環境省HPより 平成21年3月17日
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=10923
微量PCB混入廃電気機器等の焼却実証試験(第7回)の実施について(お知らせ)
環境省は、鳥取県、鳥取県境港市、島根県松江市及び三光株式会社の協力を得て、微量PCB混入廃電気機器等の焼却実証試験を実施することとしましたのでお知らせいたします。
1.趣旨
PCBを使用していないトランス等の中に、実際には微量のPCBが混入した絶縁油を含むもの(以下「微量PCB混入廃電気機器等」という。)が大量に存在することが判明しており、これらの処理体制の整備が課題となっています。
環境省は、微量PCB混入廃電気機器等の処理体制の整備に向け、既存の産業廃棄物処理施設において微量PCB混入廃電気機器等が安全かつ確実に処理できることを確認するため、今般、関係自治体である鳥取県、鳥取県境港市及び島根県松江市並びに実証試験施設の設置者である三光株式会社の協力を得て、微量PCB混入廃電気機器等の焼却実証試験を実施することとしました。
焼却実証試験の概要は、以下のとおりです。
2.焼却実証試験の概要
(1)実施期間
平成21年3月24日(火)~3月26日(木)
(2)実施内容
現在稼働中の産業廃棄物の焼却施設に、数十ppm程度のPCBを含む絶縁油を投入し、排ガス中のPCB濃度等を分析することにより、これらが適正に処理されていることを確認します。
また、実施に当たっては、専門家(廃棄物処理、分析、健康影響等)の助言を得ることとします。
なお、本試験においては、燃焼ガスを850℃以上の温度に保ちつつ、2秒以上滞留させて行うものとします。
●これまでの「微量PCB混入廃電気機器等の焼却実証試験」実施状況
■微量PCB混入廃電気機器等の焼却実証試験実施状況一覧
http://homepage2.nifty.com/koshi-net/sub/pcb/sonota/teinoudopcb.htm#syoukyakusiken
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