イスラエル軍は14日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの関連施設数カ所を空爆した。13日にイスラエルとの境界に近いガザ東部で行われたデモで、イスラエル軍兵士1人が負傷したためとしている。
ハマスは報復として50発以上のロケット弾や迫撃砲弾をイスラエル領内に向け発射。イスラエル軍は数発を対空防衛システム「アイアンドーム」で撃墜した。 イスラエル軍とハマスの応酬は断続的に続いており、エジプトなどが情勢沈静化に向け双方に働き掛けているという。
ガザでは3月末からイスラエルや米国への抗議デモが断続的に発生し、これまでにイスラエル軍の銃撃を受けるなどした130人超が死亡した。最近ではデモ参加者らが発火物付きの風船やたこを放ち、イスラエル側で火災被害が拡大。緊張が高まっている。(共同)
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