VICKYからの贈りもの

元保護犬イングリッシュセターのAMELIE、RALPH、BONA、GINOとの楽しい日々の思い出を綴ったブログです。

ママの日記

2020年12月31日 | RALPH
Ralph

美味しいものを食べるわけでもなく
野山を走るわけでもなく

今はポカリスエットと栄養補給液だけで
私たちの傍に居てくれている

今のRalphに楽しみはないはず
あるのは
Ralphが温かいのことを何度も確認する私たちに安心を与えてくれる優しさ
それは自分のために生きていることよりも
私たちのために少しでも長くこの世に居てくれているように思う

今日こそお別れになるかも‥と
願いに反して、
そう自分に言い聞かせ覚悟している毎日

毎日毎日が、一日一日が、
一分一秒がRalphとの残されたかけがえのない時間

本当は〝覚悟〟なんて出来ていないけれど
Ralphがくれた、これまでの素晴らしい時間
我が家の子になってくれたことの
感謝の気持ちを
いま、最期を迎えようとしているRalphに
精一杯伝えたい

Ralph、我が家のタカラモノ
私の自慢の子
これからも永遠に我が家の子

Ralph
ありがとう

**********
12月18日金曜日

昨夜からRalphの意識が朦朧としており、ポカリさえもほぼほぼ口にしなくなった。
丸一日寝ている。

ただ、嬉しいことに今朝、とても健康的なウンチをした。
2-3日ぶり。続いて抱き上げると、その拍子にオシッコもでた。1-2日ぶり。
Ralph、偉いぞー!

今日はパパも私も出勤。
パパは会議で遅くなるため、私が初めて17時の定時退社。
最速で帰ることが出来る電車に飛び乗り我が家へ。

Ralphの容態はゆっくりと確実に衰退しており、今日こそはお別れになるかも‥と朝、家を出た。

玄関を開け、Ralphの身体が冷たくなっていることも覚悟し、リビングのドアを開けた。
ベッドからRalphの後ろ脚が投げ出されていて、やはり最悪なことが頭をよぎったが、
すぐさまRalphの頭を触ると温かい。
かけているブランケットを剥いで胸の動きを息をとめて凝視すると、胸が上下に動いている。
Ralph、生きてる!
嬉しくて嬉しくて号泣。

Ralph、ありがとう、、て何度も言い
抱きしめた。

Ralph、生きていてくれて
ありがとう。

**********
12月19日朝

Ralphが温かいことにまた泣けた。
Ralphを抱きしめてお礼を言った。

Ralph、Ralph
ありがとう。

**********
12月21日 2時半

Ralphが目を開けている
穏やかに息をしている

頭を撫でて
肉球の匂いを嗅いで
涙を拭いて
ポカリを飲ませて

Ralphの右目は
Ralphのくりくりまなこのまま
わたしをじって見ていて

その瞳はRalphの性格を顕すように
とても穏やかだけれど
寂しそうにも見える

今のRalphが言いたいことを
わたしは解ってあげられない
でも、
Ralphにはわたしの気持ちを精一杯に伝える

Ralph
Ralph
Ralph
わたしのタカラモノ
いつでも傍にいるよ

3時半
Ralphはまだ起きている
さっきよりは瞳にチカラがない
でも穏やかに息を繰り返している

Ralph、おやすみ

3時50分
眠くなったのか
赤目になって寝はじめた
スヤスヤと小さな寝息をたてて

愛おしいRalph

4時
Ralphを見ると
瞳を開けている
時々瞬きをする

大丈夫だよ、Ralph
傍にいるよ

Ralphは強い子だなぁ
いい子だね
可愛い可愛い自慢の子

5時半
Ralph、温かい
今日を迎えることが出来た

**********
12月23日

奇跡かもしれない
明日はクリスマスイブ

Ralphの身体が温かい

Ralph
すごいぞーー!

**********
12月24日 クリスマスイブ

0時8分
Ralphとクリスマスイブを迎えることができた。

うちの子記念日を迎えることはとても難しい
と思っていた容態であったのに
その日を迎えることが出来た。
でも、今、
Ralphが生きていてくれていることこそが
真の奇跡!

Ralph
苦しくない?
お腹すいていない?
目は見えている?

