住宅総研Vivien研究員の業界REPORT

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トヨタホーム社が丘&ミサワホーム工場見学/プレハブ建築協会

2011年10月14日 | 住宅業界
年に一度、プレハブ建築協会主催で会員会社とジャーナリストが合同で現場見学会・懇親会を行っている。
今年は名古屋方面にて、トヨタホームとミサワホームの見学会を企画してくれた。
最初に向かったのはトヨタホーム(トヨタすまいるライフ)が開発・建築(建物オーナー)した賃貸住宅「GreenCourt社が丘」。
   
専有面積66.26㎡~84.66㎡(賃料10.6万~14.2万円)が総戸数31戸というファミリータイプを
隣接する猪高緑地の景観にマッチするよう、丘の高低を活かし緑道を配置したゆとりあるランドプランで
[第23回すまいる愛知住宅賞]を受賞したもの。(全戸入居済)
6棟ある内の1棟(7戸)はペット可で、他住戸より1割高の家賃であるが全入居。
玄関にペット用シャワーも。入居者は多くが法人、関東からの転勤者のようで多摩ナンバーの車などが並んでいた。
 
建物オーナーであるトヨタホームとしては開発に5億円もかけてしまったので
10%ほどの利回りで「お恥ずかしい」という事だったが、特に人気エリアでもないようなので好調な滑り出しである。

次に、江南市にある「ミサワファクトリー名古屋」へ工場見学に。エンドユーザーが学び体感できるテーマ館を併設。
 
HYDRID住宅の工場だが、メインの木質住宅の実物大展示もあり
  
ミサワホームの技術と性能を他社比較もしながら紹介している。記者の皆さんも大地震の揺れを体験(何度もやってると思うのですが・・・)
 
ミサワのニューセラミック外壁は鉄筋入りのパネルになっているのが特徴。
型は彫刻家の手彫りによるデザインで陰影の美しさを作り出す。その型版で一枚一枚抜いて超巨大高炉で焼く。
(ここから、工場内は写真撮影禁止でお見せできないのが残念)
  

見学工程後、今夜は宿から木曽川の鵜飼に出かける(屋形舟で風流に川下り)。
ライトアップされた国宝の犬山城を川越しに眺める。
鵜飼は見事に披露されたが、皆さん「鵜はサラリーマンそのものだ・・・」とだんだん不憫になってくる。
 
 
『おもうしろうて やがてかなしき 鵜舟かな。芭蕉』と池上住宅産業新聞社長。















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