VEGAの小部屋

主に今までの旅の思い出や撮影の備忘録です。

奏鳴館

2006-07-01 21:45:10 | ノンジャンル
1年ぶりの奏鳴館
今日はこのオルガニート140弁に逢うのが目的。
オルガニート140の演奏CDをヤフオクで数ヶ月待って入手して初めて聴いた時の感動を思い出させる。
優しく響くその音色、今は残念ながらこの奏鳴館ですら聴く事が出来ないらしい。
もう永遠に聴く事が出来ないのだろうか?
Y技師さん、この名機をどうか1度だけ復活させて下さい。



可愛いオートマタ「シャボン玉を吹く少女」
これも愛らしくて今回の目的。
顔の造りが愛らしいのでジュモーヘッドかな。
昔のジュモーヘッドのオートマタは何とも愛らしくて美しい。
残念ながらこのオートマタ、シャボンを吹く実演はしていない。
パンフレットにはシャボンを吹く姿が載っているのだが...
100年近く昔のものだから洋服の生地も強い照明の光では色褪せ傷むのだろう。
薄暗い片隅でケースに飾られている。
ストロボを遠慮したのでかなりピンボケ。



可愛い「ステーションオルゴール」
これも私の好きなオルゴール、残念ながら奏鳴館では実演が無い。
コインオペレートでスポットを浴び音楽に合わせてクルクル回り出す愛らしい人形達。
何と素朴で愛らしいオルゴールなのだろう。



オルゴールの展示室は色々な機種がいっぱい。
シリンダーオルゴール、ディスクオルゴール、オルガンタイプetc.
この展示室の特徴はそれぞれの機種の音色をヘッドホンで聴き比べが出来ること。
私の好きなレジーナやMIRAも勿論展示中。



展示室を見ていたら大好きな「カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲」が聴こえて来て慌てて部屋を出る。
2階の展示室から?と思ったが音は違う方向から...
何だ館内CD?、と思っていたら併設の喫茶の中のデスクオルゴールの響きでした。
旧三協精機製作所が誇る国産ディスクオルゴール「80弁オルフェウス」の優雅な音色。
早速レアチーズケーキを注文し次のコンサート迄の待ち時間を過ごす。
30分間ずっとカヴァレリア・ルスティカーナをエンドレスで聴かせてもらいました。
何度聴いても美しすぎるメロディーです。
ディスクオルゴールにはあまりにもマッチしすぎて...
何故か「TRICK」のエンディングに「ラッキーマリア」でアレンジされています。



2階の展示室はガイドさんが時間に合わせて解説をしてくれる。
この可愛いデザインのストリートオルガン「DELEIKA」、来る度にチャレンジしているけれど一定の速度で廻すのはなかなか難しいですね。



蓼科を抜けて

2006-07-01 00:17:41 | ノンジャンル
伊那へ向かった。
せっかく行くのだから蓼科を抜けて行こう!
「一石二鳥以上!」がモットーの私、
濃霧の中をマリーローランサン美術館・バラクライングリッシュガーデン・諏訪大社下社・奏鳴館と見て伊那へ着く。


マリーローランサン美術館(初)
裏道から行ったのでナビ無しの私には分りにくい場所にあったけれど、独特の優しい色彩に心が和む。
特別好きな画家ではないけれどこの柔らかな色彩使いはシャガールより好きかもしれない。



バラクライングリッシュガーデン(3回目)
お天気悪いけれど駐車場はいっぱい。
ガーデニングブームの影響も有り凄い人出。
人のいない空間を写すのは難しい状態。
薔薇は終わりで茶色く変色した花殻も目立つ。
だから薔薇のアップが殆ど撮れない。
毎回思うけれどここは入場料が高い!



諏訪大社下社秋宮(初)
同じ駐車場を使って隣の奏鳴館には何度か来ているのに有名な諏訪大社には行った事が無かった。
お賽銭をあげて願い事をと思いつつ登ってみると丁度厳かに結婚式の真っ最中。
これではお賽銭の音も目だってしまうのでそっと引き返す。
ウエディングドレス全盛の今だけど、昔ながらの伝統を守った挙式は格調高くてピンと空気が張りつめる。
後姿の花嫁さん、お幸せに...



奏鳴館(4回目)
私の大好きな奏鳴館。
今回も尊敬するY技師はお休みでお目にかかれなかった。
箱根や那須で見た8m巨大オルゴールジオラマ製作とかオルガニート140製作にまつわるお話をいつか聞かせて下さい。