない事もあるやも知れませんが、どうぞご容赦ください。
 
 
 
なるほど (米山ともき)
2013-05-06 10:29:12
横レスですけど、Nong-Khaiさんのご意見、何かうなずけますね
私はオーディオショップ(試聴室あり)主催のイベント試聴会が好きで良く行くんですが、再生の緻密さ(これもある意味スペックですよね)を売りにしている某メーカーのシャンパンゴールドについては「良くできてるけど、面白くない」と感じます
まあ、これも使いこなし次第なんでしょうが、メーカーの社員が行ったセッティングでは、そう思いました
愛知県の某通販ショップ(笑)にいたっては、スピーカーは音圧レベル100dB、アンプのDFは400(今は売ってませんが)同軸ケーブルの伝送速度は光速の78%、しかもコンシューマーオーディオより遙かに安いなんてスペックまみれで自慢してますが、正直単なる道具に過ぎないミニコンポの方が、よほど楽しいです
音楽聞いて楽しいというのは、スペックとは関係ないところに負うところが大きいと、素人ながら思います

横レス失礼いたしました
 
 
 
お願いです (麥谷昌彦)
2013-05-07 15:16:58
私から2つほどご提案したいことがございます

1つは604E Series IIを使用したスピーカーをプロケーブルに提案することです
ALTECのエンクロージャーの設計図面は簡単に手に入りますから、分からない部分はオリジナルを手に入れて解決し、専門業者に外注するという具体策まで示し、メールでプロケーブルに提案されてはいかがでしょうか。というものです

もう1つは、シオーヤさんのオーディオシステムで再生中の動画をYouTubeにアップしていただけないか、ということです。再生音は私のスピーカーの音になってしまいますが、それでも概略はわかりますし、他の方のシステムの再生動画と比較することもできます

ぶしつけなお願いで恐縮ですが、前向きにご検討くださいませんでしょうか
 
 
 
こんばんは、麥谷さん (シオーヤ)
2013-05-07 19:46:13
1つ目に関してはお察しいただけると助かります。
僕が直接プロケーブル殿にご提案することに難しい部分がある為、604E Series IIの購買意欲のある方々が弊ブログのこの記事を見てプロケーブル殿にリクエストをしてくれる事に希望を持って書きました。
マーケティング無しに新しい商品は作れないはずだからです。

2つ目はマイクがありませんw。
DACにマイクアンプが付いてるので、ダイナミックマイクを貸していただけたら可能です。でも、まともな周波数特性で録音しようと思うとファンタム電源とコンデンサマイクが必要になりますよね?
機材を貸し出していただけるのならば、喜んでやらせて貰います!
 
 
 
わかりました (麥谷昌彦)
2013-05-08 15:57:27
ええ、それはもう本当によくわかります
・・・でもそうすると、なぜプロケーブル?と激しく疑問がわきますが。やっぱりアンビバレントですか?

ライダー氏にメールしてみようかと思います
泡盛さんが面白いことお考えですが、という感じで

動画アップは、失礼いたしました
ゼネラルオーディオの私はそんな機材持っておりませんです
そんなに大変なんですか、よくYouTubeで自宅のオーディオ再生アップしてる人見かけるんですが・・・
 
 
 
Unknown (d4studio)
2013-05-08 17:42:25
おせっかい失礼します。
Youtubeにアップされている方の多くが
家庭用デジタルカメラです。
不思議と音の傾向がわかります(笑)
私もしょぼいカメラでアップしています。
 
 
 
Unknown (シオーヤ)
2013-05-08 22:48:14
>麥谷さん
プロケーブルならば外装を廉価にしたりして手頃な価格で販売してくれるのではないかと思ったんです。普通のオーディオ店の感覚だと、高価なユニットに高価なエンクロージャーを用意して効果に販売してしまうんじゃないかと思ったんです。
ライダー氏にも是非ご検討いただきたいですね!

デジカメの映像をアップしましたw。
http://youtu.be/M8LgIRL_21k



>d4studioさん
アドバイスありがとうございますw。
上記URLにアップしました~。
 
 
 
画像見ました (麥谷昌彦)
2013-05-09 14:18:56
あれがアルテックの音なんですねえ
いやー、感服しました
クラシックでもなくジャズでもなくウインクだというのもいいですね

いやいやいやいや
プロケーブルの試聴室で目に貼り付いたうろこが目から落ちた気分です

試聴室の「結界」スタンドは不気味でした。社長自らばらしてますが、どこで聞いても同じ音、後ろ振り向いても同じ音
つまり、ステレオフォニックが壊滅してるんです
私の安物ステレオセットだって、後ろ振り向けば歌手は背後のある場所で歌ってますよ
コメントしたお客さんの中には「全面の壁一面がスピーカーとなり」と言っている人がいましたが、ある意味当たってます。部屋全体が1つのモノラルスピーカーと化してしまうんです。あれは不気味でした

せっかくここまでアルテックをすばらしく仕上げてこられたんですから、結界スタンドのことはきれいさっぱり忘れてしまわれた方がいいと思います
あれは音の迷路という意味で結界です

もし、さらなる進化ができましたら、また画像でアップしてください
お待ちしております
 
 
 
こんばんは、麥谷さん (シオーヤ)
2013-05-09 21:37:20
一夜明けて、シラフで聴くと考えさせられる音源ですw。
寛大なご評価をありがとうございます。

“音響の結界”は極めて特殊な再生音ですし「全面の壁一面がスピーカーとなり」という評価に肯ける部分も大いにあります。
実際にセッティングした際の感触では、壁を積極的に利用するという特性が想定外の試聴室の音を作ったと思われますし、一般住宅の石膏ボードの音が最良というわけでは無いと思います。
僕としては、最後までやり尽した訳ではないので、何とも言えない部分でして、それだけに可能性も感じます。

アナログシステムを構築したらYouTubeに再アップしたいと思いますのでよろしくお願いします~。
 
 
 
UP音源 (Nong-Khai)
2013-05-09 23:09:53
私の聞いた素直な感想は、ジャズ喫茶に於ける極めてA5的な音楽表現に感じました。
未だ未だ楽音再現に改良の余地が多々有りますよ。
結界配置の典型的例としては"waniさん"が上げられ、改良版としてはPSA-2を入れた"hiroさん"の完成度が印象的です。
"闇異人さん"のは発展型と言えるでしょう。
 
 
 
これは、圧倒的な (米山ともき)
2013-05-09 23:31:56
いやあ、アルテックな名前だけはあちこちで見かけますが、実物がこれほど凄いとは・・・

・・・とりあえず比較用に、自宅システムをデジカメで撮ってアップしました・・・時間かかるんですね
私のはあくまでゼネラルオーディオですので、本当に「比較用」です(汗)

http://www.youtube.com/watch?v=nbwfi0_I_W4&feature=youtu.be

では、これからどうなるのか楽しみにしております
 
 
 
以前アップしたものです。 (d4studio)
2013-05-10 01:14:38
モノラルなので怒られてしまいそうですが・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=eDhKo-WybJg&feature=player_embedded
 
 
 
いろいろ比較できて面白かったです (麥谷昌彦)
2013-05-10 14:49:53
私のミニコンに毛が生えた程度のセットなんてアップできません(笑)

私は、シオーヤさんは「PA宗プロケーブル派」をやめたんだと思ってましたが、勘違いでしたね。失礼しました

シオーヤさんとd4studioさんは、別にホーンスピーカーではないんですよね、エンクロージャーがああいう形だと言うだけで

いやー、あこがれますね
・・・自宅では絶対無理だからですけど
 
 
 
皆様、こんばんは (シオーヤ)
2013-05-10 20:55:59
>Nong-Khaiさん
waniさん、懐かしいです~!今はどうされていらっしゃるんでしょう。hiroさん、闇異人さんはネット等でのつながりが今もありますが、ご自宅に伺ったことがありません。何時かまた、関東でオフ会を開催していただきたいです。
結界セッティングで強い印象が残っているのは、友人の612です。この時の音が、僕に結界セッティングの可能性を棄てさせてくれません。



