以前より大きな問題を抱えていた我がリスニングルームでしたが、本日その問題解消する事が出来ました。
その問題というのは左右のシンメトリーの不完全さです。
以下の落書きはリスニングルームを真上から見たものですが・・・
Altecの斜め前方には“机”と“TVラック”があります。
図で見る限りそれなりにバランスが取れていそうですが実際はそうではなく、音を反射する面積の少ない“机”と32型ブラウン管TVを収めた“TVラック”では明らかに後者の方が音を反射しているようだったんです。
TVは中高音のホーンを避けて低い位置に設置していたんですが、その位置はちょうど低音ホーンと同じ高さになってしまう訳でして。
対策は施していました。
TVを覆うような吸音材を置いてはいたんですが、それでは不十分な事を音楽が語っていたんです。
バスドラのアタックとボーカルのセンターが微妙にズレる・・・。
ボーカル自体も低い声で曖昧になるのは、きっとそこに原因があるのだろうと感じていました。
で、先日問題の32型ブラウン管TVは昇天されて、本日やっとオーディオルームから搬出したんです。
音は想像した方向に整ったんですが、想像よりも大きく改善されました~。
低音がよりハッキリとして、ボーカルもクリアに定位が良いです。
音に芯が通り、より迫ってくるような印象。
・・・でも今度は若干左によっているような気も?します。が、これは調整可能な範囲だろうと感じています。
そんな問題を解消して、みゆきさんを肴に泡盛を呑んでいると・・・Altecがみゆきさんの声でなじってくるんです。
「私の声はこんなに太くないわよ?」って。
やっぱり816Bエンクロージャーのリヤバッフルは補強しないといけないようです。
基本816Bは鳴かないエンクロージャーですが側板は若干、リヤバッフルは700㎜×500㎜×18㎜の合板ですので結構鳴くだろうということは想像できます。
しかし僕は816Bを横置きにしているので、側板には自重と311-60ホーンと288Kドライバーの重量が掛かるのでダンピングされているはず。箱鳴りはしているとすればリヤバッフルだけだろうと。
このリヤバッフルの鳴りぐらいは残しておいて良いかな?っとも思っていたんです。
バスドラの量感を助けてくれているようでしたから。
でも、みゆきさんの声でお叱りを受けては対応するしかありませんね~。
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本日、210をさらに補強して鳴らしたところ低域がいままで以上に
タイトに飛んでくるので困りました。
CD-700のDACを使用してアナログ時代の低音が蘇って来ました。
空気感が自然に近いんですよ。
自作DACが完成するとPA同様確実に箱鳴きするでしょうね。
ふと515B時代を思い出しましたよ。
当時と同じで、補強付き裏蓋は専用を作るかな?
210の補強は遣り甲斐がありそうですね!
VOTTを自己専用に追い込んでゆく作業は精神宇宙旅行?みたいな印象なのかな??っと羨ましく拝見させていただいてます~。
こちらは元々タイトで低音が出ない箱ですんで、残った僅かな余裕をどこまで削るか?っという簡単なものになるんじゃないかと思ってます。
>Nong-Khaiさん
817は816から派生した機種だから基本的に一緒かと思っていましたが、よく考えるとリヤバッフルは単純に倍の面積でダブルを受けるのですから、より箱鳴りしていそうですね。
でも側板はバスレフポートでシッカリと補強されていて鳴く要素はリヤバッフルだけなんでしょうか。
僕は容量拡大も同時に行おうかと思っていましたが、ヤッパリ止めて補強だけにとどめようと思います。
しかし用心の為に僕も専用補強付き裏蓋を作成する案で往かせて頂きます~。
>空気感が自然に近いんですよ。
その再生を箱鳴りが阻害している雰囲気も感じますね。
バスドラに限れば量感を与えてくれていると思っていた箱鳴りが、じつは曇らせているんじゃないかと気付きました。