東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

那須塩原クリーンセンター 指定廃棄物「解除」で焼却開始 「モニタリングで安全性保つ」環境省が説明

2022年01月27日 14時09分51秒 | 放射性廃棄物など

那須塩原市の那須塩原クリーンセンターで指定廃棄物が解除となった廃棄物の焼却が始まったようだ~
東京新聞「那須塩原クリーンセンター 指定廃棄物「解除」で焼却開始 「モニタリングで安全性保つ」」によると、26日ピットに投入分は、「トラック一台で牧草 約1.5トン。2019年8月の測定で放射性セシウム濃度は3400Bq/Kgだった。」、「農家からの搬入は12月ごろまでの予定で、並行して実施する混焼は来年3月ごろまで続く。」という、、

那須塩原クリーンセンターは、灰溶融炉も稼働しているんだ、、,,
指定廃棄物混焼前の焼却灰セシウム濃度、、、
やはり23区の清掃工場の飛灰などよりも高濃度、,, 

那須塩原市 Nasushiobara City

那須塩原クリーンセンターの焼却灰の測定結果

那須塩原クリーンセンターより排出される焼却灰(主灰、飛灰、溶融スラグ、溶融不適物)の放射能濃度の測定結果をお知らせいたします。

なお、平成27年4月から灰溶融を再開したため、現在は飛灰、溶融スラグ、溶融不適物の3項目を測定しています。

また、平成23年7月分測定結果より、放射性物質汚染対処特措法の測定項目であるセシウム134とセシウム137の測定結果をお知らせしています。

  • (注1)主灰とは、焼却炉の底に溜まる灰
  • (注2)飛灰とは、ごみ処理施設の集塵機(バグフィルタ)に溜まる灰
  • (注3)溶融スラグとは、主灰を約1500℃の高温で溶融して生成されるガラス状の固化物

12月測定結果

飛灰、溶融スラグ、溶融不適物ともに1キログラム当たり8,000ベクレルを下回っておりますので、那須塩原市一般廃棄物最終処分場へ埋め立てています。

飛灰測定結果

  • 測定日:令和3年12月2日(木曜日)
  • 測定業者:エヌエス環境株式会社
  • 単位:1キログラム当たりのベクレル
測定結果
核種 放射能濃度 検出下限値
セシウム-134 20 20
セシウム-137 720 20
740  

溶融スラグ測定結果

測定日:令和3年12月2日(木曜日)

測定業者:エヌエス環境株式会社

単位:1キログラム当たりのベクレル

測定結果
核種 放射能濃度 検出下限値
セシウム-134 検出下限値未満 20
セシウム-137 33 20
33  

溶融不適物測定結果

測定日:令和3年12月2日(木曜日)

測定業者:エヌエス環境株式会社

単位:1キログラム当たりのベクレル

測定結果
核種 放射能濃度 検出下限値
セシウム-134 検出下限値未満 20
セシウム-137 87 20
87  

 

那須塩原クリーンセンターの概要

那須塩原クリーンセンターの詳細
  熱回収施設 リサイクルセンター
延床面積 6573.92平方メートル 3052.14平方メートル
建築面積 3176.32平方メートル 1627.50平方メートル
構造 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 鉄骨造、一部鉄筋コンクリート
建設費 6,688,500,000円 1,396,500,000円
着工 平成19年2月 平成19年2月
竣工 平成21年5月 平成21年3月

施設の特長

灰溶融炉

850℃~1,000℃の高温でごみを焼却処分して発生した灰を溶融炉で溶かし、資源として利用します。

熱エネルギー有効利用

ごみの焼却熱を蒸気に変えて、タービンを回して発電します。作られた電気は施設で使われ、余った電気は電力会社に売却します。

 



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | NTT東ら、超小型バイオガス装... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

放射性廃棄物など」カテゴリの最新記事