>米山さん
KEFの同軸スピーカーは以前より良い印象を感じていましたが、動画の方でも非常に麗しい声ですね!
邦楽の女性ボーカルを選択される辺り、僕と相当に似通った好みのようですね~。



>d4studioさん
僕も“You'd Be So Nice To Come Home To”にしようかどうか迷いましたw。
ミラフォニックの豊かな低域には驚きます。828とは違った形で絶妙に311-90とクロスしていらっしゃいますね~。



>麥谷さん
d4studioさんのミラフォニックは完全なホーンスピーカーのはずです。中域・高域もホーンですよ。
僕のスピーカーは低域がホーンとバスレフのハイブリットの様な中途半端な物ですが、高域はホーンです。

外から見ると「PA宗プロケーブル派」と映るのかもしれませんが、個人的には経験の中から取捨選択して自分の音を追い求めている「探求者」だと思っています。
 
 
 
Unknown (d4studio)
2013-05-10 21:09:44
ツィーターにJBLホーンを用いる方法は、シオーヤさんのを参考にしました。その際は、ありがとうございました。
 
 
 
Unknown (シオーヤ)
2013-05-10 21:41:30
こちらこそ検証していただきまして、どうもありがとうございました。その際には感激しました~。
 
 
 
Unknown (米山ともき)
2013-05-11 12:47:52
目玉オヤジ(LS50)ほめてもらったのは初めてです
「よくそんな物好きな」とか「設計は英国でも中国産だろ」とか「キモい」とか「音がこもる」とか「低音でないだろ」とか「へそ曲がり」とか言われましたが

はい、へそ曲がりは事実です・・・

でもLS50の名誉のために言いますと
ドンシャリのドンは出ませんが、低音はタイトによく出てます
動画でお聞きの通り、こもってなんかいません
って、何を力説してるんでしょうか

女性ボーカル、いいですよね
私は人気の松任谷(荒井)より、中島みゆきが好きです。「二艘の舟」なんてすごくいい(何かお龍と坂本龍馬の歌のように聞こえてしまいます)
動画は前半「夢破れて」で後半は再録アレンジの「I'm proud」だったんですが、クレームが付いたので削除いたしました

重ね重ね褒めていただきどうもありがとうございました
 
 
 
Unknown (シオーヤ)
2013-05-11 22:34:48
KEFはALTECと共に“タンジェリン”という名称を使用していますから、とても親近感が沸きます~。

「二艘の舟」のご紹介ありがとうございました!
初期のアルバムは全て揃えているんですが、夜を往けの辺りで止まっていました。EAST ASIA以降を聴いていきたいと思います。
 
 
 
Unknown (d4studio)
2013-05-11 22:54:40
私も中島みゆき好きですよ。
中学の頃、ファンクラブにも入っていましたし
オールナイトニッポンの入り待ちもしました(笑)
でもmiss M.で止まってしまいましたが。
個人的には寒水魚がお気に入りです。
懐かしい~。
 
 
 
Unknown (シオーヤ)
2013-05-11 23:42:21
どれか1枚アルバムを挙げろと言われたら、僕も寒水魚です。
苦悩の中から音を紡いでいた頃が好みですね~。
 
 
 
お久しぶりです☆ (マイケリ)
2013-06-29 18:58:23
シオーヤさん、お久しぶりです(^_^)

久しぶりにのぞいてみたら、ずいぶん活発な議論に
なっていますね!お疲れ様です!

僕がプロケーブルの推奨機器を揃えていた頃は、
シオーヤさんの後を追いかけてばかりでしたね!
今となっては、いい思い出です(^o^)


(一つ前のコメント、お手数ですが、削除しておいて
下さいm(_ _)m)
 
 
 
どうもお久しぶりです! (シオーヤ)
2013-06-30 10:41:32
一連の記事は意外と反響を貰って驚きました。

プロケーブル時代は僕もおっさんさんや他の方々を追いかけていました~。
マイケリさんにとってもよい思い出となっているという事を聞いて、安心しました。
 
 
 
Unknown (ドワッジ)
2013-08-15 21:14:20
初めて投稿致します。
今、投稿しても誰も読まれない可能性がありますが、
同じプロケーブルのオーディオを買ったものとして書かせて下さい。
皆さん、ルームチューニングをされていますでしょうか?
スピーカーの間に反射パネルを置くというものです。
あれで、部屋の音がだいぶ支配的になりますよ。
ちなみにforce-iの表面シートは音を吸います
その意味では良くないです
 
 
 
デッドorライブ (シオーヤ)
2013-08-16 21:27:08
実は僕もルムアコで色々やった上で、さらに改善を計画しております。
秋頃に取り掛かりたいと思っていたところです。

PAスピーカーの表面シート(カーペット)を剥ぐのは骨が折れるのでおススメできません!
僕は挫折しましたw。
 
 
 
ご返信ありがとうございます (ドワッジ)
2013-08-17 22:43:38
まさかご返信を頂けるとは思っていませんでした
ありがとうございます

さて、ルームチューニングはサーロジックなどの反射パネルがいいですよ
確かシオーヤさんは広島でしたから、関西にある逸品館で買われるといいかもしれません
或いはヤマハの調音パネルが、コスト・パフォーマンスがいいかも



 
 
 
Unknown (シオーヤ)
2013-08-19 22:41:57
サーロジックさんは参考にさせて頂いてます。
そのお陰で、以前の住処からキャリーオーバーしていたスピーカーセッティングが、現在の住処では不適切である事に気付きました。それは、直接音を阻害する定在波が悪さをしたことによる事象のようです。

僕はダイレクトに音楽を再生したいので、積極的に反射させませんが、高能率スピーカーでクラシックを追い求める方は、可能性を見出す価値が在るのかも知れませんね。
門外漢の僕には何とも言えません・・・。
 
 
 
Unknown (ブリ)
2017-06-06 16:50:28
初めまして。
はじめてコメントさせていただきます。

こちらの「プロケーブルへの想い」

読まさせていただきました。
私も同じような思いであることからコメントさせていただきました。

シオーヤ様の、「プロケーブルを通った者」としてのアドバイスを頂きたいと思っています。

現在私の機材はすべてプロケーブル推奨の機材です。(トランス・アンプ・ミキサー・TX1152等)

音源はMacBook ProでiTunes、ヘッドホンジャックからの出力です。
これらの機材はほぼ同時に導入したのでどれが原因かは特定できませんが、最初に出てきた音は、それはそれは高音キンキンの音でした。

所謂「音の焦点」を探すために、AE線600m引いてみたりミキサーのイコライザーで広域を思いっきりカットしてみたり、マルチアンプ仕様(プロケーブル社がいうところのクロスオーバー化)にしてみたり・・・・

色々しましたがどれも納得のいくような音は出ませんでした。特にチャンデバを使ったマルチアンプ使用は最悪でした・・・

今はTX1152の純正ネットワークをHiとLoに分離して、そこにチャンデバで分けた信号をボリューム調整して音を出しています。これが今までで一番良い音に思います。

あまり大きくシステムを替えていくことはできませんが、少しでもアドバイスがあればと思ってコメントさせていただきます。
 
 
 
改善策 (シオーヤ)
2017-06-07 21:15:41
はじめまして。
早速ですけど、思いつく限りの改善策を列挙してみました。

高音キンキンを解消する策としては、純正ネットワークの高域部分に使われているコンデンサを交換すると改善すると思います。
何故なら、定指向性ホーンは素の状態では極端なハイ落ちですので、ネットワークで大きく補正を掛けます。補正を掛けるコンデンサのキャラクターが音をキンキンさせるんじゃないかと思います。JRX115はコンデンサ交換で大きく音が変わりましたよ。
ムンドルフのM-CAPが安価で柔らかめの音なのでおススメです。それでダメなら、理想的じゃないですけどauricapはかなり柔らかくなります。

