東京23区のごみ問題を考える

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~ごみ問題のスクラップブックとして~

飯舘村蕨平の木質バイオマス発電施設「飯舘みらい発電所」7月中旬に営業運転開始<利用燃料は地元間伐材、バーク(樹皮)等年間約95,000トン、、>

2024年07月10日 17時53分55秒 | 放射性廃棄物など

飯舘村蕨平の木質バイオマス発電施設「飯舘みらい発電所」の竣工式は30日行われ、今月中旬に営業運転を開始する予定とのこと~(参考「「バイオマス発電所」完成 飯舘に新設、7月中旬にも営業運転」)

木質バイオマス発電施設「飯舘みらい発電所
飯舘村蕨平の仮設減容化施設跡地に建設されたバイオマス発電施設、
利用燃料は地元間伐材、バーク(樹皮)等年間約95,000トン、、

この地元間伐材と言うことは、、、当然のごとく、福島第一原発事故でたっぷり放射性物質を浴びた県内の森林木材、もちろん森林の除染などしようがないので、間伐してバイオマス燃料にすることで森林を再生したいのだろうが、、、
流動床式ガス化燃焼炉では「バグフィルタ2台設置」となってはいるが、、、
バイオマス発電施設の安全性のみならず、森林の伐採など作業者の安全は確保できているのか、

試運転中の「飯舘みらい発電所 焼却灰等の放射性物質・放射線量等測定結果」を開いてみると、、
2024年5月、Cs134,Cs137の合算値
燃料のはチップND~283Bq/kg、バーク(樹皮)ND~212Bq/kg
焼却灰 飛灰691~5,496Bq/kg、不燃物158Bq/kg
空間線量率構内モニタリングポスト0.13~0.15μSv/h

バイオマス発電、各地で火災や爆発事故が相次いでいる、、
福島の復興、林業再生・森林再生のうたい文句が、逆に地域住民の安全性を脅かすことにならないか心配だ!!

福島県は県をあげてバイオマス発電を応援しているようだが、昨年は、福島・伊達に建設中のバイオマス発電所「実態はごみ焼却炉」憤る住民<燃料は県外から持ち込まれる建設廃材と廃プラスチック>」という報道もあった~

 


 

飯舘バイオパートナーズ

新着情報・お知らせ

2024年07月02日
「飯舘みらい発電所」竣工式を執り行いました
2024年05月20日
性能確認運転(試運転)における発電の開始
2024年03月19日
飯舘みらい発電所の営業運転開始時期につきまして
2024年03月14日
東北電力ネットワーク様の送電線との系統連系(受電開始)
2024年03月01日
飯舘みらい発電所地域協議会が開催されました。

 

会社案内

会社名
飯舘バイオパートナーズ株式会社

所在地
〒960-1724
福島県相馬郡飯舘村蕨平字蕨平199番2(環境省仮設減容化施設跡地)
役員
代表取締役社⾧ 梶山 雅生
取締役     田中 丈夫
取締役     菅野 智之
取締役     佐久間 英明
取締役     佐藤 正俊
監査役     伊藤 智也
設立
2020年6月25日
資本金
3億円
出資会社
東京電力ホールディングス株式会社
株式会社熊谷組
株式会社神鋼環境ソリューション
東京パワーテクノロジー株式会社
事業内容
電気事業(発電)、熱供給事業、燃料供給事業等

 

バイオマス発電施設基本構想(設備概要)

出力 7,500kW(ボイラタイプ:流動床式ガス化燃焼炉)
年間発電電力量(※) 5,300 万kWh(一般家庭約17,000軒相当)
利用燃料 バークや間伐材等を調達 合計約9.5 万トン/年
運転開始 2024 年(令和6 年)7月頃(FIT期間(20年間)終了後も運転継続を目指す)
建設予定地 福島県相馬郡飯舘村蕨平地区(環境省仮設減容化施設跡地)

 

 


 

福島県は県をあげてバイオマス発電を応援している?
福島県における再エネ・水素分野別の取組の方向性」をみると、、、
福島第一原発事故以降、、、
◆福島県のバイオマス発電は、2011年度73MWから2020年度257.5MWと大幅に増加
◆2021年度以降も沿岸部で大型木質バイオマス発電所が運転開始予定
◆県内各地において、地域の森林資源を活用したバイオマス発電の導入及び検討が進められている、、
また、県内事業者に対し、実証研究・実用化開発・海外連携など各種の事業化補助事業を推進

福島に限らず、全国各地バイオマスばやりで発電所も乱立、、、
あちこちで木材チップなどの火災が起きている~

福島県における再エネ・水素分野別の取組の方向性
~「福島県2050年カーボンニュートラル」実現に向けた産業面からのアプローチ~
バイオマス 編
福島県商工労働部次世代産業課
エネルギー・エージェンシー ふくしま
令和5年3月23日

(抜粋)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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