無理をしないで、Ralph
Ralphのタイミングで虹の橋を渡っていいのよ

もちろん
ずっとパパママの傍にいてもいいからね

**********
12月25日 1時43分

Ralph 永眠

**********
12月26日

Ralphの身体は冷たい
もう、決して目を開けることはない

昨日より哀しみが増している
Ralphの死が実感として湧いてきた
そして明日、
Ralphを荼毘に付す

Ralphの身体をもう二度と
二度と抱きしめることは出来ない

明日、Ralphの身体が消えてしまうなんて
私は耐えられるだろうか

Ralph
パパもママも
がんばるよ

Ralphが頑張って生きてくれていたように

でも
哀しみが後から後から押し寄せて
息が出来なくて苦しい

**********
12月27日

Ralphを荼毘に付した

27キロあった体重が12.1キロになっていた
こうなるまで私たちの傍に居てくれたと思うと
〝もっと生きていて欲しかった〟
などとは決して言えない
Ralphは充分なほどに私たちの傍に居てくれて
そして本当に力尽きた

うちの子記念日を迎えたあと
無理だと解っていながら
次はchristmasを目指そう
などと言っていたけれど‥

25日の日付が変わってまもなく
旅立つなんて
Ralph、
私たちに最高のchristmas presentを
くれたのね

Ralphの居ない暮らしに
哀しみは日に日に増すと思うけれど
Amelie達がいるので
頑張って暮らしていきます

Ralph
ありがとう
愛してやまない私たちの自慢の子
私たちのかけがえのないタカラモノ

Ralphと暮らすことができた11年は
パパママの財産です

Ralphのパパママになれて幸せでした
この先もパパママだけどね

Ralph
Ralph
ありがとう
最愛の子



最後のお出かけ

2020年12月31日 | RALPH
RALPHが虹の橋を渡って一週間。
そちらの世界でみんなと楽しくやってますか?
VICKYやBONAの姉妹ペティとヴォーノに会えたかな?
よく遊んだ懐かしいお友達やCACIの仲間が居るから寂しくないんじゃないかな。
こちらは何とか元気にしているけど、RALPHの居ない生活はすごく淋しい。
身体の大きさだけじゃなく、存在も大きかったからね。

25日に日付が変わった午前1時43分までだったけど、一緒にクリスマスを迎えることが出来た。
これはサンタさんからのプレゼントだったのかもしれない。
願いを叶えてくれてありがとう。

うちの子記念日の翌日、みんなでお散歩したのが最後のお出かけ。



この時はまだ顔を上げることも出来たし表情もあった。




園内をお散歩してきたAme&Bona&Mintたちも合流。






この日は天気も良く暖かかったので、久しぶりに土の匂いや植物の匂い、風を感じることが出来た。
特に何する訳でもなかったけど。



それでも一緒の時間を過ごせたのはとても幸せなこと。
家に帰って来てからも足をパタパタと動かしてたもんね。
気持ちはみんなとお散歩していたのかな。
RALPHが楽しんでくれたのなら、それだけで俺は満足。
これが最後のお出かけになってしまったけれど

愛しきRALPH、また会おう!

2020年12月30日 | RALPH
2020年12月25日午前1時43分、RALPHが虹の橋へと旅立ちました。
家族に見守られながら静かに心臓が止まり安らかな最期でした。
クリスマスの日に逝ってしまうあたりがRALPHらしいかな。


病気や事故ではなく老衰で看取れたのは最高のお別れでしょう。
最後まで悔いなく愛情を注ぐことが出来たし、悔いなく介護も出来たと思う。
やれる事はすべてやった。
別れの時が訪れるのは覚悟してた。
いや、していたつもり・・・
だけど、RALPHを失った悲しさと淋しさで毎日心が張り裂けそうだよ。
会いたいよ、RALPHに。
思いっきり抱きしめたいよ、RALPHを。
一緒に遊びに行きたいよ。
だけど、それはもうできない。
そんなことは分かってる、分かっているけど心がそう叫んでいる・・・



RALPHと過ごした11年は本当に幸せだったよ。
11年前のCACIのブログ「センターの子供たちを救おう!」に掲載された1枚の写真。
君のその優しい眼差しに一瞬で心を奪われ「この子を家族に迎えたい!」と強く思ったのを憶えている。
その願いが叶って2009年12月5日に君を家族に迎えることが出来た。
あの時の気持ちは今も忘れはしない。

週末は車でお出かけして山を走ったり、川や湖で泳いだり、フィールドでは雉を探したり、
冬は雪遊びを楽しんだり、休みの日はとにかく遊んだよね。
車に乗ってお出かけするのが大好きで、よくAMELIEと助手席の争奪戦をしてた。
行きはAMELIE、帰りはRALPHだったり、その逆もあったね。