純正ネットワークとチャンデバの併用は理想的ではないですね。
上記のコンデンサ交換を行えば、純正ネットワークのみの使用で良い結果が出ると思います。

ミキサーとトランスも外した方が良いと思います。
ミキサーは音をナローにしますし、トランスはキンキンさせます。
これも上記のコンデンサ交換を行えば、高域は出ててもキンキンしないと思います。

非メッキ化はキンキンを解消してくれるので、おススメです。

ヘッドホンジャックからのケーブルはプロケーブル製の物でしょうか?
クロストークやS/Nが著しく悪化するので、できればSONY RK-CシリーズかVictorなどの市販品に交換するのがおススメです。
出来れば、USB-DACの購入が理想とは思います。

スピーカーケーブルはVVFではなくて、VFFが良いです。
家電とかによく使われているケーブルです。ホームセンターに売ってあります。理想のメーカーは大栄電線ですけど、試すのはどんなメーカーでもよいと思います。
太くなると音が柔らかくなるので、0.75から始めてみたらよいかと思います。


以上が思い付いた改善策です。
TX1152のネットワークには非常に興味が湧きます。どんな回路定数なんでしょうか?画像を貰えれば、もっと具体的にアドバイスできるかもしれません。

良い結果が出ることをお祈りしています。
 
 
 
有難うございます。 (ブリ)
2017-06-08 08:45:34
シオーヤ様

早速のアドバイス有難うございます。

高音キンキンには色んな原因がありそうですね…
高音にモヤがかかった様な耳障りな音がします。
今はミキサーのイコライザーで中高音を少し抑えています。

チャンデバでマルチアンプ駆動にした時は最悪で、高音は詰まった感じで全く伸びず、
中高音がモヤモヤした感じで耳障りでした。

Macからミキサーのケーブルはプロケーブル社のものでモガミやベルデンを使っています。

TX1152の回路図をやらさせていただきます。

https://yahoo.jp/box/rnxM18
 
 
 
Unknown (シオーヤ)
2017-06-09 23:54:20
詳細な回路図をありがとうございます!
ブリさんは電気・電子の仕事をされてるんですか?音楽は何を聴かれるんですか?

TX1152のネットワークは想像以上に複雑な回路でした。
オリジナルは平坦な周波数特性を実現するために複雑な回路で補正したのでしょう。多少の凸凹を許容して、シンプルな回路で代用できれば、高域はクリアになるはずです。
純正ネットワークでは、ドライバーに対して直列に接続される2μFと12μFのコンデンサの交換が効果的だと思います。

高音キンキンの原因は仰る通り、様々な事が重なり合っていると思いますが、Macからミキサーのケーブルは直ぐに交換してください。音質以前に電気的に問題があるので、交換の効果は大きいです。
 
 
 
こんにちは。 (ブリ)
2017-06-10 14:05:02
いえ、私は電気のことやオーディオはド素人でして(笑)
詳しい方にネットワークを見て頂いたんです。

その方のアドバイスで、ヒューズをパスしたら高音はとてもきれい伸びるようになりました。

やはりかなり複雑な回路なんですね・・・
チャンデバでクロスしても上手くいかないはずです。

昨日、簡易測定で周波数特性を見てみました。
思ったよりもフラットで、600~800辺りがピークになっていて、1.2k辺りがやや凹んでました。

プロケーブル社のiPod用ケーブルは問題があるんですね!知りませんでした。

早速SonyのRKシリーズを注文しました。生産中止品みたいですね…

大栄電線のVFFも注文しましたので楽しみです!
 
 
 
厳しい音 (シオーヤ)
2017-06-11 22:16:22
持つべきは友ですね!

SONY RK-Cシリーズはニュートラルより若干厳し目の音がします。併せて大栄電線VFFを使っても、ブリさんが合わせ込んだバランスが崩れると思います。

ケーブルを交換した先に聴こえるのは、スピーカーとアンプとMAC(アナログ出力)の特性です。
部品交換で調整し易いのはスピーカーですから、コンデンサでの調整をおススメします。
 
 
 
お久しぶりです。 (ブリ)
2017-07-31 14:02:18
あれから色々と頂いたアドバイスを参考に試行錯誤していますw

最近はDACを入れたことや、TX1152の純正ネットワークをLoとHiに分離して、バイアンプ仕様にしたり、それなりに成果は上がってます。

以前のコメントで気になったんですが、SMX2151を3156に交換すれば音質の良化は望めるでしょうか?
もちろんやってみなければわからない。というのがお答えでしょうけど・・・

ご友人の方がForce-iで成功されてるようなので気になりました。

ただForce-iとTX1152はユニットもネットワークも当然違いますからどのような結果になるか当方には全く予測できませんw

そこでシオーヤ様の豊富な経験からのご見解を是非聞かせていただければと思います。
 
 
 
脳内予想図 (シオーヤ)
2017-08-01 09:01:40
プロケ―ブル仕様で駆動されたTX1152を聴いた経験があります。
そのシステムは純正ネットワークを使わず、アナログチャンデバを用いていたので、ウーハーの素性はよく分かりました。

ザックリ言いますと、エレボイはJBLの様に硬質な音色ですが解像度がありません。
対してALTECはJBLほど解像度はないですが、エレボイやJBLよりも柔らかい音で、絶妙な中庸感です。
個人的にALTECとJBLに対し、エレボイは勝るものがない印象です。

でも、以上の感想はウーハーについてです。
TX1152のドライバーはウーハーほど悪い印象はありません。素直で良いドライバーだと思います。

Force-iとTX1152のドライバーは一緒です。
だから、ALTEC 3156で同じ様に上手くバランスするはずです。
だからと言って、ALTEC 416や特に515は強過ぎてバランスを崩すはずです。

ALTEC 3156に交換したら恐らく、若干明るい音色になって、スッキリと見通しの良い音場になり、レスポンシブルになるんじゃないかな?っと想像します!
 
 
 
さすが! (ブリ)
2017-08-01 13:00:58
の一言に尽きますね!

有難うございます。一気に3156に交換する意欲が湧いてきましたw

しばらくは純正ネットワークを使うことになると思うんですが、クロスは1650Hzです。

3156でも問題ないでしょうか?
気になるところです…
 
 
 
カット・アンド・トライです (シオーヤ)
2017-08-02 20:46:05
問題ないと思います。

ただし、純正ネットワークは低域に対し高域ほどではないにせよ、ある程度の補正を掛けています。
TX1152の回路図にあるL2はウーハーの高域特性を盛り上げるように作用します。L2の値が分かりませんし、TX1152のウーハーと3156の特性を比べることができないので詳細は分かりません。
でも、極端な補正を掛けている様子ではないので、極端に音のバランスが崩れることもないと思います。

3156への交換だけで音質向上するでしょうが、さらにネットワークをシンプル化・高音質化することで音質向上が望めると思います。
電気に明るいご友人がいらっしゃいますから、製作をお願いしてみては?出来る範囲でお手伝いしますよ~。
 
 
 
有難うございます。 (ブリ)
2017-08-04 14:17:28
3156があったので注文してしまいました(-_-;)
自分がまさかアルテックを使うとは想像もしていませんでした。
不安と期待が入り混じる何とも言えない気分ですw

取り敢えず純正ネットワークで鳴らしてみますが、ゆくゆくは自作に挑戦してみます。

その時はまたお知恵を拝借させてください。

 
 
 
肝心なこと書き忘れました・・・ (ブリ)
2017-08-04 17:16:56
将来的にはミキサーを外したいと思っているんですが、マスターヴォリュームを同コントロールするかで悩んでいます。

自作も含めて、何かいい方法があれば是非アドバイスをください。
 
 
 
おめでとうございます! (シオーヤ)
2017-08-06 15:35:32
3156を推奨していた以前のコメントでは書いていたんですが、3156のフレームは16インチなので、エンクロージャーを若干拡幅する必要があるかもしれません。Force-iは加工が必要だったそうです。
ルーター等の電動工具は持ってらっしゃいますか?

