■一般廃棄物処理基本計画/清掃工場を長寿命化の方針/15年改定、最終処分量削減も
都政新報 [2013/12/03]
東京二十三区清掃一部事務組合は「一般廃棄物処理基本計画」(2010~20年度)の改定に当たって、清掃工場の長寿命化を新たに盛り込む方針を決めた。基本計画はおおむね5年ごとに改定することになっており、清掃一組は既に都区の清掃担当部長を交えた「改定検討委員会」で改定作業に着手。今年度末にごみ量予測や清掃工場施設整備計画などの中間まとめを行い、15年2月ごろに計画を決定する予定。
エェェェ、、そうなの?!
区民との意見交換会の場では、「新たに盛り込む」というほどの気合いは全く感じられなかった。むしろ逆に、そうもいかないという反論ばかりが記憶に残っている。が。確かに、改定における検討事項として、施設整備計画では「施設の耐用年数や長寿命化に関する検討をした上で、必要な焼却能力を確保するとともに、財政負担の低減・標準化についても十分配慮したものとする」というまどろっこしいことが書いてある。清掃一組、現一般廃棄物処理基本計画計画でも「清掃工場の長寿命化につとめていきます。」という一文は入っている。23区のこれまでの建替えの実績では、25~30年程度のようだ。いまアセスの準備に入っている目黒清掃工場の場合は26年ということになる。既存工場の古い工場より、新しい工場ほど長い寿命に耐えられるということなのかもしれないが、長寿命化計画での整備計画をつくれば、その間の建替え工場の重なりにもかなりの余裕がでてくるので望ましい。交付金も、長寿命化計画がないと申請しづらいのか?!
■日野市/可燃ごみ広域処理を具体化/関連補正予算案を提出/基本設計・アセスに着手へ
都政新報 [2013/12/03]
日野市は小金井、国分寺両市との可燃ごみ広域処理化を目的とする新ごみ処理施設の建設準備経費2474万円を盛り込んだ補正予算案を11月29日開会の第4回定例市議会に上程した。大坪冬彦市長は「地元にはまだ、広域化に反対の人が多い」と認めた上で、「交付金の問題もあり、今後の市政運営を考えれば、進めざるを得ない」と述べ、事業の具体化に踏み切る決断を下した。
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