毎年秋は旅行に行ってたね。
特に長野県は何度も行ったから思い出も多い。
ビーナスラインに車山高原、美ヶ原高原や蓼科湖、白馬に黒姫高原、上田城に松本城と。
初めての場所でも安心して遊ばせられた。
東北旅行では紅葉見ごろな十和田湖を走り、雨の奥入瀬渓流にも行ったよね。
最後に行った旅行では富士山にも行ったし、元気なうちに色んな所に行けて良かった。
どれもこれも楽しい思い出ばかり。
もう少しだけ元気だったRALPHと楽しい思い出を作りたかったな。

12月27日正午を少し回った頃、静かにお空へと旅立だったね。
家を出る時、AMELIE、BONA、MINTが不安そうな表情で見送っていたよ。




12年前VICKYの時にお世話になったペット霊園宇都宮でRALPHと最後のお別れをしました。
とても親切で遺族に寄り添う心遣いをしてくるので、辛くて悲しかったけど温かい気持ちでお別れすることが出来ました。



ここは山に囲まれた長閑な場所にあるので、きっとRALPHも喜んでくれたことでしょう。



最後はお骨になって帰宅。


生前27キロあった体重が、亡くなった時は半分以下の12.1キロまでに瘦せていた。
老衰で骨と皮だけの状態になりながらも、よくクリスマスを迎えられたと思う。
正直うちの子記念日が迎えられないと思っていたから。
そのくらい危険な状態と背中合わせの毎日だった。
今年はコロナの影響で4月から月の半分が在宅勤務になり、そのお陰でこれまでの年よりRALPHと過ごす時間が多く持てた。
沢山君に語り掛け、これまでの自分の過ちを謝り、沢山のありがとうを伝えることができた。
何より家族全員で君の最期を看取ることが出来て良かった。

息を引き取って冷たくなったRALPHを遠くから不思議そうに見つめていたAMELIEとBONA。
恐る恐る遺体の匂いを嗅いで、ただならぬ事がRALPHの身に起こったことは感じているはず。
まして自分やママさんが声を大にして泣いているのだから心配しないわけがない。
一緒に同じ時間を過ごしていたAme&Ral&Bonaの強い絆。
RALPHが居なくなった事を不思議に思っているに違いない。
何となく居ない生活が始まったことは理解していると思うけど、もう会えない事は分かっているのだろうか・・・
精神的にショックを受けてないか、それだけが心配。

12年前にVICKYが虹の橋を渡った時は、VICKYが自分のすべてだった。
だから毎日遺骨を抱きしめては泣いていた。
それしか出来なかった。
でも今は違う。
RALPHを失った深い悲しみや淋しさはVICKYと変わらない。
心にぽっかり大きな穴が開いてしまったけど、AMELIEとBONA、里親募集中のMINTとの暮らしは続く。
だから泣いてばかりいられない。
AMELIEとBONAのためにも上を向いて生きていかなくては。
辛いけど心配させないように明るくしてないとね。
これからはお空の上からAMELIEとBONA、MINTを優しく見守ってください。

まだまだRALPHのこと沢山伝えたい事はあるけど、残りは自分の心の中にしまっておくよ。
君はみんなを温かく見守る太陽のような子だった。

最高にカッコ良くて、最高に優しい自慢の子。
RALPHの笑顔、大好きだったよ。

これからも永遠に家族だよ。
RALPHのことは永遠に忘れないよ。


俺の愛しいRALPH、さようなら。
また会おう!

【感謝】RALPHうちの子記念日11年

2020年12月05日 | RALPH
RALPHを家族に迎えて今日で丸11年。
本当にこの日を迎えられたことに心から感謝!感謝!感謝!
RALPH、本当にありがとう。
お肉やケーキは食べられないけど、ささやかながら大切な日のお祝いをしたい。


正直この日を一緒に迎えられると思えないほどの状態だった時期もあったので、
この大切な記念日を迎えられたことが何よりも嬉しい。
こんなに幸せな日々が過ごせているのはRALPHの命を救ってくれたCACIの皆さんが居たからこそ。
RALPHと出会わせてくれたことに心から感謝しかない。
本当にありがとうございます。


今は立ち上がることも歩くことも出来ないけど、一緒に過ごせているだけで、ただそれだけで幸せ。
折角のめでたい『うちの子記念日』くらいは元気だった時の写真で祝いたい。




この頃はそれなりにわんぱく坊やだったね。






楽しい思い出しかない。





来年一緒に迎えるのはかなり厳しいと思うけど、可能性はゼロではないので希望だけは持っていたい。
それが叶う叶わないは別として。
まずはクリスマスを目標にして「Happy Xmas(War Is Over)」を聞きながら家族みんなで穏やかに過ごしたい。
それまで楽しく介護しながら希望をもって一日一日を大切にしたいと思う。
みんなRALPHのことが大好きだから・・・