それにしても、出物があったようでおめでとうございます!
是非インプレしていただけたら嬉しいです。
また微力ながらお手伝いさせていただきます。

プリは金田式ヘッドフォンアンプがおススメです。
既製品だとパッシブプリなんかが安くて良いかもしれませんね。
 
 
 
3156マウント (ブリ)
2017-08-12 14:01:36
昨日ようやく載せ替えが終わりました。

やはり拡幅が必要で、インパクトドライバーのヤスリを使いましたが、結構大変でした汗

まだ細かなセッティングはしておらず、ただ以前のシステムに繋げただけですが・・・

正直びっくりしましたwあまりにも音が違ったのでww

こんなに変わるもんですか・・・シオーヤさんの脳内予想図通りで笑えましたw

音が非常にクリアになり今まで聞こえなかった音も聞こえます。音の広がりも素晴らしいです。かといって固くはならずすごくしっとりとした音色です。バランスも壊れることなく純正のネットワークで今のところ大丈夫そうです。

取り急ぎご報告まで。
 
 
 
アルテック・サウンド (シオーヤ)
2017-08-13 00:55:08
ブリさんが器用な方で良かったです(;・∀・)
加工できなかったらどうしようかと肝を冷やしました。

3156への載せ替えが好結果となり安心しました!
僕もクリアでしっとりとした音調がフェライトALTECのウーハーの美点だと思ってます。単純な解像度だけではなく、ニュアンスを伝えてくれるところが好きです。

僕も今そうなんですがw音楽から新たな発見を楽しまれて下さい!
 
 
 
ウーハーの高音域 (ブリ)
2017-08-24 12:58:54
こんにちは。

あれから色々と試行錯誤の日々が続いてます。

シオーヤさんの貴重なアドバイスにより色々と進歩しているのを実感してます。

が、TX1152導入時からずっと気になっていることがあるのでまたまた質問させてください。

原因は最近気が付いたんですが(汗)ウーハーの高域の強さなんです。分かりづらくてすみませんwウーハーだけで鳴らすとその耳障りな高音域が良くわかります。ですからドライバーのレベルを絞っても解決しないんですね。

クロスが1650なんできっと1300~1650辺りの音なのでしょう、特に男性のボーカルを聴く時に気になります。機械的な音というか、不自然なんです。

これに関しては3156に替えても解決していません。それだけでなく、Macの再生ソフト変更、DAC導入、ケーブル類の変更、ミキサーを外してパッシブプリ導入、等・・・

変わってないのはパワーアンプ(Thomann S75)とTX1152の純正ネットワークくらいです。

この2つのどちらかに原因があるのでしょうか?
またはクロス1650の宿命なのでしょうか?

私はやっぱり一番は生っぽいヴォーカルに憧れていて、それに付随する楽器の音が聴ければいいなと。

何かアドバイスがあれば是非お願いします。
 
 
 
ネットワーク定数 (シオーヤ)
2017-08-24 16:08:03
原因の一つは純正ネットワークの定数だと思います。

ウーハーに対して並列に接続しているLCR直列回路によって、ある帯域を5dB程度減衰させてます。この回路はクロスオーバー周波数付近で高域の不足する音圧を補っているものと思います。
L1とL2の定数が分からないので具体的な補正量は分かりませんが、コンデンサの定数が10μFであることからクロスオーバー周波数付近であることは間違いありません。クロスオーバー周波数付近でディップとピークが出来るように補正しますので、そのピーク部分を聴いて不快に感じているはずです。

僕であれば取り敢えずL2をバイパスして様子を見てみます。これは3156に対して丁度良いインピーダンス補正回路に変化します。
そうするっと高域と低域のクロス付近でディップが発生することになりますが、3156は1000~2000Hz辺りが盛り上がる特性ですから、意外に丁度良いかもしれません。
回路図を書かれたご友人であれば簡単な改造だと思います。ホームセンター等でVSF0.5㎜位の細い撚り線を購入して半田付けするだけです。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/8c/285cb857fd336273234b73ebbdad1160.jpg?random=c98d76a4f917daec1e393b0244237100


将来的にはL1とコンデンサ12μFを変更し、クロスオーバー周波数を1.2kHz程度に変更すればボーカルはさらに良くなると思います。
更には高域をALTECの511Bや811Bと902か802Gにすればボーカルは文句無しだと思いますが、ホーン鳴きや位相合わせ等セッティングは難しくなると思います。
 
 
 
訂正します (シオーヤ)
2017-08-24 18:57:43
L2のバイパスは不味いです。
抵抗値を読み違えておりました。申し訳ありませんm(_ _)mインピーダンス補正回路としては動作しません。急激なディップが出来てしまいます。
 
 
 
再考しました (シオーヤ)
2017-08-24 22:06:56
改めて熟考したところ、上記2つのコメントに関して訂正します。

ウーハーの高域の強さに関してはクロスオーバー周波数の変更しか解決策は無いように思います。

1.6Hzクロスの代表的なスピーカーがALTEC 604シリーズですが、このスピーカーのウィークポイントがウーハーの高域です。604ユーザーがウーハーの高域に不満を感じ、511Bか811Bホーンと、902か802ドライバーによる中域を追加してクロスオーバー周波数を下げることで解決しています。
同軸スピーカーのピンポイント音源を捨ててでも解決したいと感じるウィークポイントですから、相当な難題なんでしょう。個人的に604が初恋のALTECなのでwこの難題にチャレンジしたい気持ちを持っています。いずれは604を購入してチャレンジしたいと思っています。

具体的な解決策としては、中域を再生できるALTEC 902ドライバーの導入を提案します。
以下のアダプターを購入すればTX1152のホーンに取り付けることが可能です。
http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/209796/
クロスオーバー周波数付近で若干ディップができるでしょうが、800Hzクロスが可能だと思います。そうすると、ウーハーの高域は抑えられて本来の3156のパフォーマンスが得られると思います。

しかし、そうすると必要になるのがクロスオーバーネットワークの自作です。その際は乗り掛かった舟ですから、出来る限りサポートさせていただきます。
あるいは押入れに511Bホーンが眠っていますから、安くお譲りします。
 
 
 
たくさんのアドバイス有難うございます。 (ブリ)
2017-08-25 08:57:59
やはりクロスを変えないと解決しないんですねー

となるとDH3では1500からしか再生できないので必然的にドライバーの交換という事になりますね。でもTX1152のホーンと箱がそのまま使えるならそれもありです!

自作ネットワークもチャレンジしてみたいと思っていたので良い機会かもしれませんw

DH3は1.25インチとカタログにありますが、902との交換はこのアダプターだけで大丈夫でしょうか?

もし交換となれば、是非とも自作ネットワークにご協力下さいm(__)m
 
 
 
Unknown (シオーヤ)
2017-08-26 02:15:50
TX1152のクロスオーバー周波数は1650Hzと表記してますが、実際はクロスの前後で複雑にイコライジングしており、ウーハーはクロスよりも高域まで伸びていて、ホーンは低域を急峻に遮断してるようです。
コストと音質を考え、DH3を使用して耐入力を高めるための苦肉の策なんでしょう。

DH3も902もスロートは1インチだから大丈夫です。
ただ、このアダプターは管共鳴が起こる構造になるので理想的ではないです。スクリューオンのドライバーはJBL 2426がありますが、ブリさんの好みには合わないかもです。2421なら良さそうですが。
 
 
 
腑に落ちました (ブリ)
2017-08-26 11:21:07
>実際はクロスの前後で複雑にイコライジングしており、ウーハーはクロスよりも高域まで伸びていて、ホーンは低域を急峻に遮断してるようです。

腑に落ちました。確かにそのような鳴り方です。

ドライバーの変更の前に自作ネットワークを試してみるというのは如何でしょうか?1600クロスで。

3156とDH3でのシオーヤさんが思われる仕様というか定数ですか?を教えて頂ければ、回路図は例の方にお願いできます。

あとオススメのコイルやコンデンサなんかも教えて頂けると助かりますm(__)m



 
 
