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被害者は国民

2023年12月12日 07時05分00秒 | 日記
某放送局の深夜放送で前編後編の2回の放送が有りました。

太平洋戦争に突入した1941年12月から
1942年の1年間を個人の日記などから見ていくのです。

新聞記者やら軍部の人やら赤城の乗組員や出産したての奥さんなどなど。

まずオープニングの画像には遺体が!?

コチラは真珠湾攻撃に向かうゼロ戦の映像

全編を通して見ての感想。
日本の軍部の上層部や参謀と言われる人たちは高給をとって名誉も与えられながら全く仕事をしてなかった。

軍の上層部は敵国に勝つための準備をして負けない戦争を遂行するべき人たち。敵国から国民を守るべきタスクを負った人たちと考えます。

参謀については負けない戦闘をさせるべく作戦を立てる犠牲者を少なくして戦果を大きくする役割を持った人と考えます。


結果論ですが、ミッドウェー海戦で主力空母4隻を沈められた時、敗戦は決まっていた。

軍はその時に正しく判断し、嘘のニュースを流さず国民に正しい判断を仰いでいたら、
その後の1945年の原爆投下までの悲惨な道のりを辿らなかったのでは?

番組では1942年がテーマのためガダルカナルの死亡者数を、激戦による戦死者は5,000人、餓死や怪我や疾病で亡くなったのは15,000人と言いました。

戦闘よりも食料がなかったりマラリアなど病気で亡くなる人が多かったのです。

このガダルカナル撤退については陸軍と海軍の責任のなすり付け合いとメンツのため撤退時期が伸び伸びになり、そういう無駄な犠牲者を生み出していたのです。

結局、軍の上層部や参謀は国民や兵隊の命より自分達のメンツにこだわって適切な判断を下せなかった。その責任を国民や徴兵された兵隊が負わされたと言うことになります。

いつの世でも善良な国民が政治屋さんの尻拭いをさせられると言うことです。

ワタシは増税メガネの尻拭いはしたくないですネ。