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   ~ごみ問題の覚え書きとして~

消費者庁ミネラルウォーター類中のPFOS及びPFOAの 規格基準の設定について

2025年02月26日 14時14分20秒 |  PCB/DXN類など

環境省の「「水道における水質基準等の見直しについて(第1次報告案)」及び「水質汚濁に係る人の健康の保護に関する環境基準等の見直しについて(第7次報告案)」等に関する意見の募集(パブリックコメント)について」のパブコメで、、、

資料の入手方法、意見の提出方法のリンク先が下記の「「食品、添加物等の規格基準の一部を改正する告示(案)」(清涼飲料水 (PFOS及びPFOA)に係る改正)に関する御意見の募集について」となっていた~(リンク先を間違えたのか?)

ミネラルウォーター類中のPFOS及びPFOAの 規格基準の設定は、水質管理目標の目標値(暫定)50 ng/L(PFOS及びPFOAの合算値)が、そのまま規格基準の設定となっている。

なんと、水質基準の根拠とされた食品安全委員会による「リスク評価」の過程を検証したところ、大量の参照論文が差し替えられ、PFASがもたらす健康影響が過小評価された疑いが発覚したという。(「高木基金」PFASプロジェクト:「PFAS評価書」検証レポート、 3月9日(日)開催 市民フォーラム:PFAS水質基準の根拠が崩れた ― 評価のやり直しを求めます!

こんなパブコメ意味が無いと思うけど、、、
ださないことには、、、

 

令和7年2月10日開催 食品衛生基準審議会食品規格・乳肉水産・伝達性海綿状脳症対策部会 資料1-2」から抜粋
内閣府食品安全委員会による食品健康影響評価結果
PFOS:TDI:20 ng/kg体重/日(2×10-5 mg/kg体重/日)←米国と比べて200〜666 倍大きい値、EFSA(欧州食品安全機関)の60倍以上大きい値
PFOA:TDI:20 ng/kg体重/日(2×10-5 mg/kg体重/日)←米国と比べて200〜666 倍大きい値、EFSA(欧州食品安全機関)の60倍以上大きい値

水道の水質基準における検討の状況(環境省)
令和2年3月:水質管理目標設定項目としての目標値(暫定)を50 ng/L(PFOS及びPFOAの合算値)に設定
令和7年2月:現行の水質管理目標設定項目(PFOSとPFOAの合算値として50 ng/L)から水質基準項目(規制対象分子種及び規制値は変更なし)への方針案を了承

現行目標値(暫定):PFOS及びPFOAの量の和として0.00005 mg/L以下←暫定目標値は、米国環境保護庁(EPA)の2016 年の健康勧告値をもとに算出。そのEPA は2024年に新たな規制値を設け、PFOS とPFOA をそれぞれ4ng/Lに設定
改正案基準値:PFOS及びPFOAの量の和として0.00005 mg/L以下

PFOS及びPFOAに係るミネラルウォーター類の成分規格としては、以下のとおりとしてはどうか。
ミネラルウォーター類(殺菌・除菌有):PFOS及びPFOAの合算値として5×10-5 mg/L(50 ng/L)
 
 

 

e-Gov

「食品、添加物等の規格基準の一部を改正する告示(案)」(清涼飲料水 (PFOS及びPFOA)に係る改正)に関する御意見の募集について

カテゴリー 国民生活の安全・安心の確保
案件番号 235110013
定めようとする命令などの題名 「食品、添加物等の規格基準の一部を改正する告示(案)」(清涼飲料水(PFOS及びPFOA)に係る改正)
根拠法令条項 食品衛生法第13条第1項
行政手続法に基づく手続か 行政手続法に基づく手続

案の公示日 2025年2月26日NEW
受付開始日時 2025年2月26日0時0分
受付締切日時 2025年3月27日23時59分
意見提出が30日未満の場合その理由 

意見募集要領(提出先を含む) 意見公募要領   PDF
命令などの案  概要   PDF
関連資料、その他  令和7年2月10日開催 食品衛生基準審議会食品規格・乳肉水産・伝達性海綿状脳症対策部会 資料1-2   PDF
資料の入手方法 ー
備考 
問合せ先
(所管省庁・部局名等) 消費者庁食品衛生基準審査課規格基準係
電話:03-3507-9351

 

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