傷ついた羽 オオムラサキ Sasakia charonda Hewitson

仕事場のコンテナに被せたブルーシートに薄茶色の見慣れぬ蝶、
ん？タテハ蝶の仲間かな？それとも蛾の仲間？？
近づいて見ると羽を開いた、その羽はボロボロ
え？もしかしてその羽の色と模様はオオムラサキ？？？
可哀想なボロボロの羽、困ったな～今日はコンデジ持って来ないよ～
あっ、引き出しにずっと前の131万画素のデジカメあったっけ！
マクロで撮影しようと近づくとその♂は力も無く崩れるように70cmほど下のアスファルトへ落ちた。
もはや逃げる力も無いのだろうか？
いつならフォークリフトが忙しく動き回る場所だが幸い今日はフォークは動かない。
梅酢？塩のミネラル？滲んだアスファルトから離れない。
そうだ！横からの写真を撮ってないわと気づき50分ほど経ってから見に行くとまだおとなしく吸密ならぬ吸梅酢？していた。
マクロでと近づくと今度は見事に翔びたつ蝶。
初めて見た実際に飛ぶ国蝶オオムラサキ、 写真で見ていて中位の大きさと思っていたが意外と大きい蝶、アゲハ蝶に近いかな。
だけど国蝶というにはあまりにも傷んだ羽が哀れだった。