茶臼岳から望む朝日岳(たぶん歩いただろう道のりを赤い線で、、)
那須連山の茶臼岳(1,915m)と朝日岳(1,896m)に行ってきた~
那須ロープウェイで茶臼岳の9合目までシュートカットして、、、、
東京駅から東北新幹線で那須塩原駅まで。那須塩原駅からは東野交通の乗合バス「那須線」でロープウェイ駅まで行く。(2日間有功の那須高原フリーパス券を購入すると200円お得)ロープウェイは20分間隔で運行しているが、帰りのバスの那須塩原駅行きの最終時刻が15時23分なので、それに合わせた山行計画。(いつものメンバー、企画担当さん、しっかりした計画を立てて、工程表まで作成してくれるのでありがたい。)ほぼ予定通り、計画よりも30分程度の余裕となった。無事終了
2017年7月19日(水) 那須連山ミニ縦走
【新幹線】東京駅 6:40発 → 那須塩原駅 7:50着 (やまびこ203号)
【バス】 那須塩原駅 8:05発 → 那須ロープウェイ駅 9:22着
【ロープウェイ】那須山麓駅着 9:40発 → 那須山頂駅 9:50 着
ロープウェイ那須山頂駅(9:50) ⇒ 牛ヶ首分岐(10:00) ⇒ 茶臼岳山頂(10:30) ⇒ <昼食> ⇒ 硫黄鉱山跡(11:36) ⇒ 峰の茶屋跡 避難小屋(11:40) ⇒ 恵比須大黒(11:55) ⇒ 朝日の肩(12:20) ⇒朝日岳(12:30) ⇒ ⇒ 峰の茶屋跡 避難小屋(13:30) ⇒ ⇒ ⇒ ロープウェイ那須山麓駅(15:00)
【バス】 那須山麓駅 15:23発 → 那須塩原駅 16:40 着(最終)
【新幹線】 那須塩原駅 17:02発→ 東京駅18:16 着 (やまびこ216号)
ロープウェイ那須山頂駅の標高1,684m、ここからスタート
歩いてすぐに牛ヶ首分岐、牛ヶ首方面に行くと、無間地獄など火山の噴煙など、、
私たちは茶臼山頂を目指す、、
平日とはいえ、かなりの人、人、人
火山特有のガレ場、、
茶臼岳山頂 1915m
茶臼岳は活火山、噴煙もみえるが、硫黄のにおいもかなりする、、、
峰の茶屋跡 避難小屋
峰の茶屋跡からの下山コースがみえる 峠の茶屋方面に下りる
振り返りみえる茶臼岳、ロープウェイ駅もみえる、
丸っこい茶臼岳に比べて、同じ火山でも朝日岳は鋭利な岩峰
どこもかしこも岩場には、クサリ場だけでなくごていねいに手すり状クサリまで付けてある、
老若男女、誰でも気楽に登山できていいのだろうが、自分の足で苦労して登るという感覚は失う、そして思わぬ事故が増えてくる、、もっとも、事故はどんなところでも起こりえる、どんなところも気を抜かず、一歩一歩、踏みしめて歩くしかない~
目指す朝日岳の山頂がどこなのか、歩いているとよくわからなくなる。おおきな岩峰を左に巻き込むと、岩場の連続、クサリ付きで、
トラバース部分もしっかりとクサリ場で、大きな岩場には、木をボルトで打ち込んで階段状にしてあった、
コルまで上がれば一安心だが、けっこうこういうガレ場は危ないのだ、
今日の山行は、朝日岳に登った後、同じコースを戻るので、登りながら下りの心配も、、山の事故は下りに多いので、、
やっと急勾配を登って、朝日の肩に到着
登っている間は朝日岳はみえなかったので、肩まで出ると左方面に行くのかと思ったら、左は三本槍岳方面で、めざす朝日岳は右にあった
朝日の肩から朝日岳には10分程度
朝日岳山頂(1896m) トンボがたくさん飛んでいた~
朝日岳頂上から三本槍岳方面?
