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プラスチック製容器包装及び分別収集物の再商品化(材料リサイクル・ケミカルリサイクル)残さ処理方法内訳

2024年05月31日 15時45分04秒 | 容リ法 プラ新法

容リ協会「残さ処理方法 プラスチック」から

 

容リ協会のホームページで、
プラスチック製容器包装再商品化の残さ処理方法内訳が更新されている~

プラスチックのリサイクル、
いろいろ問題多し、特に、やり玉に挙がるのが材料リサイクル、、、
ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)など取り出してペレットやフラフとしての再商品化手法なので、、半分は処理残さとなるので、、、2023年度の処理実績でみてみると、やはり材料リサイクルは約48%が残さとなっている。残さの処理内訳は単純焼却はないものの、焼却エネルギー(17.3%)、RPF化(42.7%)、工業用燃料(36.5%)となっている~

また、容リ協会の「リサイクルのゆくえ プラスチック製容器包装」では、市町村の保管施設ごとの再商品化事業者、再商品化製品利用事業者(公表同意のみ)、「再商品化事業者および利用事業者・利用用途一覧表」も掲載、例えば「令和6年度保管施設別落札再商品化事業者および用途分野(プラスチック製容器包装)」では、江東区分は富山環境整備の材料リサイクル で、PS(製品プラ含む)4社で再生樹脂、PE(製品プラ含む) 、PP(製品プラ含む) と細かく、再商品化製品 再商品化製品利用事業者(予定) 用途(予定)を掲載、、

 


 

指定法人ルートのプラスチック製容器包装処理実績

2023年度市町村からの引取実績は
 プラスチック製容器包装 62.15万トン
 分別収集物 3.40万トン
合計 65.55万トン

再商品化手法別内訳
材料リサイクル   37.16万トン
ケミカルリサイクル 28.39万トン 
 高炉還元 1.66万トン
 コークス炉 21.29万トン
 ガス化 5.44万トン


2023年度は分別収集物含む、
材料リサイクルの残さ179,712トン ←約48%残さ
処理の内訳
 単純焼却        0トン
 焼却エネルギー 31,128トン(17.3%)
 RPF化     76,725トン(42.7%)
 工業用燃料   65,676トン(36.5%)
 その他      6,183トン(3.4%)

ケミカルリサイクルの残さ6,025トン約2%残さ
処理の内訳
 単純焼却     506トン
 焼却エネルギー 1,632トン
 RPF化      990トン
 工業用燃料   2,807トン
 その他      90トン

 


 

公益財団法人 日本容器包装リサイクル協会

残渣処理方法 内訳

材料リサイクル、ケミカルリサイクルの再商品化に伴い発生した残さの処理方法の内訳です。
令和5(2023)年度以降は、分別収集物も含まれています。

 

 

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