那須塩原市の那須塩原クリーンセンターで指定廃棄物が解除となった廃棄物の焼却が始まったようだ~
東京新聞「那須塩原クリーンセンター 指定廃棄物「解除」で焼却開始 「モニタリングで安全性保つ」」によると、26日ピットに投入分は、「トラック一台で牧草 約1.5トン。2019年8月の測定で放射性セシウム濃度は3400Bq/Kgだった。」、「農家からの搬入は12月ごろまでの予定で、並行して実施する混焼は来年3月ごろまで続く。」という、、
那須塩原クリーンセンターは、灰溶融炉も稼働しているんだ、、,,
指定廃棄物混焼前の焼却灰セシウム濃度、、、
やはり23区の清掃工場の飛灰などよりも高濃度、,,
那須塩原クリーンセンターの焼却灰の測定結果
那須塩原クリーンセンターより排出される焼却灰(主灰、飛灰、溶融スラグ、溶融不適物)の放射能濃度の測定結果をお知らせいたします。
なお、平成27年4月から灰溶融を再開したため、現在は飛灰、溶融スラグ、溶融不適物の3項目を測定しています。
また、平成23年7月分測定結果より、放射性物質汚染対処特措法の測定項目であるセシウム134とセシウム137の測定結果をお知らせしています。
- (注1)主灰とは、焼却炉の底に溜まる灰
- (注2)飛灰とは、ごみ処理施設の集塵機(バグフィルタ)に溜まる灰
- (注3)溶融スラグとは、主灰を約1500℃の高温で溶融して生成されるガラス状の固化物
12月測定結果
飛灰、溶融スラグ、溶融不適物ともに1キログラム当たり8,000ベクレルを下回っておりますので、那須塩原市一般廃棄物最終処分場へ埋め立てています。
飛灰測定結果
- 測定日:令和3年12月2日(木曜日)
- 測定業者:エヌエス環境株式会社
- 単位:1キログラム当たりのベクレル
核種 | 放射能濃度 | 検出下限値 |
---|---|---|
セシウム-134 | 20 | 20 |
セシウム-137 | 720 | 20 |
計 | 740 |
溶融スラグ測定結果
測定日:令和3年12月2日(木曜日)
測定業者:エヌエス環境株式会社
単位:1キログラム当たりのベクレル
核種 | 放射能濃度 | 検出下限値 |
---|---|---|
セシウム-134 | 検出下限値未満 | 20 |
セシウム-137 | 33 | 20 |
計 | 33 |
溶融不適物測定結果
測定日:令和3年12月2日(木曜日)
測定業者:エヌエス環境株式会社
単位:1キログラム当たりのベクレル
核種 | 放射能濃度 | 検出下限値 |
---|---|---|
セシウム-134 | 検出下限値未満 | 20 |
セシウム-137 | 87 | 20 |
計 | 87 |
熱回収施設 | リサイクルセンター | |
---|---|---|
延床面積 | 6573.92平方メートル | 3052.14平方メートル |
建築面積 | 3176.32平方メートル | 1627.50平方メートル |
構造 | 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 | 鉄骨造、一部鉄筋コンクリート |
建設費 | 6,688,500,000円 | 1,396,500,000円 |
着工 | 平成19年2月 | 平成19年2月 |
竣工 | 平成21年5月 | 平成21年3月 |
施設の特長
灰溶融炉
850℃~1,000℃の高温でごみを焼却処分して発生した灰を溶融炉で溶かし、資源として利用します。
熱エネルギー有効利用
ごみの焼却熱を蒸気に変えて、タービンを回して発電します。作られた電気は施設で使われ、余った電気は電力会社に売却します。