Goal 平成30年10月16日 22:46
71歳のウルグアイ代表指揮官、オスカル・タバレスが森保ジャパンの攻撃力に脱帽だ。
日本代表は16日、キリンチャレンジカップ2018でウルグアイ代表と対戦。南野拓実の2ゴールと大迫勇也、そして堂安律に代表初ゴールが生まれ、3失点したものの4得点でロシア・ワールドカップ8強のウルグアイを退けた。
ウルグアイは先日の韓国代表戦の敗戦を受けて、今回の日本代表戦は現状のベストメンバーと言える布陣で試合に臨んだ。試合後、会見に臨んだタバレス監督は「日本代表に関しては祝福の言葉を送りたい。非常に価値にふさわしかった」と日本代表を称賛した。
また、乱打戦になったことに関しては、「今日は7ゴールが入った試合だった。実際はもっと入ってもいいくらいチャンスがあった。両方に守備面に課題があった。試合を通して選手は積極的に前を向いてくれた」と、守備に関して不満をのぞかせたが、奮闘した選手たちを評価した。
また、2選手を交代して並びも変えて臨んだ後半について、タバレス監督は「リードを奪われた状態で何かしらの解決策が必要だった。選手のパフォーマンス、フィジカル面のパフォーマンスを踏まえた上で変更した」と説明。「ウルグアイは後半序盤、非常に良かった。2つのチャンスを作ったが、日本のGKに防がれた。その後、日本の爆発的な攻撃に選手は消耗してしまった。その後、選手はフィジカル面で消耗してしまった」と、ファインセーブを見せたGKの東口順昭と日本の選手の躍動感に押されたことを認めた。
1-2で敗れた韓国戦から今回のアジア遠征で2連敗となったが、2チームについては、「日本と韓国の両チームともいいチーム。韓国はインテンシティの高さに驚かされた。日本はスピードが速く、前線のコンビネーションがよかった。私たちは時間をかけて新たな可能性を模索していく段階にある。日本と韓国は私達に比べて明確なチームができあがっている」と、日本と韓国のパフォーマンスに驚いている様子だった。
そして、改めて「日本代表がウルグアイを上回っていた。私は今日の試合が長旅のせいとか疲労蓄積のせいとか言い訳はしたくない」と日本代表を褒めたたえたタバレス監督。最後に、「ウルグアイから日本にやってくるのは、時差も12時間あったりして非常に辛い。しかし、日本への旅行はいいことがある。過去3回訪れて、ウルグアイは4回来日していて、そのうち一回は私が来日できなかった。常に温かく迎えていただいて、日本は素晴らしい国だと思います。感謝します」と丁寧に答え、会見を締めくくった。
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