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ミニコンポ修理大作戦の巻

2012年11月27日 | スタッフのつれづれ
こんにちは。製作スタッフのVITALITYです。

最近はPCオーディオに移行して、めっきり使わなくなったミニコンポ(古)ですが、
ちょこっと手軽にいい音を楽しむには、やっぱり便利。
特にONKYO製品は、アンプ部が単体の製品に匹敵するくらい優秀なものが多い
ので(ディスクリート構成やアナログ抵抗を使ったボリュウムetc…)、他のメーカーの
ミニコンポとは一線を画する音が楽しめます…ということで、
久々に引っぱり出してきて電源ON!

CDをセットして…ゲッ!!
トレーが閉まってもCDを認識せずにすぐにOPEN…ガ~ン!!
とじな~い、よみこまな~い、つかえな~い…。(悲)



さてと、しょうがない直すとするか…。大抵の場合、ピックアップレンズを掃除
すると直るのですが、今回の症状はトレーの出し入れに連動するピックアップ
本体の上下動の不調が原因(多分)ぽいので、きっとそこに使われるゴムベルトが
経年劣化で硬化や伸びを起こしているに違いない…。(憶測)
とりあえずバラしてみるしかない…フフフフ…。(不敵な笑み)

表側から見えているビスを外し、天板と化粧パネルを取り外します。
そしてノブ類を外し、隠れているビスも外してフロントパネルを取ります。

 

ここからが厄介です。戻すときのことを考えて、注意しながらフラットケーブルを
抜いていきます。(慎重に)
MDドライブを外し、その下の黒いプラスチックカバーも取り外します。(ツメが折れそう困)

 





お~やっと見えてきた。(汗)
CDドライブのトレー部分を、ロックピンを抜いて完全に外してしまいます。





ここに隠れているゴムベルトこそが今回の故障の張本人です。
いいものを永く使ってほしいと公言するメーカーだけあって、あらかじめ故障箇所を
限定して(直し易く)設計しているのかナァ…

なんかメルセデスやBMWみたいに、古くなっても消耗部品を交換することによって
新車同然にシャキッとするようになる設計(力の逃し方)と似ているような…

事前に取り寄せていた新品と比較してみると…

 

一目瞭然です。
部品はオンラインパーツショップの“CDパーツマン”さんにお願いしました。
ゴムベルト1本 250円、送料は普通郵便にて80円。助かります。(嬉)

焦らず落ち着いて元に戻して(トレー部分は手でゆっくりと動かして
ピックアップ本体との連動がうまくいっているか確認してから)電源ON!!



ちゃんと読み込んでいます。無事完了です。(ヨカッタ、ヨカッタ)

ついでに手持ちのスピーカー2組(フルレンジのブックシェルフ型4本)を使って、
スピーカーマトリックス結線にしてしまおう。



2本だけ位相を逆転させてつなぐことで、ボーカルやソロパート等の
センター定位の音が消されて再生されるので、結果、幻想的な感じに鳴り
擬似的にサラウンド再生されてしまうという方法です。
使うスピーカーや再生する音楽の種類にもよりますが癖になりますよ。(笑)




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