城南衛生管理組合は、可燃ごみ焼却施設「クリーンパーク折居」の放流水から、有害物質の六価クロム化合物が基準値の3・8倍検出されたと発表したという。(参考「ごみ施設の放流水から基準値3・8倍の六価クロム化合物 環境へ影響は確認されず」)
2022年10月24日
クリーンパーク折居の放流水中の六価クロム化合物基準値超過について
クリーンパーク折居放流水の定期測定のうち令和4年9月1日にサンプリングした結果において、六価クロム化合物濃度の基準値(0.25㎎/Ⅼ)を超える0.95㎎/Ⅼが検出されました。
原因は、2号焼却炉下コンベヤ(灰の一部を受ける水槽)の水抜き作業時において、排水処理工程を誤って短縮させ、十分な希釈が不足していたことによるものと断定しました。
宇治市指導のもと、約1カ月間、定期測定(1回/週)及び簡易測定(毎日)を行い、経過観察していましたが異常値等の問題はありませんでした。
なお、クリーンパーク折居放流水は、宇治市公共下水道に排出しており、9月1日の定期測定で六価クロム化合物濃度が基準値を超過したことに伴う影響は少なく、周辺環境に支障はありませんでした。
今後、適切な管理・処理に努めてまいります。