東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

三菱ケミカル 生分解性プラスチック「BioPBS」を使用した紙コップの発売について

2018年10月01日 19時50分13秒 | ごみ全般/環境政策

三菱ケミカル「生分解性プラスチック「BioPBS」を使用した紙コップの発売について」から


今日、環境ビジネスオンライン「生分解性プラスチックでコーティングした紙コップ さっそく三菱ケミカルが発」で、「三菱ケミカルは9月27日、同社が開発し特許を有する生分解性プラスチック「BioPBS™」でコーティングした紙コップを、日本紙パルプ商事が10月に販売開始すると発表した。」という記事があったのだが、、、、それはそれでいいのだろうが、、、

日本の場合、使用済みの紙コップは、リサイクルされなければほとんどが焼却されるので、、それよりも、リサイクルしやすい紙コップの開発を願う、防水加工された紙コップは大量に集まればリサイクルも可能のようだが、、紙リサイクルの禁忌品なので、、「BioPBS」は紙リサイクルに支障をきたすのだろうか? どうなんだろう?

生分解性プラスチック「BioPBS」を使用した紙コップ」は、米国など、埋立ごみにするところでは、いいだろうな~

 

三菱ケミカル

2018年09月27日

三菱ケミカル株式会社

三菱ケミカル株式会社(本社:東京都千代田区、社長:和賀 昌之、以下「当社」)の生分解性プラスチック「BioPBS™」を用いた紙コップが、日本紙パルプ商事株式会社(本社:東京都中央区 社長:渡辺 昭彦、以下「日本紙パルプ商事」)より10月に販売開始されます。

BioPBS™は、当社が開発、基本特許を有し、当社とPTT Global Chemical Public Company Limitedが折半出資するPTT MCC Biochem Company Limited(本社:タイ王国バンコク市、社長:杉本 龍一郎)が製造する植物由来の生分解性プラスチックで、土中の微生物によって水と二酸化炭素に分解されるため、自然環境への負担が少ないという特徴を有しています。今般、日本紙パルプ商事は、そうした生分解性に加え、BioPBS™の耐熱性・柔軟性・シール強度に注目し、BioPBS™を従来のポリエチレンに代えて紙コップの内面ラミネートに用いることとしました。

当社は、BioPBS™について、従来のコンポストバッグや農業用マルチフィルム向け以外に、コーヒーカプセル、紙コップ、ストローなどの食品関連等、多方面への用途開発を進めており、既に複数の海外大手ファストフードチェーン等との協議を行っています。

当社は、三菱ケミカルホールディングスグループが掲げる「KAITEKI※」の実現に向け、今後もBioPBS™をはじめとする生分解性プラスチックや植物由来プラスチックの研究開発・用途展開を加速させ、循環型社会の構築やSDGsの達成に貢献して参ります。

※ 三菱ケミカルホールディングスグループのオリジナルコンセプトで、「人、社会、そして地球の心地よさがずっと続いていくこと」を表します。

 
 

日本紙パルプ商事株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長 渡辺 昭彦)は、植物由来の生分解性プラスチックBioPBS™を使用した紙コップを開発いたしました。

BioPBS™は、三菱ケミカル株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 和賀 昌之)が、PTT Global Chemical Public Company Limited(本社:タイ・バンコク)と、折半出資子会社として設立したPTT MCC Biochem Company Limitedが製造・販売する製品で、土の中に埋めると、微生物の力で水と二酸化炭素に自然に分解される特徴を有しています。また、一般的な生分解性樹脂の中では高い耐熱性を持ち、紙基材とともに自然分解が可能であることから、紙コップの内外面に用いられるラミネート層の用途等に適しています。
当社は、BioPBS™が環境に優しく、かつ耐水・耐熱性に優れた紙コップのラミネートに適した素材であることに注目し、開発に向けて各種加工メーカーとの調整を進め、量産の準備を整えました。今後は、紙コップ以外のラミネート製品においても用途展開を検討し、海外での事業展開も進めてまいります。

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 富士山眺めながら、 河口湖畔... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ごみ全般/環境政策」カテゴリの最新記事