朝日岳を下りて、避難小屋までもどり、一見なだらかにみえる下山コースに、、、ただし、石がごつごつで実に歩きずらかった~
茶臼岳の噴煙かな? 茶臼岳を登っているときは硫黄のにおいもずいぶん漂っていたが、、
お天気はよかったが、那須地方雷注意報も出ていたので、空模様、雲の状況を見ながらの山歩き。しかし、、雷も鳴らず、ほっとした、なにしろあの岩場や稜線で雷は避けたいので、ほんとうによかった。今日のコース、人気があるのか、バスで一緒だった女性の3人組、今回で3度目の挑戦とか、過去いずれも強風や悪天候で縦走中断になったとか、、、事故もなく無事に終了してよかった。
当初の計画では、先週、1泊で行く予定だったが、お天気の様子見で延び延びに、そしてやっとの決行は日帰り登山ということになった。先週の泊まり登山であれば、メンバーの夫さんも1人同行ということであったが、残念、、予定は未定でしばし変更で、またの機会ということに、
久しぶりの新幹線、やっとジパングの3割引が使えた。なにしろ、2012年の秋に白神山地にJR東日本「大人の休日倶楽部パス=4日間乗り放題15,000円」で行くというので、あわてて入会して、その後、ほとんど利用しないままに会費を払い続けているので、、、遠出をしてもJRでない場合もあるし、飛行機もあるしで、、、とりあえず、いつもの低山ハイキングよりも少しは登山の気分を味わえた~
那須連山ミニ縦走(茶臼岳から朝日岳へ) 写真70枚
おもわぬアクシデントが~
なんと、朝日岳の山頂間近で、どうも歩きづらいなと、、、足下を見ると、左の靴底がぺろりと剥がれている。つま先部分はかろうじてくっついているようだが、、びっくり仰天。どうしたものかと、、予備のひも類は持っていないし、、、なんとか、靴紐が長めだったので、底に回して結んで凌いだ。靴をかばいながら、、ひもが切れないように気をつけながら、、、ヒヤヒヤものだった。
そして、避難小屋からの下りの途中で、今度は右の靴底も同じようにぺろりと剥がれてしまった。同様になんとか靴紐で結んで止めて、、、最近は、ちょっとした山登りやハイキング用に、運動靴っぽいトレッキングシューズを履いていた。スポーツ用品店で買った、それなりにお金を出した靴なのに、、、こんなアクシデントもあるのだと、、、トホホの日であった。
おまけに、東京まではなんとかもったものの、JR有楽町駅からメトロの有楽町線に乗り換えるときに、ついに右靴のつま先部分も剥がれた、土踏まずの一か所がかろうじて靴紐でとまっているだけなので、足を持ち上げるとぺろりぺろりで歩けないので、靴底を引きずりながら人のジャマにならないスペースをみつけて、しばし休憩。どうしたものかとはたと考え、,,プラスチックのレジ袋でつま先部分をなんとか縛って、、、ゆっくりゆっくり帰宅の途に、、、長年山歩きをしているが、靴が崩壊したのは始めて、それも両足同日で、、、、、
今回は、直接命に関わるアクシデントではなかったのでよかったが、、、ほんとうに何があるかわからない、これを教訓にテーピングテープを持ち歩くことにした。そして、ザックに予備のひも入れておくことにした。
那須岳の主な峰(那須五岳)「ウィキペディア」
茶臼岳(栃木県那須郡那須町)
標高1,915m。噴気あり。山頂部は非常に広く、噴火口に近い区域は硫黄の臭気が漂う。山頂部に緑は殆ど無い。
朝日岳(栃木県那須郡那須町)
標高1,896m。最も峻険な山体を有する鋭鋒。山頂部狭い。山体は岩場やガレ場が多い。山頂部に緑は殆ど無い。
三本槍岳(栃木県那須塩原市、福島県西白河郡西郷村)
標高1,917m。那須岳の最高峰。低木など緑も見られる。三本槍岳という勇壮な名称を冠するが、実際には山頂部は丸く狭い。
南月山(みなみがつさん)
標高1,776m。
黒尾谷(くろおや)岳
標高1,589m。
那須岳ロープウェイパンフレット
那須ロープウェイパンフレット (2017-03-10・3722KB)