 
提案回路 (シオーヤ)
2017-08-26 19:39:33
学生の頃憧れだったJBL4430を参考にしました。

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/e8/dc68d23e71dbe9fdfc2ec222e512b118.jpg?random=cfdba8f3c022c45a26de1902f6c9c943

定数は以下の通りです。

C1:15μF
C2:2μF
C3:10μF
R1:4.7Ω
R2:4.7Ω
R3:20Ω
R4:10Ω
L1:1.0mH

-6dBの1.3kHzクロスです。

確認して欲しいのは、TX1152のホーンのカットオフ周波数です。大丈夫だと思いますが、800Hzぐらいまではしっかり音圧がないといけません。注意してチャンデバに接続して音を確認してみて下さい。まあ大丈夫とは思いますが。EVのHP64Mホーン同等品と思って定数を決めました。

R1とR2はどちらか一方を5.1Ωにすると3kHz前後の盛り上がりをコントロールできます。抵抗値を低くするはダメです。

コンデンサはsolen FASTが良いんじゃないでしょうか。
抵抗はPanasonic ERG3Sが安くて落ち着いた音で色々な定数を試せると思います。

もう一つ注意点としてはDH3を低域まで使っていますし、抵抗も3Wですので、連続で爆音再生は出来ません。でも一般的な家庭の音量では十二分に余裕なはずです。
 
 
 
コイル (シオーヤ)
2017-08-26 19:40:45
コイルは空芯コイルでいいと思います。
 
 
 
感謝の言葉しかありません・・・ (ブリ)
2017-08-27 00:06:44
本当に有難うございますm(__)m

ここまでして頂き只々感謝です。
これなら私にも作れそうです。

TX1152は確かにHP64Mホーンです。

早速、自作に取りかかります。
Solen Fast早速調べてみました。
あまり売ってるところが無いんですね。
どうにか入手します。
 
 
 
どういたしまして (シオーヤ)
2017-08-27 13:30:24
定数の微調整やインプレッション、仕上がりの写真をいただけたら嬉しいです。

Solen Fastはコイズミ無線に売っています。SCRってヤツですね。コイルもここで調達されたらいいんじゃないでしょうか。高価なコイルはかえって音がぼやけるかもです。
抵抗の定数は微調整が必要でしょうから、前後の値を多めに買っておくと便利だと思います。ERG3Sはギャレットオーディオとかが扱っています。
 
 
 
自作ネットワーク (ブリ)
2017-09-01 14:10:52
完成しました。

一応間違いもなくできたと思いますw
後日写真をアップしますね。

まだ少ししか音を出していませんが、ウーハーの耳障りな高域が確かに取れました!当然のことながらドライバーの役割が増えましたね。

このネットワークにもやはりエージングってあるんですかね!?

しばらくこのままで様子を見てみます。

それと抵抗は色々な値を買ってみたんですが、どこの値をどう変えたらどうなるとか当然あるんですよね??全く無知なもんですみません^^;

今後の微調整の為にお暇な時にまた教えてください!
 
 
 
完成おめでとうございます! (シオーヤ)
2017-09-03 23:18:59
無事に音出しされたようで安心しました。

ドライバーの領域が増え、高域の印象などどうでしょうか?
ハイエンドが伸びない印象でしたら、以下のように抵抗を追加してみて下さい。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/05/8a8710e254ff5d980bffcecf6e253e24.jpg?random=a2bd1c854fff3dfc87b086a705f89be8
R5の定数は10Ω以上が良いと思います。

ネットワークは大いにエージングされます。
特に抵抗とコンデンサは影響されます。コイルもソコソコあるんじゃないでしょうか。

R1とR2の定数を変えるとFigure7の様に変化します。
ttp://www.jblpro.com/pub/obsolete/443035.pdf
現状では変化は少ないかもしれませんが、R5を追加すると大きく変化するようになると思います。
 
 
 
良い音です (ブリ)
2017-09-04 11:08:48
恥ずかしながらネットワークの写真をアップさせて頂きますw
https://yahoo.jp/box/mTG1Gj

既製品の基板を使用しましたのでレイアウトが不格好ですが・・・

さっそくR5(12Ω)を追加してみました。高域がすごく変わり私の理想により近づきました。元々R1を5.1Ωにしていたのでその効果でしょうか?

3k~6kに強さを感じていた部分がR5で一気に取れました。不思議ですね。

エージングもかなりあるとのことなので、これからじっくり追い込んでいきます。

お陰様で今までにない満足感が得られました。
シオーヤさんに大変感謝しています。
 
 
 
写真アップありがとうございます! (シオーヤ)
2017-09-04 21:36:30
ガレージメーカーかご友人の頒布基板ですか?
端子台で組まれているのかと思いましたが、基板もスマートですね。

相対的にR2よりR1の定数を大きくするとハイ上がりになります。定数を逆にすると音も逆になります。
R5(12Ω)を追加したことで補正される周波数域がより高域にシフトし、同時に補正される音量も大きくなったためにフラットな周波数特性に近づいたと思います。出来るだけ部品点数を少なくするためにR5を削っていましたが、無理があったようですね・・・。
ブリさんもフラットな再生音を求めてらっしゃるんですね。

こちらこそ、素晴らしい体験をいただきました。
ご信頼を感謝いたします!
 
 
 
定数 (ブリ)
2017-09-05 10:17:15
基板は横浜ベイサイドネットというネットショップのオリジナルのものです。何もわからずとりあえず使ってみましたw

R1とR2の定数はこれから色々試してみます。
R5の値も変えるとやはり補正も変わるのでしょうか?
簡易の測定もやってみますが、やっぱり実際の感覚が大事ですよねー

オーディオは奥が深いですね^^;
 
 
 
Unknown (シオーヤ)
2017-09-06 21:01:13
高域ユニットのHP64MとDH3の組み合わせは激しいハイ落ちの特性です。R5の値が増えると、ハイ落ちのバランスがシーソーの様にハイ上がりの補正になり、フラットになっていきます。
R5とR1とR2はそれぞれがC2と影響するブリッジ回路を形成しています。なので、一つの抵抗の値を変えても相対的な関係が変化するので、補正は広い帯域に渡って変化します。

セッティングを合わせるのは感覚が最善だと思います。
測定は大まかに捉えるもので、大きく逸脱していないことを確認するフェールセーフ機器だと思います。
 
 
 
有難うございます! (ブリ)
2017-09-09 16:34:12
いつも詳しいご説明有難うございます。

3156ウーハーについてお伺いしたいのですが、例の簡易測定してみると600~700Hzがすごく盛り上がっているようなのです。これって3165の特性で特に問題が無いものでしょうか?また、聴覚上どのような影響があるものなんでしょうか?

いつも質問ばかりすみませんm(__)m
 
 
 
3156のインピーダンス特性 (シオーヤ)
2017-09-10 20:26:19
3156に限らず、ウーハーは高域になるにつれインピーダンスが上昇します。C3とR4がそれを補正する役目ですが、いささか補正量が控えめだったようです。
高域のDH3が急峻にカットオフするため、低域のカットオフを緩やかにしたのですが、補正量が足らなかったようです。

C3に10μFを並列に追加してみて下さい。もしかすると、R4に39Ωを追加する必要があるかもしれません。
この部品追加によって1.3kHz前後に凹が出来るかもしれませんので、抵抗は前後の値を買っておいた方が良いかもしれません。
 
 
 
さっそく試してみます。 (ブリ)
2017-09-11 08:20:49
有難うございます。

自分で少し調べてみたんですが、ディッピングフィルターというのがあるようですね。
650Hzで計算してみるとL2.7mH、C22uFという値なのですが、これを試す価値はあるでしょうか?
 
