日本の未来「あした」を考える

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香港記者、暴行受け負傷 被災地取材中

2018-05-12 23:06:32 | 国際情勢

 香港ケーブルテレビは12日、中国四川省都江堰市で四川大地震発生10年の取材をしていた同テレビの記者が、見知らぬ男2人から暴行を受けて負傷したと伝えた。地元当局に被害を届け出たが、男らの身元が分からないため「対処できない」と言われたという。

 同テレビは四川省などに対し「徹底した調査」を要求。香港記者協会も「記者の身の安全と取材の権利」を守るよう求める声明を出した。

 香港メディアによると、暴行を受けた記者は学校の倒壊現場周辺で遺族の追悼の様子などを取材していた。(共同




大使館エルサレム移転は「父母が出会った感じ」と米出身ユダヤ人入植者

2018-05-12 23:00:55 | 国際情勢

 第3次中東戦争(1967年)でイスラエルが占領したヨルダン川西岸には120以上の入植地があり、世界各地からきたユダヤ人が住んでいる。トランプ米政権が在イスラエル大使館を西部テルアビブからエルサレムに移す14日は、イスラエル建国から70年の記念日。国際的な批判を受ける入植活動に携わる米国出身のユダヤ人入植者に、意義を聞いた。(ヨルダン川西岸エフラット 佐藤貴生

 エルサレムから車で南に30分の入植地エフラット。

米シカゴ出身で85年からここに住むアーディ・ゲルドマンさん(65)は「イスラエルは多くの国境が変更された近代史の中でできた。ユダヤ人国家として存続できる保証などなかった。この70年の出来事は奇跡だ」と胸を張った。

 国際法違反とみなされる入植活動は国際的な批判を浴び、イスラエルとパレスチナの和平の障害ともなってきた。米国がエルサレムをイスラエルの首都と認定し大使館を移転させることに多くの国が反対するのは、将来の和平交渉をいっそう難しくし、占領の固定化や入植の是認といったメッセージになりかねないと危惧するからでもある。

 だが、米国とイスラエルの市民権を持つゲルドマンさんは、大使館移転は「父と母がエルサレムで出会うような感じで、とてもうれしい」と手放しで喜んだ。移転を見送ってきた歴代米大統領には、「パレスチナ側をなだめるような姿勢で、弱さを示している」と手厳しい。ゲルドマンさんらには、入植も「首都認定」も当然のことなのだ。

 入植地といっても、エフラットは緑に囲まれた高級住宅地を思わせる街並み。2000年代初頭にはパレスチナ人の若者が、自爆直前で射殺される事件も起きた。いまは入植地内の建設現場でパレスチナ人たちが働いている。「親しくはするが、友人ではない」。ゲルドマンさんがいった。




拉致「既に解決」と強調 北朝鮮、安倍政権を非難

2018-05-12 22:54:25 | 国際情勢

 

 

 


 北朝鮮の朝鮮中央通信は12日、安倍政権が「既に解決した拉致問題を再び持ち出して世論を形成している」と訴え、「朝鮮半島の平和の流れを阻もうとする稚拙で愚かな醜態だ」と非難する論評を配信した。

 朝鮮半島情勢を巡る対話の流れを受け、安倍晋三首相も拉致・核・ミサイル問題を包括的に解決し、過去を清算して日朝国交正常化を目指す方針を掲げているが、論評は拉致問題は既に解決済みとする従来の立場を繰り返し日本をけん制した。

 論評は、2008年に途絶えた北朝鮮核問題を巡る6カ国協議でも、日本が拉致問題を持ち出して妨害したと主張。日本が朝鮮半島情勢の肯定的流れに「逆行」して拉致問題を取り上げるのは「同情を集めて過去の清算を回避するためだ」と反発した。(共同


「23年に有事統制権移管」 韓国国防相が見通し

2018-05-12 22:51:26 | 国際情勢

 

 【ソウル=名村隆寛】韓国の宋永武(ソン・ヨンム)国防相は12日までに、有事作戦統制権の米韓連合軍から韓国軍への移管について「2023年には移管される」との見通しを明らかにした。文在寅(ムン・ジェイン)政権で移管時期が示されたのは初めて。

 宋氏は11日、文在寅大統領に23年の完了を見込んだ国防改革案を報告。その後、国防関連の討論会で移管時期に言及した。先制攻撃能力、韓国型ミサイル防衛、報復能力の3軸体系が23年に完成するとし、「周辺国に中堅国家として完璧な国力を示し得る軍事力を持てるだろう」とした。来月の米朝首脳会談を念頭にした発言との見方もある。

 米韓は10年の韓国海軍哨戒艦沈没を受け、合意していた12年の移管を延期。14年には無期限延期となった。文氏は就任前に「任期中(22年)の移管」を訴え、就任後も自主国防に基づく移管を目指していた。




「台湾の武力統一は100時間以内で可能」 中国軍元幹部が主張

2018-04-13 19:32:52 | 国際情勢

平成30年4月13日

 

 【台北=田中靖人】中国の人民解放軍の元幹部が、台湾の武力統一についてのシミュレーションの結果、米軍来援前の100時間以内に台湾を攻略できると主張し、注目されている。

 元南京軍区副司令員の王洪光氏がネット上で発表した。

 これに対し、台湾の陳宝余副参謀総長は12日、立法院(国会に相当)外交・国防委員会の質疑で「不可能だ」と否定した。