キャンピングカー  ビークル blog

お買い得情報・ビークルスタッフの日常をお届けします!

電気のはなし~はじめての検電~

2010年09月17日 | 製作のあれこれ
こんにちは。製作スタッフのVITALITYです。

この季節は連休やイベントが目白押し、当社にも
大勢のオーナーさんや新規のお客様方にお越し頂いて本当に有難いです。
私は製作の方ですので、直接お話しする機会は少ないのですが、
やはりそこは手塩にかけて育てた(造った)車ですので、

お~久し振りだなぁ~、何年ぶりだよ~元気(無故障)にしてたか~とか、

ずいぶん男前(ドレスアップ!んっ男だったの?)になったな~とか、

新しいパートナー探しのお客様には、
写真旅行のためなら…やっぱりブロスデュオかな~?とか
勝手に想いを巡らせています。

また、週末ともなると納車も多く、お待たせしているにもかかわらず、
内心はもう行っちゃうのかよぉ~と少し寂しい気持ちになります。

いいかぁ、嫁いだからには二度と戻ってくるなよ~(修理とか)と、まるで花嫁の
父親の気持ち…
怪我や喧嘩をするなよ~(事故とか)と子供を送り出す親の気持ち…う~ん…複雑。

とは言っても100%そうとはいかず、やはり、器具の故障など
ご迷惑をお掛けしてしまうこともあります。

特に遠方の方や出先での不調の場合、すぐに点検することができず、不安のまま
過ごさなければならなくなります。

そこで気休めですが、多少なりとも電装品の理屈が解れば安心できるかと思い
ご説明させて頂きます。

ビークルのキャンピングカーには元のベース車両のバッテリー(メインバッテリー)
の他に、もう一つ室内にバッテリー(サブバッテリー)を載せています。

これによって室内に設置された器具を作動させているというわけですが、
車のバッテリーは直流12Vなので、簡単に言うと充電式の乾電池みたいなものです。



上の写真は、LED照明を9Vの四角い乾電池でヒューズを通して点灯させています。

また車の場合、マイナス(-)側の配線はボディアースと言って、ボディの金属部分全体
を配線代わりに使用して簡略化していますので、主にプラス(+)側の配線を行い
マイナス(-)側の配線は器具の近くの金属部分から取り出すような形となります。

そして安全のためプラス(+)側の配線には必ずヒューズを入れるようにします。

ただし相手は電気、そのままでは目視できません。
そこで検電テスターの登場です。



コードのクリップでマイナス(-)側を、本体の針先でプラス(+)側の配線を
触ると、電気が来ていれば光る仕組みになっています。



実際のバッテリーでもこんな感じです。

これがあれば、細かい数値はわからなくても故障箇所の判断や特定がある程度
出来ますし、DIYでオーディオや電装品を取付けする時などにも役立ちますので、
ぜひお持ちになることをお薦めします。
(カー用品店やホームセンターなどで購入できます。)

また、当社のキャンピングカーには、室内照明や冷蔵庫・換気扇などそれぞれの器具の
大本として、ヒューズ入りの集中スイッチを採用しています。





大雑把に結線してみると、サブバッテリーから集中スイッチに入って
個別にそれぞれ送られて行く…という感じです。

そして万が一ヒューズが切れた場合には、赤く光って判るようになっています。



結果、これらの状況を見極めて判断していくこととなりますが、
実際はなかなか難しいかも知れません。ゴメンナサイ…

私も製作スタッフの一員として、長期間ノントラブルで付き合える車造りに
精進していきますので、これからもビークルキャンピングカーを可愛がって
下さいね。
よろしくお願いします。



    イベント情報 

いよいよ明日から2日間(9/18土19日)は 「神奈川キャンピングカーフェアinよみうりランド」 です!!

9/20(月・祝)~26(日)は 神奈川キャンピングカーフェア アンコールinビークル です!!
※22(水)を除く

 9/14のブログ記事  にチラシを載せていますので、見てくださいね。



 ☆ランキングに参加しています☆
いつも応援いただき、ありがとうございます。

↓ぽちっとクリックお願いします↓
にほんブログ村 アウトドアブログ キャンピングカーへにほんブログ村

※クリックしていただくと、ランキングのページに移動します。
さて、ビークルの順位は一体???