 
 
Unknown (シオーヤ)
2017-09-11 23:12:52
ディッピングフィルターはオススメしません。
何故なら、コイルは電流の変化が起こると逆起電力を発生させます。コンデンサと違い、スピーカーに対して並列に接続した時、微小信号への追従を阻害するように感じるからです。勿論コンデンサも同様ですが、より影響があるように感じます。

多少周波数特性に波があっても部品点数が少ない方が素直な音になるように感じます。
 
 
 
度々すみません (ブリ)
2017-09-13 12:22:14
またまた有益な情報を有難うございます。

取り敢えずコンデンサ10uFと抵抗を何種類か試してみます。
 
 
 
Unknown (ブリ)
2017-09-23 15:19:41
お久しぶりです。
あれから色々とネットワークの定数をいじってみたりして試行錯誤してます。
自作ネットワークにだんだんと耳も慣れてきて冷静になれるようになりましたw

ここで立ち止まると色々気づきます。

・3156に替えて段違いに解像度が上がった
・その分色々な粗が見え始めたw
・各帯域のバランスをとるのが難しい
・でも全体的な音のクオリティは別次元

ざっとこんな感じです。やはりセッティングは一筋縄にはいかないという事を痛感しました。

いま一番気になっているのはヴォーカルの腰高感です。
これはTX1152の時からずっとなんですが今でも感じます。

簡易測定してみるの200~300Hzにディップがあり、600~700Hz辺りにピークがあります。

ヴォーカルの帯域は大体この辺りですよね?ドライバーを切ってもそう感じるので、きっとこれが原因なのかなと素人なりに思っています。

ネットワークではこれはもう補正範囲外でしょうか?
他に解決策がありますかね・・・
 
 
 
Unknown (シオーヤ)
2017-09-23 22:03:21
ドライバーを切っても感じるとなるとスピーカーのポジショニングとルームアコースティックが原因ではないかと思います。

試しにスピーカーの位置を横と後ろの壁から離したり近づけたりしてみて下さい。
高さも重要です。スピーカースタンドはどの様なものを使っていますか?三寸半角の柱材は僕も使っていて、おススメです。
スピーカーの配置は極めて大きな影響があります。

スピーカーの配置で改善できなかったら、低域のルームアコースティックを改善するしかないと思います。
厚手のグラスウールパネルをスピーカーの背面などに配置することで低域の反射を抑えることができます。
家具の配置も大きく影響します。

600~700Hz辺りのピークは高域を逆相接続したら改善するかもしれません。試してみて下さい。
 
 
 
Unknown (ブリ)
2017-09-23 22:55:34
有難うございます。

SPスタンドは、プロケーブルさんにお世話になっていた頃に「どうしても音響結界が実践できない環境だ」と伝えると「それならSPを床から最低50㎝持ち上げ、フロントを上向きにしてください」と指示がありました。
また、SPの底を塞がないこと、内ぶりはドライバーが直接耳に向かないこと、床はしっかり固める事、などの指示がありました。

従って、スタンドは自作木製角材で、4点支持の床から50㎝上げでフロント5㎝持ち上げ、下コンクリートブロック。で使用しています。

もしこれに原因があるならすぐにでも改善策を試してみたいです。
 
 
 
Unknown (シオーヤ)
2017-09-23 23:31:27
コンクリートブロックは外してください。
中域を歪ませます。きっと3156は見違えるように歌うはずです!

床から50㎝は結構高めですね。
スピーカーの高さは低域の量感、ちょうど200Hz辺りを中心に影響してくるように感じます。高過ぎるかもしれません。

フロントを上向きにすると高域の音圧がリスニングポイントに届かなくなります。
既に床から50㎝以上の高さに設置しているので、定指向性ホーンでも影響が大きいはずです。

取り敢えず、コンクリートブロックを取り除き、フロント上向きを水平に戻し、50㎝程度の高さのままでも良いので、若干内振りのスタンダードなスピーカー配置にリセットしてみることをおススメします。

ところで「どうしても音響結界が実践できない環境だ」という部屋の間取りはどういったものですか?縁側のある障子の和室とかですか?
 
 
 
スタンド (ブリ)
2017-09-26 09:55:21
さっそくコンクリートを外して、木角材を試してみます!
拙宅の床材はフローリングなんですが、角材との接点にソルボセインは有効でしょうか?

結界が張れない環境というのは、オーディオのあるリビングがL字状になっていて、左側スピーカーの横は壁が無いんですね。右側には有ります。
またプロケーブルさんの方法は、床には90cm四方のコンクリートブロックが前提になってますがそのスペースがありません。こういった事情ですね。

オーディオには最適では無い部屋であることは理解した上で、最善の方法は無いかと試行錯誤していますw
 
 
 
Unknown (シオーヤ)
2017-09-29 21:38:05
ソルボセインはおススメしません。
ゴム臭い色付けが加わり、音の芯がボヤけます。低周波数から影響を受け、高周波数になるほど影響が大きくなります。
インシュレーターは特に必要ないと思います。

部屋の形状はなるほどです。
僕もRC造マンションなので、部屋の問題には悩まされています。
仰る通り、自分の環境の中で最善を尽くすのがオーディオだと思います。
 
 
 
Unknown (ブリ)
2017-10-04 11:03:23
スタンドは20cmの角材にしました。
200Hzの音圧がグッと上がり、見事にディップが無くなりました。
不思議なことに600Hz辺りのピークも無くなり、概ねフラットになりました。

聴覚上も今までに無い自然さで、聴き疲れは全くしません。
ネットワークも今の所問題ないようですので、しばらくこのままで使ってみます。

後の課題は片方のスピーカーが設置場所の関係で横の壁に近く、少しだけ低音が膨らんでいるところです。今は教えて頂いたグラスウールパネルを2枚使っていますが、もう少しです。色々試してみます。

それにしてもシオーヤさんには本当に色々お世話になりました。今まで盲信していたことに気づき、そこから助け出して頂きました。本当に今まで有難うございます。
 
 
 
Unknown (シオーヤ)
2017-10-05 21:33:18
フラットに追い込められて安心しました!

僕の部屋はしっかりとしたRC造なので、補正しきれない部屋の問題を抱えています。そんな環境の中で、ルムアコは大勢をコントロールする程度で、細部まで追いかけない方が良いような?気がしています。

こちらこそ、TX1152と定指向性ホーンのセッティングに取り組む機会になり、勉強させていただきました。

今後も弊ブログにコメントいただけたら嬉しいです!
 
 
 
ブリ (Unknown)
2017-10-08 16:39:49
もちろんこれからもお世話になるつもりです!笑

うちもRCなんで同じですね…

またお暇な時にでもお答え頂ければなんですが、ローパスフィルタのC3の値は変更すると、どんな感じに変わっていくのでしょうか?また、変更した際には抵抗の値も変えなければですか?

よろしくお願いします。
 
 
 
Unknown (シオーヤ)
2017-10-10 22:17:12
C3は3156のボイスコイルインダクタンスをキャンセルする効果があります。C3を増やすと、そのキャンセル効果以上の補正が掛かります。要はディップが出来ます。
R4はC3と協調します。R4が目標で、それに向かうカーブをC3が決める感じです。
調整するなら片方変更し、じっくり検証、音楽を聴いて判断した方が良いと思います。
 
 
 
Unknown (ブリ)
2017-10-14 08:18:55
大変勉強になりました。

スタンドを替えてから色々とポジショニングを探っているんですが、少し動かしただけで全然音が変わるもんなんですね。

これから色々と煮詰めて行きます。
 
 
 
明けましておめでとうございます (ブリ)
2018-01-04 13:23:23
昨年は大変お世話になりました。
シオーヤ様のお陰で、私のオーディオライフも格段に向上しました。

新年を迎えたからという訳ではないんですが、興味本位で聞かせてください。今のAltec3156を416に替えたらどんなことになるでしょうか?というのはあれ以来Altecに色々興味を持ち調べていたら、Model19というSPを知りました。クロス1200のようですね。以前頂いたアドバイスには416だとパワーが大きくてバランスを崩す、という事でした。Model19を実際に聞いたことはないのですが・・・やはりDH-3には合いませんかね。もしくはTX1152の箱では容量不足でしょうか?

またお手すきの際にアドバイスをお願いします。
以下はModel19の純正ネットワークの回路図のよう
です。
https://yahoo.jp/box/bZTXtt
 
 
 
あけましておめでとうございます (シオーヤ)
2018-01-04 19:26:12
こちらこそ、昨年は貴重な体験をいただきました。

詳しくは分かりませんが、416は昔ながらの設計、3156は昔ながらの部分を残しつつ現代的な設計(当時)のようです。
416は明るく張りがあり軽快なALTECサウンド、3156は僕の使っている515-16Gに似た力強さがあるニュートラルなサウンドだと感じます。

416は大容量のエンクロージャーを必要とするので、TX1152の箱では容量不足です。その点、3156は良い感じで鳴っているのは設計の違いによるものです。

また、3156においてもDH3と比べると若干低域のエネルギーが強い印象だと思いますが、低域を大容量箱に収めた416に変更すると、完全に低域のエネルギーが強過ぎる状態なると思います。
その際はModel19の様に高域を811B+802Gに変更する必要が出てきます。802GはDH3よりもエネルギーが強くなり、バランスするはずです。

511Bであればお譲りしますよ?
ですが、定指向性ホーンに比べてセクトラルホーンは鳴きますし、厳しい音を出します。
どこかで試聴されることをおススメします。
 
 
 
有難うございます (ブリ)
2018-01-05 09:49:56
早速のアドバイス有難うございます!
3156にもう少し重低音を頑張って欲しいと思うんですよね。
これは3156というよりもその他の問題でしょうか?
今はDACからパッシブプリ→パワーアンプなんで
パワーアンプが一番影響がありますかねー?
トマンS75mk2で、バイアンプで駆動しています。
 
 
 
Unknown (シオーヤ)
2018-01-05 19:43:35
聴かれる音楽の重低音が何かによるでしょうね。

重低音を求めるとJBLになるんでしょう。でもJBLは2220を例外に中域が劣ります。
ALTEC416でも200L程度の箱に入れれば、重く太い音は出ないでしょうが、低周波は出るはずです。ALTEC3156も箱次第で低周波は出るはずです。
箱の大きさとポートチューニングが大きく影響します。

パワーアンプは支配的です。
トマンS75mk2は聴いたことがないので何とも言えませんが、僕の経験ではクラウンD45とクラウンD150A2と現用の金田式では、それぞれの間に非常に大きな差があります。
スピーカーはとても良いですから、パワーアンプを含めたシステムの問題を訴えるように鳴っている状況じゃないでしょうか。
ホーンスピーカーの厳しい部分で、素晴らしい部分だと思います。
 
 
 
Unknown (ブリ)
2018-01-06 10:21:40
有難うございます。
そろそろシステム全体を見直す頃かもしれません。
パワーアンプについて詳しくお伺いしたいです。

S75はおそらくD45クラスのものだと考えています。
D150や金田式となると別格という事になりますか?
でも流石にパワーアンプまで自作というのはハードルが高すぎて躊躇してしまいます汗
 
 
 
金田式とデジタルアンプ (シオーヤ)
2018-01-06 22:19:02
D150A2はD45よりS/Nが優れていて、周波数特性とダイナミックレンジがワイドです。
そんなD150A2より金田式は上記の要素で優れています。

金田式の製作は受注してもいいですよ。
ただ、仕事が忙しいので納期は6か月、価格は部品代の倍額です。細かいクレームは一切受け付けませんw。アフターフォローは実費です~。
でも、僕の作る金田式は一度も故障したことはありません。

金田式ユーザーの御仁が使用されているデジタルアンプでTA2020-020というICを使った物があります。
各社キットを販売しているので、それを製作してみるのも良いかと思います。
ATTのヴォリュームやカップリング&デカップリング等の各種コンデンサを交換すると更に音質向上が出来るようです。
 
 
 
金田式 (ブリ)
2018-01-07 10:44:59
作って頂けるんですか!!
ホントにいんですか!?

有難いです。お値段はおよそおいくらぐらいになりますか?
ケースのサイズはどの位の大きさでしょうか?

憧れの金田式です。
 
 
 
Unknown (シオーヤ)
2018-01-07 14:13:39
値段は見積もってみない事には分かりませんが、トランスが2万強、ケースが2つで2万弱、その他の部品が3~4万ぐらいでしょうか?
ザックリですけど、部品代合計8万円で、倍額の16万円程度の結構な値段になりますよ?

AC電源半導体アンプの最新機種No.239になると思いますけど、電源ケースとアンプケースの二つに分かれているので、サイズはそれぞれ330*115*260と330*70*230です。
金田式はフルサイズコンポより幅が狭いケースを使います。

注意してもらいたいのは、金田式は保護回路が付いていますけど市販品の様な絶対安全な代物ではないという事です。
極端な例えですけど、電源入れっぱなしで最終的に火災になったりしないよう、使用者がすべての責任を負わなければなりません。
実際に金田式が故障してスピーカーのボイスコイルを燃やしたこともあります。

TA2020-020アンプもとてもいい音でしたよ?
 
 
 
金田式 (ブリ)
2018-01-07 15:28:39
有難うございます。
結構な手間とコストですね!
それなりのリスクも理解しました。

TA2020-020少し調べてみたんですが、これは部品の名前なんでしょうか?完成品は無く、自分で組み立てるという事なんでしょうか?無知な質問ですみません。

私くらいのプアな知識と技術で問題なければいいんですが…
 
 
 
Unknown (シオーヤ)
2018-01-08 21:51:08
僕が聴かせて頂いたTA2020アンプは既製品ですけど、もう生産していないようです…。
そうなるとキットで製作した方がチューニングし易いんですが、ある程度の技能が必要となります。難しい所です。

キットの製作を受けてもいいですけど、やはり部品代の倍額がお約束になります。
失敗を恐れずチャレンジしてみるのも面白いかもしれませんよ!
 
 
 
TA2020 (ブリ)
2018-01-09 09:44:38
色々調べているとたくさん製作記がありましたので自分でトライしてみます!
お値段も割とリーズナブルですし。

改造の余地も沢山あるみたいです。コンデンサは何がいいですかね?
SPネットワークでお勧め頂いたSolenがやはりいいでしょうか?
何か情報があれば是非ご教授ください。

若松というところのキットでトライしてみます!
 
 
 
Unknown (シオーヤ)
2018-01-09 23:51:55
ブリさんは半田付けをされますし、器用でいらっしゃる様ですから注意深く作業すれば大丈夫ですよ!

コンデンサは0.22μF以下はニッセイAPS、0.22μF以上はSolenが良いかと思います。
180μFぐらいの電解コンデンサはOS-CONにすると大きく改善するそうです。
抵抗もコンデンサと同等以上影響します。

ですが上記の部品変更で必ずしも良いバランスになるとは限らないので、音を聴きながら調整することになると思います。
 
 
 
TA2020 (ブリ)
2018-02-26 13:16:51
紆余曲折ありましたが何とか完成しました。
あんな小さい箱にまずビックリです。

Thomann s-75mkとの比較をレポさせていただきます。

まず前提として、TX1152のウーハーSMX2151の時には感じなかった、低域不足を3156に替えて感じました。以前シオーヤさんのお言葉にあった「3156に替えるとその他に一級を要求するだろう」という言葉を思い出しました。S-75mkを疑ったのはその時からです。

ではインプレです。
・今まで聞こえなかった歌声にかけられたエコーの細かいニュアンス、スネアの響き、ピアノのニュアンスその他色んな音が聴こえるようになりました。これがダイナミックレンジってやつですか?

・超低域から高域までフラットに感じます。けしてドンシャリではないんですがS-75mkがいかに中域のみが強かったのかがわかります。不満に感じていた低域も締まりがあり良く出ています。

・音場というのでしょうか、狭かったのが自然に広がりました。

ざっとこんな感じで大変満足しています。教えてくださって大変感謝いたします。

また質問で恐縮なんですが、電源についてです。
最初、付属の安物のSW電源アダプターからそこそこ評判のSWアダプターに替えたら確かに音は良くなりました。
これをさらにトランス電源アダプターに替えたらより音は良くなりますかね?
http://eleshop.jp/shop/g/g402222/
例えばこんなのがあるみたいですが。

お時間のある時にまたお願いします!
 
 
 
返信遅れてすみません (シオーヤ)
2018-03-17 19:14:56
コメントがあったことをメールで知らされるんですが、マーケティングメールと一緒に削除していたようで気付きませんでした。

TA2020が好結果だったようで何よりです。
このアンプには驚かされますよね。

リンク先の電源は安定化していないようなので、あまりおススメできません。
TA2020は太陽電池で高音質を実現されている方もいらっしゃいますし、他にもリチウムイオン電池やニッケル水素電池等でバッテリードライブすれば素晴らしい音質になると思います。
ニッケル水素電池の場合はエネループがおススメです。エボルタはボヤけた音質でダメです。

ただ、バッテリードライブは充電がネックですので、普段使いはコーセルのフラッグシップシリーズのPBAとかが良さそうな気がしますけど、実際に確認したわけではないので確証はないです。
 
 
 
お返事ありがとうございます。 (ブリ)
2018-03-22 10:01:08
やっぱりバッテリードライブが一番なのですね。環境に合わせて色々考えてみます。

パワーアンプでここまで変わると、その他上流まで気になり出しますね(笑)
今はMac book proから光出力でWM8741という値段の割にはそこそこ、というDACを使用しています。
この辺りに何か改善点は有りますでしょうか?
再生ソフトはiTunesだったり、audirvanaだったりを使っています。
DACは流石に値のはるものが多いですね。市販品でおススメは有りますか?
ICはAK4495というのが漠然と気になります。

また、お時間のある時にアドバイスして下さい。
よろしくお願いします。
 
 
 
試行錯誤になるのでは (シオーヤ)
2018-03-22 23:22:00
バッテリードライブがベストと信じますが、良し悪しです。
オーディオに適するとされるニッケル水素電池やリチウムイオン電池においても、銘柄によって音質は大きく異なります。それらよりも太陽電池の方が優れているという意見があります。
最優先は出音のバランスであり、それに対して大きく影響する電源は選択が難しいところです。試行錯誤で追い込んでいくしかありません。

Mac book proの光出力がどの様なパフォーマンスなのか分かりませんし、DACはデジタル部分以外にもアナログ部分で大きく音が変わります。
実際に実機を比べてみないと分からないところで、なんとも難しいですし、バランスが良ければ大勢に影響はないと思います。

ブリさんはTA2020アンプを自作する技能がお有りですから、TA2020アンプの部品交換でバランスを取ってみてはどうでしょうか?
ボリュームの交換やカップリングコンデンサの交換で大きく音質は変わると思います。
 
 
 
Unknown (ブリ)
2018-04-04 09:55:49
電源や音源は難しいんですね。
今の音のバランスに不満があるわけではないんですが、パワーアンプでこれだけ進歩すると、他まで欲が出てしまいますw

模様替えをしてSPの配置が変わりました。これだけでまたバランスが変わったので、じっくりセッティングしてみます。
 
 
 
Ta2020アンプ (Dominant7th)
2018-05-27 14:38:48
アルテックA7ユニットを手製のエンクロージャー(クレッシェンドとほぼ同型)で使っています。プリは真空管ですがパワーは夏場はTa2020アンプです(冬場は真空管)。このTa2020アンプは電源でかなり変わるためトロイダルコアトランス(12V5A)を使っています。サブウーファーを使えばバスドラの”ドスッ“と締まった低音も出ますが…。まあ、エンクロージャーがオリジナルではないので、結果OKとしてあまり拘らずにやってます。511B(802D)にスーパーツイーターを併用してます。艶が増して良い感じです。
 
 
 
バランスの良いアルテック (シオーヤ)
2018-05-27 20:06:58
バレンシアみたいな構成ですね。
416のアルテックらしい明るく軽快な音はいいですよね。
やはりこの辺りの構成が家庭用で最もバランスが良さそうです。

クリアなTA2020は真空管の良さもそのままに伝えてくれるんでしょうね。
真空管アンプはチャレンジしたいと思っているのですが、中々踏ん切りがつきません(^^;

511Bの高域対策にはN500C等で採用されているハイブースト回路を是非お試しください。
 
 
 
None (Dominant7th)
2018-05-27 22:15:56
シオーヤ様
返信いただきありがとうございます。
511Bはエンクロージャーの外置きにしてます。
プロケーブル氏はミュージシャン系との記載があり、感覚的判断が多いのにも符号し腑に落ちました。
 
 
 
Unknown (ブリ)
2018-05-29 10:45:14
お久しぶりです。

最近ちょっと気になった事があるので質問させてください。
ピアノや女性ボーカルの高域で音圧が高まった時にDH3から音が割れたようなジリジリというのが聞こえます。試しに他のスピーカーで聞いてみるとそのような事は起こりません。
ちょうどクリスオーバー付近での帯域だと思うんですが、シオーヤさんはどのように思われますか?
 
 
 
Unknown (シオーヤ)
2018-05-30 20:36:12
>Dominant7thさん

僕も511Bは外置きでした。
鳴き止めの対策を十分に行わず、ハイブーストも試すことなく1.4inスロートに移行してしまったので、上記対策を行っていたらどんなサウンドだろうか?っと興味が湧くところです。
プロケーブル殿はミュージシャンでいらっしゃるかと思います。CDも販売されてますよね。


>ブリさん

若干クロスオーバー周波数が低いのかもしれません。
音量を小さくしてスピーカーに耳を近づけて聞こえず、音量を大きくしてスピーカーに耳を近づけて聞こえるのであれば、クロスオーバー周波数を1.5kHz程度まで上げた方が良いかもしれません。
それかR1とR2の直列接続の抵抗に対して並列にコイルを挿入して-12dB/oct気味にしてDH3の低域を遮断するのも面白いかと思います。

いずれにせよ、上記確認を行ってみてください。
 
 
 
ノイズ (ブリ)
2018-06-09 17:47:32
お世話になります。

例のノイズは音量を絞った時にも出てますね・・・
そういえばDACを最近入れ替えたのでその影響でしょうか?TA2020が凄く良かったので安い中華DACを試しに購入してみました。でもこのDACを貸し出した友人のシステムにはそういった症状は出てないです。

以前はPOPPULSE WM8741を使っていました。
でも音質は今回のBreeze Audio PCM1794 SU2
の方が勝ってると思うんです。

音源の問題でしょうか?
 
 
 
原因の切り分け (シオーヤ)
2018-06-09 19:27:12
音量を絞っても聞こえるのであれば、他に原因がありそうですね。
原因機器を判断するには別のDACと比較してみたいところです。

TA2020のボリューム位置でノイズが変化するということはありませんか?
 
 
 
Unknown (ブリ)
2018-06-09 20:32:58
ありがとうございます。

TA2020は可変抵抗器を挟みたくないと思い、スルーにしています。

確かにWM8741では出ない症状です。
やはりDACが原因でしょうか・・・
 
 
 
Unknown (シオーヤ)
2018-06-14 20:29:11
DAC周辺に原因があるのは間違いないようですね。

次はDACとPCの接続(OSやアプリ)に問題があるのか?
DACのアナログ出力に問題があるのか?
原因の切り分けをしたいですね。

先ずはOSやアプリの設定を確認してみてはどうでしょうか。
 
 
 
604-8Gの特異なつかいかた (we16a555)
2019-08-07 08:42:47
B&Wのノーチラスを自作した経験から604-8Gを40X40X40センチの前後開放箱に入れ低音だら下がりをグライコで補正し30HZまでフラットに再生するシステムで音楽を楽しんでおります。その低音は軽くのびやかで素晴らしいと自負しております。この音を聞いていただき他ともいます。
 
 
 
Unknown (シオーヤ)
2019-08-10 01:28:12
ほとんどバッフル効果のない状態で鳴らされているんですか?
その状態で604を30Hzまでフラットに補正するのはかなりの大入力なのでしょうね。

九州近辺にお住まいであれば、ぜひお伺いしたいです!
 
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